演奏会だより

赤ちゃん同窓会でのミニコンサート
 2003年11月8日(土)

半年ぶりにやってきました。赤ちゃん同窓会でのミニコンサートです。

前回の赤ちゃん同窓会では、こうした企画での余興演奏について考えさせられる部分が多く、このまま継続してよいのか迷っていました。そのため、今回の依頼は遠慮させていただくつもりで一度はお断りしたのですが、主催者側から強い要望があり、再び演奏することとなりました。

前回の経験を生かし、@ゆっくりと歌う曲、細かい表情を表現する曲は演奏しない、A元気よく明るい曲を中心に構成する、ということとし以下のプログラムを考えました。

プログラム
・さんぽ (アニメ、となりのトトロから)
・おしえて (アニメ、アルプスの少女ハイジから)
・おじゃ魔女でBANBAN (アニメ、おじゃ魔女どれみから)
・勇気100% (アニメ、忍たま乱太郎から)
・ドラえもんの唄 (アニメ、ドラえもんから)
・アンコール: いぬのおまわりさん

ご覧いただきおわかりになると思いますが、今回はいずれも元気のよいアニメソングばかりを集めました。赤ちゃん同窓会では、静かに聴いていただく状況ではないので、パッと明るく演奏できる曲を選びました。

土曜日の午後2時からいつものように病院4階の講堂で行われました。今回の対象となる赤ちゃんは70名とやや多かったのですが、実際に参加できたのは50名程であったので、それほど込み合っていませんでした。多い時は足の踏み場がないほどに赤ちゃんとご両親が座っていてかなり混乱するのですが、これくらいの人数がちょうど良いと思います。

例によって月齢別の集合写真撮影から始まり、離乳食試食、各担当コーナーでの相談へと会は進みます。ミニコンサートは2時半を予定していましたが、参加者の方々の懇談が盛り上がっていましたので少し遅らせて2時40分からの開始となりました。

別室で準備していたところ声がかかり会場へ向かいます。舞台上方には、手作りのボードに「ミニコンサート」と掲げられていました。「今回はどんな雰囲気かな?」。赤ちゃん同窓会での演奏ではいつも気になります。行ってみると皆さん舞台を注目して演奏の始まるのを待っているという感じであり、少し安心しました。

団長の大塚が挨拶し、1曲目の「さんぽ」が始まりました。とても静かに聴いてくださり、ちょっと意外でした。曲が終わると、若者特有の「ヒューヒュー」という掛け声がかかり、さらにビックリしました。赤ちゃん同窓会でこんな反応をいただいたのも初めてです。楽しんでいただけたようで再び安心しました。

2曲目は「アルプスの少女ハイジ」です。冒頭にはバイオリンのハイポジションのキザミに乗ってホルン(カルテットではビオラ)が歌う部分があるのですが、今回はこれは省略し、明るく元気の良い主部から弾くことにしました。テレビではハイジが大きなブランコに乗って現れる部分です。これも楽しく聴いていただけました。

次は「おじゃ魔女でBANBAN」です。この曲はアップテンポでラテンのリズムを持っているため、司会の大塚は「皆さん、手拍子をお願いします」と伝えたところ、お父さん、お母さん方は一緒に手拍子で参加していただき会場全体で盛り上がることができました。しかし、カルテットの音よりも手拍子の方が大きくなってしまったような気がしました???

会場となっている講堂では、これまでいろいろな機会に演奏してきました。ここでの響きは必ずしも悪くないと思うのですが、赤ちゃん同窓会のように幼児が参加していると、とたんに音が聞こえにくくなります。スタッフに後で確認したところ、やはりあまり響いていなかったとのことです。また、この日は暖かかったため、全ての窓を開け放し、カーテンが風に舞っている状態でしたので、さらに聞こえにくくなっていたようです。それでも会の趣旨から考えれば、カルテットの音はあまり聞こえなくても皆に手拍子で迎えてもらってのは良かったと思いました。

さすがに4曲目の「勇気100%」の頃には幼児たちは少し退屈してきました。今回は走り回っている子はほとんどいなかったのですが、会場の雰囲気は少しざわついてきました。それでも、有名な旋律を弾き始めると再び演奏に耳を傾けていただけたようです。

最後に「ドラえもんの唄」を演奏しました。この曲は今回のプログラムの中では最もポピュラーで、楽しく聞いていただく中、何とかミニコンサートを終了しました。アンコールの声にお答えし、「いぬのおまわりさん」を弾いて退場となりました。

懸念された混乱はなく、少し安心しました。演奏する側にとっては、ほとんど響かない環境で弾くのはかなり難しいし、パート間でも互いの音を聞き取り難いため非常に合わせ難い状況です。4人だけで練習している環境とかなり違うので、実際とても戸惑います。しかし前回の雑感でも思いましたが、こうしていろいろな場で演奏させていただけるのは私達初心者にとっては勉強の一つとなりますし、貴重な経験を積むことができる場であると感じています。

主催者によれば、この講堂での開催は今回が最後で、次回からは別の会場になる可能性が高いとのことです。次回もまた依頼されたら、どのような形式で行うのが良いのか?それは、どんな会場になるのかにもよるでしょうし、プログラムの構成も含めて、より良い企画とするためにどのような工夫をしたら良いのか考えていきたいと思います。
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今回は何とか乗り切ることができ、少しホッとしている表情です。
演奏の模様です。
団長がマイクを持って
曲の解説をしています。