演奏会だより

2005年5月14日(土)
 赤ちゃん同窓会でのミニコンサート

さてさて、またもややってきました。赤ちゃん同窓会です。前回の赤ちゃん同窓会では散々な目にあった私達ですが、今回は乗り切れたのでしょうか?さっそくリポートします。

前夜まで降っていた雨も止んで、当日は心地よい暖かさが戻ってきました。「雨が降っていたら、赤ちゃんを抱えた参加者達は大変だ!」などと心配していたのですが、気持ちのいい日和となりました。

13時過ぎから受付開始、その後、代表者の挨拶に続いて離乳食試食、、、と、いつものように流れていきます。今回の参加者は50組程度と、いつもより少なめでした。会場も、ある程度の余裕がありました。参加者が多いときは、足の踏み場もないくらいに赤ちゃんとお母さんであふれています。それでも、赤ちゃん達はあちこちにハイハイして進んでいくし、赤ちゃんの兄弟達は走り回り、お母さん方の交流の声で会場は大賑わいでした。

ミニコンサートは14時35分からということで、メンバーは仕事が終わり次第、14時20分頃に集合ということになっていました。果たして今回は集まれるのだろうか?前回の悪夢が頭をよぎります。でも、当日はそれなりに仕事が一段落し、約束の時間には全員が揃うことができてメデタシ、メデタシ!といっても、もちろん本番はこれからです。音あわせ後、出だしなどを簡単に合わせる余裕もありました。

定刻になったので会場を覗いてみると、、、。まだまだ参加者の紹介や、保育士による手遊びが進行中です。子供さんと一緒に行う手遊びは人気があり、4人の保育士の音頭で、参加者達はみんなで遊んでいました。15時近くなり、ようやく出番が回ってきました。拍手に迎えられて入場です。

着席後、さっそく演奏を始めました。赤ちゃん同窓会での演奏は今回で7回目になります。さすがに緊張はしなくなりましたが、独特な会場の雰囲気にどれだけ対応できるか?それが問題です。

プログラム
・となりのトトロ
・おもちゃのチャチャチャ
・瞳をとじて
・ディベルティメントニ長調より第一楽章

赤ちゃん同窓会も回を重ねるうち、2回目、3回目の参加、、、というお母さんもいらっしゃいますので、「なるべく違う曲を」と思いますが、新入職員歓迎会を終えたばかりのメンバーにとっては、新たな曲の準備をしている時間がありませんでした。結局、新曲は一曲のみで、あとはこれまでに演奏したものを流用しました。

第一曲 : となりのトトロ 

これは、もはや赤ちゃん同窓会の定番となってしまいました。これまで、もう何回弾いてきたことでしょうか。でも、何度弾いても“キッチリ”と合わせることは意外に難しい曲だと思います。だいぶ前に、N響アワーでN響団員の四重奏団が同じ編曲譜を弾いたことがありましたが、アニメの曲であってもプロの演奏はやっぱりスゴクて驚いた記憶があります。プロの演奏に少しでも近づくべく、頑張って演奏しました。聞き映えのする編曲になっていますので、大きな拍手をいただきながら、最後の和音を弾ききりました。
(会場でのウケ ★★★)

第二曲 : おもちゃのチャチャチャ

この曲は、今回が初めてのお披露目となります。5月の雑感にも書きましたが、編曲に納得いかず、ずいぶんと書き換えてしまいました。その結果、楽譜は真っ黒!新たに書き加えた音符と消した部分とがゴチャゴチャして、とても見づらく間違えそうです。しかし、そんな心配をよそに、前の方に座っている子供達が一緒に歌い、「チャチャチャ」という部分では一緒に手を叩いて喜んでくれました。やっぱり、こういう会場との一体感っていいですね。
(会場でのウケ ★★★★★)

第三曲 : 瞳をとじて

これは先月に新入職員歓迎会で演奏したばかりです。子供向けではないですが、「お母さんが楽しめる曲」ということで選びました。付点音符が多用された平井堅に独特な歌いまわしで、和声の変化も美しい曲です。「主旋律だけでなく、内声部の動きも重視し、彩り豊かで感情のこもった演奏を!」と意気込んだのですが、子供さんたちがそろそろ飽きてきて、私達の努力はちょっと届かなかったようでした(グスン)。拍手はまばらな感じで、お母さん達は子供をあやすのに精一杯な様子です。まさか「ヒドイ演奏を聞かされて子供がぐずりだしたのではないか」とちょっと心配。でも、自分達としては、それなりに納得できる演奏だったと思っています。
(会場でのウケ ★★)

最終曲 : ディベルティメントニ長調より第一楽章(モーツアルト)

前回の赤ちゃん同窓会でのアンケートの中で、「クラシックを一曲!」というご要望をいただきました。何とも嬉しいではありませんか。私達も、ハイドン、モーツアルト、ベートーベンなどのカルテットに取り組んでいた時期もありましたが、最近では演奏環境の特殊さゆえに、完全にクラシック曲から離れています。練習しながら、「やっぱりクラシックはいい!弾いていても楽しい!」とメンバー全員が思っていました!団員の大塚は、モーツアルトを弾いている時はいつも幸せそうな顔をしています。

でも、クラシックと言っても一体どんな曲がいいのか?悩みました。クラシックの一般的なカルテットの曲であれば、一つの楽章だけでも演奏時間もそれなりに要しますので、子供達が耐えられそうにありません。結局、聞き映えがして短い曲!ということで、この曲を選びました。と、こ、ろ、が、、

最初の出だしからしばらくの間は静かになっていましたが、少しすると子供達は退屈し始め、しかもお母さん方も「あまり面白くなさそう!」という雰囲気が伝わってきました。演奏自体は悪くなかったと思いますが、最後は「ようやく終わった」という感じで、さっきよりも更にまばらな拍手となりましたアンケートでクラシック曲を希望する方もいらっしゃったとはいえ、ほとんどの方々にとっては実際あまり面白くなさそうな様子でした。
(会場のウケ ★)

一応アンコール曲も用意はしていましたが、モーツアルトが終了したの後ということもあってか「アンコール!」の掛け声もかからず(ウ〜、ちょっとサビシイ!)、実際にはスケジュールが押しているせいもあって、司会の挨拶とともにミニコンサートは終了となりました。

今日のプログラムと聴衆の反応からすると、子供が一緒に歌える曲がいいんですかね?赤ちゃん同窓会での聴衆の雰囲気は毎回違います。多少賑やかでも、掛け声や反応が良好であり「アンコール!」と大きく叫ばれることもあれば、全員が静かに聞いてくださっている様子だが反応に乏しいと思えることもあります。

毎度毎度、いろいろ考えさせられる赤ちゃん同窓会です。でも、何といっても今日は全員が定刻に集合できたので「ホントに良かった」というのが終わってみての正直な感想でした!

*本文中に記載した「会場のウケ」は、会場の雰囲気や拍手の様子などを総合して、団員が勝手に判断・推測したものです。
 
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