2004年11月
皆様、こんにちは。11月6日に行われた「赤ちゃん同窓会」では大ピンチに陥った私達ですが、仕事と音楽活動の両立の難しさを感じました。あくまで仕事あっての活動ですから、もちろん仕事第一です。
そんな中で、時にメンバーの間でこんな会話が出ることがあります。「音楽を仕事にしている人はうらやましいよな!」。プロの音楽家の方は、仕事としての音楽を通じて多くの人に楽しみや喜びを与えてくださっているわけですが、本当に素晴らしい仕事だと思います。単なるアマチュアプレーヤーの私達にとっては、プロの音楽家は憧れです。
ところで、職業人として仕事をしていくということには、楽しみや喜びもある一方で、悩みもあることでしょう。これは、自分達も職業人として日々感じていることです。社会人であれば、職種は違うにせよ、皆そうなのではないでしょうか。音楽という分野に関する専門的なことは全くわかりませんが、音楽家の方にとっても、仕事で音楽に携わっていくことにおいては楽しいことばかりではないかもしれません。私達素人が憧れている音楽の世界は、いろいろな意味で非常に大変であるとも聞きます。
私達アマチュアには、まず音楽以外に自分の仕事があります。そして仕事とは全く関係のないところで、趣味として音楽を楽しんでいます。そして音楽が大好きです。仕事が忙しいと、「カルテットの時間がない」などと思うこともあります。でも、趣味というのはそんなものなのかもしれません。仕事という場では自分の仕事に対する責任がありますから、もちろん手を抜くことはできませんが、趣味の場での音楽活動は“自分達が好きなように楽しむものだ”と考えれば、それは結構幸せなことなのかもしれません。
中国のチェリスト、趙静さんがアマチュアプレーヤーに与えてくださったメッセージがあります。
「まず音楽以外にもきちんと仕事があることがうらやましい。音楽については好きで好きで、心から音楽を愛していることを私達は尊敬します」。
多くのアマチュア達が仕事と趣味の音楽活動の両立が難しいことを感じていると思いますが、このメッセージは私達にとって大きな励みになるものと感じました。
さらに彼女はこんなメッセージも与えてくださいました。
「練習も、本番も、“いつ弾いても楽しみ”ということを忘れないで。室内楽は友だちとの“会話”です。相手はさまざまなアイデアを持っているので、尊重し合いながら演奏してください」。
弦楽四重奏に取り組んでいる私達には、こちらのメッセージも深く心に刻まれました。特に“いつ弾いても楽しみ”というフレーズのように、どんな時でも音楽を楽しんでいきたいと思っています。
仕事で忙しいアマチュアの方々。大変なこともあると思いますが、世界に羽ばたく天才チェリストがくれたメッセージを励みに、これからも是非頑張っていきましょう。
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練習後の一枚、仕事場の隅で