シルクロード
西域北道、南道を生きる


   
 2010,8月上旬  



本年7月中旬から8月上旬、炎熱の中国シルクロード西域(敦煌、トルファン、クチャ、タクラマカン沙漠、ホータン、カシュガル等)を取材しましたのでその一部を写真にて紹介します。

炎熱の火焔山を往く(トルファン) 
 
 

 
 
 壮大で厳しい自然、悠久なる豊かな文化、多民族がつくりあげた西域独特の風土、その“絹の道は”あるところでは“石油の道”に変わり、またあるところでは中国西部大開発の国家プロジェクトや大規模農業の転換と情報化社会が一気にオアシス都市を変え、どの街も特徴を失ってきている。古い街並みが壊され、高層ビルが建てられ、伝統のロバ車が街から消え、名物の露店も姿を消している。
 
 都市の再開発や車社会が生み出す地域内の経済格差、民族間格差は深刻であるが、人々の生きようとする力強さ、老人の優しい眼差し、元気な子供たち、無邪気さは救いであり忘れた自分を回顧する光景である。
 
 過酷な自然に生きるものたちの闘いに悠久のシルクロード西域をわずかな写真ですが身近に感じてくだされば幸いです。 

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バザール(青空市場)帰りの農民のロバ車
(アクス近郊)


60日間水無しでも生きる沙漠の船といわれるフタコブ駱駝 (クチャ郊外)


敦煌の母胎となる中国最古のキジル石窟と
仏教伝来の貢献者クラマジュウ(クチャ)


炎熱で全く生き物を見ない前漢から
5世紀まで栄えた交河古城 (トルファン)


生きて千年、枯れて千年、
沙漠に生きる長寿の胡楊樹
(タクラマカン沙漠)


個性化が進み少なくなってきたウイグル絣を着た姉と弟 (ロンタイ)

ナンを小脇に働きに出る土木作業者たち
(ホータン)


炎天下オアシスの潅漑水を
飲んで遊ぶ子供たち(ハミ郊外)


新疆自治区東部のオアシス都市ハミの特産、甘美なハミウリの選別出荷 (ハミ)


恥ずかしそうにポーズをとる
ナン、シシカバブを焼く青年(クチャ)


砂煙立ててスピードをあげた車が
ロバ車を追い越す(アクス郊外)


雑踏のなか馬を引く老人、背後の子供
(カシュガル郊外)


歩くとサラサラと崩れる
タクラマカンの流砂(タクラマカン沙漠)


在りし良きシルクロードを
語っているのだろうか(ホータン)


携帯を手にバザールを闊歩する若者
(ウルムチ)


2000年前のマイクワト古城跡、
灼熱の地に生きるトカゲ(ホータン郊外)