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桃陵公園の生みの親、今井浩三翁の銅像です。
70年ほど前に、善通寺師団の工兵隊を動かして、多度津山を公園にしてさくらの名所にしました。
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さくらの花の間から多度津港を見ました |
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久しぶりに見た公園のさくらは・・・
これは残念としかいいようがありません。全山さくらに覆われるといったものとはほど遠く、太い幹は折れ、痛々しいものでした。かって、さくらのトンネルといわれたラジオ塔(もちろん今はありません)までの登り口では青空が透けて見え、昔日の面影はありませんでした。
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ここは、相撲興行などが催された南側の斜面です。折り重なってみえますから、なんとか、にぎやかに見えました。
70年の歳月で、さくらも年老いてしまったというところでしょう。ふるさとの山は、あまりにも変わってしまいました。
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写真は、できるだけ見栄えのよいものを載せました。小さく表示されていますが、元のサイズで表示すれば、一本一本のさくらの華やかさを見ることができます。
でも、記憶にある桃陵公園のさくらは、圧倒的なボリュームにありました。公園のさくらの品種はは「ソメイヨシノ」で、その寿命は50年といわれています。子供の時に見たのはその真っ盛りの時期だったんですね。わずかに植林もされているようですが、このままでは、いずれありきたりの公園になってしまうのではないでしょうか。今の多度津町を象徴しているようで、寂しい限りです。
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