筑後南部・黒木の歴史

西暦 年号 出来事
0794 延暦13年 この時代、八女地方にも荘園ができる。川崎荘・広川荘・水田荘。(矢部・黒木は川崎荘)
1158 保元3年 平清盛、太宰大弐に任じられる。
1163 長寛01 北川内に室園神社を創建。
1167 仁安2年 源助能、大隅国大根占院(おおねじめいん)より黒木に移る。平清盛、太政大臣に。
1169 嘉応1年 助能、豊州津江荘(現大分県中津江村)より、津江権現を勘請し、
黒木に津江神社を創建する。
1178 治承2年 黒木(源)助能、黒木の今村に善能禅寺(宗真寺)を建立。
1180 治承4年 源頼朝、挙兵。
1186 文治2年 黒木助能、木屋に猫尾城を築く。
1274 文永11年 元軍、博多湾に上陸。黒木・星野・川崎氏ら出陣する。
1276 建治2年 博多湾に石築地を築く。筑後国からも出役。
1279 弘安2年 星野に金鉱を発見。
1281 弘安4年 元軍、再び来襲。黒木氏ら出陣。元軍、暴風雨で敗退。
1319 元応1年 黒木城主、祇園社を創建。
1336 延元1年 筑前多々良浜の戦い。足利尊氏に敗れた南朝方(菊池武敏・黒木善統ら)、猫尾城に退く。
猫尾城陥落後、豊後国に退く。尊氏、九州各地の武士を率いて東上。
1348 正平3年 征西将軍懐良親王、肥後菊池氏のもとに到着。
1359 正平14年 大保原の戦い。親王方、少弐軍を破る。
1370 建徳1年 今川了俊、九州探題となる。
1374 文中3年 今川了俊、八女東部を攻める。猫尾城陥落。
1391 元中8年 大友軍、津江・矢部に進入。木屋行実らに撃退される。
1395 応永2年 大友軍、矢部を攻め撃退される。

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