2004年8月
夏らしい季節が続いています。皆様、お元気でお過ごしですか。
久しぶりに活動を再開した私達ですが、その後、次々に依頼をいただき演奏を続けております。そして演奏活動を通して、カルテットの良さをメンバー全員で再確認しています。メンバーの誰が欠けても成り立たたず、またどのパートも全く同等に重要であり、4つの弦楽器が織り成すカルテットの楽しみを享受しています。
メンバーは、カルテット以外の場所としてはソロでの発表やアマオケ奏者としての活動も行っていますが、私達4人の中ではそれ以外の形態で演奏することはありません。例えば誰かがいないからといって、トリオを弾いたりすることはありません。「メンバーが欠席した場合のために、、、」などということで、弦楽トリオの楽譜も少し集めたのですが、レパートリーとして充実していません。ピアノトリオなどでは良い作品が多いですが、弦楽三重奏となると、どうしても弦楽四重奏と比べてしまうため面白みが少ないように思います。こうして、いつも4人がカルテットとして一緒に活動しています。
そんな折、遊び心から2人のメンバーは二重奏での合奏をやってみました。仕事の終わった後、いつもの“とろろ小屋”で、メンバーの2nd
Vnの川上とVaの小川はバイオリンとピアノの合奏をしました。読者の皆様は、むしろこうした弦楽器とピアノといった組み合わせでの合奏は、日常的に楽しまれているのではないかと思います。しかしこの2人の場合、他の人とはこうした形の合奏をした経験はありますが、普段はお互いがカルテット仲間であり、こうしてメンバー同士で弾くことはほとんどありません。
バイオリン名曲集みたいなものを、とりあえず次々と弾いてみました。2人とも初見であるため、ところどころつまづきながらも、弾けそうな曲を楽しみました。普段の演奏形態とは全く違いますが、これまでカルテットの中で作ってきた“合わせる”という気持ちが、こうして二重奏の場面でも役立っているように思いました。
普段の活動では、この2人は内声部担当としてお互いに合わせていく個所が多く、音楽作りにおけるコミュニケーションがとりわけ重要であると感じています。“バイオリン同士”、“ビオラとチェロ”などの合わせももちろん大事なのですが、ポピュラー音楽に取り組むことの多い当団にとっては、チェロの低音と第一バイオリンの主旋律の間で、第二バイオリンとビオラが和声を作りながら、内声部パートとして微妙な動きをしていくことが少なくありません。
こうして二重奏はともかく、カルテットでは内声部として息の合った演奏ができるよう頑張っている2人ですが、年齢がほとんど同じであることから、カルテット結成当時からプライベートでも仲良くやっています。単身赴任として自宅に帰らない日も多いため、2人で夕食に出かけることも少なくありません。最近では中年世代となり健康面で考えさせられたり、職場では中間管理職として求められる部分が多く悩まされたり、また2人は偶然にも昨年より同じ仕事場に配属となったこともあり、共通の話題を持つことが多くなりました。
同世代の方にはご理解いただけるかと思いますが、この世代は仕事から日常的な問題に至るまで、いろいろと悩みが多くなってくる時期です。これまでは単にバイオリン愛好者同士として音楽の話題を共有することが多かったのですが、最近では同じ仕事を持つ職業人として、そして何でも相談できる同世代の友人として悩みを共有し、理解し合える関係を持つことができるようなってきました。
職場の人間同士は、ふつうは仕事上での付き合いだけしかありませんが、この2人にとってはカルテットでの出会いをきっかけにして、お互いに同世代の友人に巡り合えたことは貴重なことでした。これからも、内声部のパートナーとして、そして何でも理解し合える親友として頑張っていきたいと思っています。
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おまけ その1
「カンパーイ!」
なんてことも、あります
明日からも頑張ろう!
おまけ その2
カラオケでストレス発散中!
こういう時間も大切ですよね
明日からも頑張ろう!
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“とろろ小屋”で二重奏。
つまづきながらも、
何とか合わせています。 |
カルテットでは、内声部担当として
微妙なニュアンスをうまく表現したり
音楽に美しい彩りを添えられるような
意識を持って、日頃から頑張ってます。
内声部は、決して目立つ
パートではありませんが
とても弾き甲斐があります。 |
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先日の演奏会前。
1st VnとVcが曲をさらっている間も
のんびりとしている内声部。
Vサインで余裕をこいている?らしい。 |
プライベートでは、
何でも隠さず話し合え
いろいろと相談できる
親友です。 |
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