寄生虫などの研究者のお話 ・・怖い怖いお話しです・・
   
昔の寄生虫


 裂頭条虫・・マスを生で食べて感染。

 有鉤条虫・・豚肉を生で食べて感染

   これは人が中間宿主にもなるので人の体内
   でも増え続け、悪化することがある。

 無鉤条虫・・牛肉を生で食べて感染
   今は少ない。

 蟯虫(ぎょうちゅう)・・お尻のそとに卵を産む、
   とにかくカィー カイー、家族内や幼稚園等
   の団体生活で感染する、今は少ない。

 回虫・・人糞尿が使われなくなり、見られ
   なくなった。

 アメーバ赤痢・・飲み水から感染
   激しい下痢と粘血便
   今は少なくなったが、国外からの移入で
   続いている。

 らい病・・幼児期に感染して、何十年もたって
   発病する、大学で実験用のサルが何年も
   たって皮膚病になり、らい病とわかった
   例もある、ここではすぐに診断され、治療の
   うえ完治したが、一般に飼われているサルが
   こうできるかどうか、サルは一般の素人が
   飼うものではない、絶対に。

再び殖えはじめたもの


 結核・・いい薬もあり、いないと思われているが
   薬剤耐性のものも出て、悪化する例もある、
   セキ・タン等で呼吸器に感染する。

 コレラ・・水・魚・貝類などから感染する、
   はげしい下痢が特徴で、死ぬこともある、
   東南アジアや中南米などにあり、今も
   増えている。

 C型肝炎・・血液から感染し、今も多い、
   症状が出たときは手遅れといった、    おそろしい肝臓病。

今の寄生虫と感染症


 マラリア(中でも熱帯性マラリアがこわい)
   ・・今では一番重視されている、
   ハマダラカやヤブカが媒介するもので、
   地球温暖化により熱帯性マラリアが増えそう
   赤血球を破壊する怖い病気、
   渡航者・輸入食品・感染した動物から広がる

 シャーガス病・・サシガメの媒介と献血から感染
   日本ではめったにないが、
   心臓が大きくはれ、重症化しやすい。

 肝炎ウイルス症(アンコウによる)・・アンコウの
   キモはうまいが、感染することもある、
   名物でも、勧められても絶対に食うなよ生は
   使った包丁やまな板からも感染する、
   加熱したキモでもうまいし、感染しない、
   発病したら肝臓の病気で大変。

 皮膚炎(マダニによる)・・山で小さいダニが付き
   血を吸って、大豆大に大きくなって気がつく
   これを引きちぎってはだめ、口が残って
   悪化することもある、そのまま皮膚科へ、
   山奥などで間にあわぬときは、マッチや
   ライターの火を近づけると、びっくらこいて
   離れる、でも後で必ず皮膚科へ、
   たかがダニの皮膚炎でも死亡例も多い、
   山に入るには長そで・長ずぼんで、
   蛇足ながら長靴にはマムシも歯がたたんとか

    トリパノゾーマ・・ツエツエバエが媒介する
   熱帯河川盲目症、男だけが発病し失明する、
   女は強い?   日本にはない。

 目のアメーバ症・・免疫力の低下した人が    感染しやすい、コンタクトレンズをはめて    いる人も感染しやすいーよく洗浄すること    目の角膜の混濁、失明することもある。

 エイズ・・感染時には気が付かないが、
   発病したら重症、薬も進行を遅らせる程度
   で、治癒する薬はない。
   潜伏期間は短いこともあるが、5年以上も
   かかることもある、中には発病せずに
   健康保菌者となり、感染源になる例もある
   これが一番やっかいでこわい。

 エボラ出血熱・・病人に接触して、人から人へ
   感染する、医療関係者の感染も多い、
   薬がまったくない。

今、気をつけることは


   海外・・行く前によく情報をつかみ、ヤバイ
   所へは行くな、病気も、民族対立も
   海外では生ものは食うな、生水は飲むな

 ペット・・かわいいペットでも「猫かわいがり」
   はするな、一緒に食べたり、なめあったり
   はもっての外の論外!!
   人の食品とエサは分離する、
   最近、ペット屋で人と犬・ねこが一緒に
   食べられるケーキなど売っているが、
   絶対に買うな・使うな!!
   糞便のしつけと処理は完璧に行うこと、
   素人はサルは絶対に飼うな!!
   いくら可愛くても、お金があっても、
   サルには結核・ライ病などの人畜共通の
   感染症が多いから、動物にはカゼくらい
   でも人では重症になることもある、
   こわいでぇー。

むかし 今でも こわいいい
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