【2013年03月10日】

KMさん(男性)
福岡市在住

 古賀さま

はじめまして大分天瀬生まれで、現在は、福岡でデザインの仕事をしています。
こどもの頃はよく高塚愛宕地蔵尊にお参りに行ってました。こんどグループ展でマチオモイ帖というふるさとへの思い出を小冊子にします。販売はしません。
そこで、高塚さんをテーマに作りたいと思いいろいろ調べていたのですがどうもなりたちの背景が分からなったのです
そこで筑紫次郎の30を読んで、物語のもとがすっきりと納得のいく理由でした。
ご相談ですが、高塚地蔵のそもそもの始まりの背景を説明するのに高塚地蔵の乳銀杏の物語を文章を使用させていただくことは可能でしょうか?禁無断転載とあるのでお尋ねしてみようかと思いました。
よろしくお願いします。

 梶原さま、この度は当サイト「筑紫次郎の世界(伝説紀行)」に > ついて、お便りをいただきありがとうございました。
高塚地蔵さんには「乳銀杏」を執筆する際取材してから、度々お参り しています。先日も妊娠中の娘さんを連れてお参り中の母子に出合いました。
母親にとって、孫の誕生はこの上ない喜びなのでしょうが、一方で不安も付きまとうものなのでしょう。「乳銀杏」の話をしたら、大変喜んでくれました。
貴方さまの申し入れは、喜んでお受けします。立派な冊子ができます様願っています。
 古賀さま

ご返事いただきありがとうございます。
質問があります。この物語は、取材の上お書きになったと思いますが、どこまで、信憑性があるかと気になったりもします。
しかし、ほんとかどうかは別として、高塚さんの愛好者としては乳銀杏のお話がとても良くてこのお話にそのまま挿絵を入れて小冊子を作り、高塚さんで広めてみてはどうかと思いました。
実は、今回の展覧会の締め切りには、間に合わなかったので、僕が体験した高塚さんの事を書いています。
今度、高塚の総代さんに資料などもお借りしているので、その際、乳銀杏の小冊子を提案できたらと思いました。
これとは、別に、筑紫次郎のお話にとても興味が湧きました。ひとつ気になることがありまして、天ケ瀬の五馬媛、土蜘蛛のことはご存知ないでしょうか?大山町が五馬媛の里を計画していまして、なんだろうかと気になっていました。
今後共、楽しく拝見させていただきたいと思います。いつか機会があれば、お話できるとうれしいです。
よろしくお願いします。
 古賀さま

ご返事ありがとうございます。
言い伝えがあるんですね。
古賀さまの創作であれば、もし、小冊子が作れることになりましたら。そのときは、また、ご連絡いたします。
五馬媛伝説のお話は、まだ、お調べいただいていないのですね。
私事ですが、今、地域活性化でいろいろ盛んですが、その地域にまつわる、伝説や物語の背景を皆知ったうえで取り組み伝えていくことが大切だと思います。
そのうえで筑紫次郎の伝説は、とても参考になります。
これからもお元気でご活躍されることをお祈りいたします。
ありがとうございました。

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