Q:シーロフィシスって何ですか?
A:それは小型の肉食恐竜 Coelophysis の名前を英語読みしたものです。日本語ではコエロフィシスと呼ぶ恐竜のことですね。
Coelophysis 、これは今から2億3000万年あまり前のアメリカにいた恐竜につけられた名前です。これは学名ですし、そしてラテン語です。この文字→Coelophysis を私達はコエロフィシスと呼びます。この読み方は比較的ラテン語に近い発音であろうと思いますが、英語をしゃべる人たちは別の読み方をします。なぜなら同じa,b,c,d,e.....といったアルファベットを使っていても、国によって読み方が違うからです。
例えば英語をしゃべる人たちはCoelophysis という文字を見るとシーロファイシスと読みます。シーロフィシスというのは英語読みを日本語で書いたものですね(ただファイシスをフィシスと書いているからちょっと間違っていますが・・・・^^;))。
一方、日本人はローマ字を読むように発音してCoelophysis を”コエロフィシス”と読みます。ようするに同じ学名を見ても国によって読み方が違うわけです。
そのせいで、恐竜の名前が英語の発音で書かれた本を読むと、人によっては聞いたことのない名前が載っているけど、これは新種なんだろうか?、と疑問に思うことになります。
面白いことに昔の本を読むと英語読みをした恐竜の本がある一方で、ドイツ語読みのものもあります。ドイツ語読みでは saurs :をザウルスと読みます。英語ではソーラスと読みますし、日本語ではサウルスですね。英語をしゃべる人たちはTyrannosaurs をタイラノソーラスと読みます。日本人はティラノサウルスと呼びます。
ですからティラノサウルスと言っても英語を使う人には通じない時があります。
また少なくともアメリカ人はPteranodon をテラノドンと読みます。Pを発音しないんですね。日本人はこれをプテラノドンと読みます。
同じようにアメリカ人はPsittacosaurus、これはトリケラトプスとかプロトケラトプスに比較的近縁な恐竜ですが、をシッタコソーラスと読みます。日本人にはプシッタコサウルスですね。
日本人の読みかたの方がラテン語発音に比較的近いみたいですが、ラテン語と同じわけではありません。例えば日本人はAllosaurs をアロサウルスと読みますが、ラテン語ではこれをアッロサウルスと読みます。llと2つLが続いていますが、こういう場合、ラテン語ではLの前がつまった音になります^^)。