西牟田村と西牟田氏
西牟田村
筑後平野のほぼ中央に位置し、山ノ井川と広川に挟まれた台地。町村合併で、現在は筑後市と三潴町に分離している。 村名は、鎌倉から戦国時代から見える。中世は、「筑後国三潴荘内西牟田村」。
西牟田城
嘉禎年間1235~38)、現在の流地区に西牟田弥次郎家綱が築城。 天正7(1579)年、同城が要害堅固でないため、筑後川畔に生津城(城島町)を築いて移った。
西牟田氏
仁治2(1241)年、西牟田村名主の行西が村内の阿弥陀・観音両堂に荒野5町を寄進する。その後行西は西牟田氏を名乗る。