スラローム | |||||||||
スラローム課題は、等間隔に並べられた障害物を、いかにスムーズに走りぬけるかを試験する課題です。 大型二輪免許の場合は7秒以下という設定タイムがあります。 スムーズにテンポ良く抜けるためには、適度な速度とそれに見合うスロットルワークやバンク角、そして適切なラインを読むことが必要となります。 通常、この課題での失敗というと、代表的には以下の例があげられます。
スムーズなスラロームであれば、確実に設定タイムはクリアできるものです、試験は競技ではありません、あくまでも基準タイム内で安全に、かつ円滑さを試験官にアピールすれば良いのです。 またビデオを見ても判るように通過中のバンク角度は意外と傾いていないので、安心してバンクさせてください。 <走行のポイント> (ライン取り) ライン取りは下の黒線のような感じになります。 ポイントは、障害物を早いうちに回り込み次の障害物に備えるように走行します。 この際マフラーが接触しないよう、実際に走行しながら感覚的に覚えるようにしましょう。 ちなみに赤線は初心者に多いライン取りです。 障害物が迫ってくる感覚になりスピードが鈍ってきます。 また、基準タイムにどうしても達しない! という方は、パイロンを大回りしすぎている場合があります。 練習中はパイロンに当たっても構わないという気持ちで、なるだけ直線的に走るよう練習してみましょう。 ちょっと 絵がへたくそですいません。 (視線) 視線は、次、次の障害物を見て、スラロームのタイミングを図れるよう、しっかりと認識するようにします。 (ニーグリップ) 上体が不安定にならないよう、ニーグリップもきちんとしましょう。 ステアリング操作である程度出来るようになったら、 次はニーグリップをしている足で、オートバイの傾きを調節してみましょう。 挟み込んでいる足を、そのまま左右に振ってみてください、ステアリングとは比べものにならないぐらい、クイックに車体が傾くはずです。 (アクセルワーク) 上記の絵の矢印の位置でパワーを入れていきます。 障害物と障害物の間は若干の直線となります、直線に入る気持ち手前の位置でパワーを入れると、バイクが立とうとしますので、次の障害物に向けての体勢が整えやすくなります。 (ブレーキ操作) フットブレーキで速度を調整するようにします。 強すぎず、弱すぎず、最適のブレーキングは練習で感覚的に覚えるしかありません。 (頭) 頭の位置が一定しているほど基本を押さえた上手なライダーと言えます。 簡単な練習方法としては、頭の位置を一定にして、足をスラロームみたいに左右に振りながら駆け足で走って見てください。 走りのイメージは沸くと思いますが。。 まだまだ書き足りないことがあるかも知れませんが、それは教習中に自分で掴み取ってください。 参考> スラローム 映像は二輪車競技会の練習風景のものですので実際の実技試験のスラロームとは異なります。 実技試験のスラロームは前半の5本パイロンと考えていただければ。。。 それにしても、パイロン横の芝生にタイヤが乗ると滑って転倒するので ヒヤヒヤしながら乗ってます(怖)、 |