宅地建物取引士(以下「宅建士」という。)と宅地建物取引士証(以下「宅建士証」という。)に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。
1 宅建士の業務を行うため、宅建士証の交付の申請をしようとする者は、その交付の申請前に宅地建物の取引に関する実務経験が2年以上あれば、都道府県知事の指定する講習を受講する必要はない。
2 宅建士が転勤して、登録の移転の申請をした場合、その移転後の宅建士証の有効期間は、登録の移転の申請の日から5年となる。
3 宅建士が宅地建物取引業者である場合において、宅地建物取引業を廃止したときは、宅建士は、速やかに、その登録をしている都道府県知事に宅建士証を返納しなければならない。
4 宅建士が氏名を変更して、変更の登録の申請をする場合、常にその申請とあわせて宅建士証の書換え交付の申請をしなければならない。