第2章
千賀子さんは爆破好き?


「ゴールドパーク串木野」地底に到着した遊進団の一行ですが……。



探検路を出発してまもなく、火薬類取扱所に着きました。
新メンバー、沢口千賀子が詳しく解説してくれました。
「やけに詳しいじゃないの、沢口。」と話しかける球磨川えびの。
「こういう火薬類は仕事で使う機会が結構あるものでな。」と答える千賀子。
球磨川えびのは「おいおい、お前どういう仕事してるんだよ。」と質問しそうになりましたが、 その後ダイナマイトを腹に詰め込まれて爆破されそうな気がしたので思いとどまりました。

昔は鉱石輸送用の列車が走っていました。もしかしてマインシャトルの路線はここまで伸びていたのでしょうか?

「モービルジャンボ」というさく岩機搭載車です。 ビット(たがね)で直径数十ミリの穴を掘り、その穴に爆薬を詰めて岩盤を爆破します。
左にいる作業員は、もちろんマネキンです。

ビットの解説をする沢口千賀子解説員(笑)……なのですが、自分の体で説明板が隠れているのに気付かないのでしょうか。
それはさておき、湿気で字がにじんでいます。

モービルジャンボの中央部です。

球磨川えびのはモービルジャンボの運転席に座って運転手になりきっています。 この様子を千賀子(右側中部の白っぽい塊)はあきれた様子で見ています。

これはモービルジャンボの後部(?)です。自走用のエンジンはこちら側にあるようです。

しばらく歩いていくと、われわれは発破体験コーナーにたどり着きました。

沢口千賀子解説員(笑)が目を輝かせて解説しています。 火薬類取扱所でもこんな様子だったのですが、もしかして爆破マニア?
「なんか言ったか球磨川?」「いえ、なんでもありません。」

「えびのさん、もう一人のメンバーをお忘れではありませんか?」
「おうぁっ!由利子さん、驚かさないでくださいよ。」
由利子さんは人を驚かせてばかりの人とはいえ……。



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