レッスン40
2024.12.8 ヒンデミット「フルート・ソナタ」
まずは、ざっと通す。前回よりいいですけど、テンポが…やっぱり、もっと速くですか?指定はいくつですか?3楽章単独なら、これぐらいでもいいように聞こえるけど、1楽章、2楽章があってのこのテンポだと思うんですよね。…と協議しつつ、頭は152ぐらい(がんばればできる気がする)、コーダは92以上(できる気がしない)に決定!10、付点4分音符が長すぎて、次のフレーズに続けて聞こえます。そこは区切る。17、低い音になるとぼんやりしちゃう。クリアに。22、クレッシェンド、息の量を増やして。やりにくかったら最後のFに息アクセントをつけて。(繰り返し練習。でも、いまひとつで宿題。)23から、クリアに。テンポ上げればトリプル・タンギングになって自然にクリアになるかもしれないけど。(いや、それはないです。)32〜D♭が高いのか、Cが低いのか…ピッチに気をつけて。43、Hにアクセントをつけたとき音が上ずらないように。47で>がかかってる。早すぎ。50のpが小さすぎ。52、低い音でもタンギングはっきり。56〜リズムはっきり。66〜高音、いい音で。吹きすぎない。でも、細くならない。81からの運指、違う音が聞こえる。最後のD♭F♭D♭Cは小指をすべらせて。一瞬離れてます。今日はここまで。
2024.11.24 ヒンデミット「フルート・ソナタ」
3楽章。前回から1週間しか経ってないけど、まあまあだった右小指の動きが朝から絶不調。でも、理由が解明しました!今回のテーマは右手親指は人差し指の下、です。
まず、3楽章をざっと通す。高音と右手小指、絶不調。音、クリアに。高音、吹き上げない。下唇を使って調節して。重心を下げて。(何度か練習。)23から、ファファファ…に聞こえます。スタカート。40、pは聞こえない音、死んだような音ではダメ。お腹を使って。C#の音はいい音で。pの中で<>があるけど、次はmfまでもっていって。56から、ふわふわしない。はっきりクリアに。81からの右手小指の動きが悪い。親指が中指の下の方まで入ってますよ。親指は人差し指の下。自然な形で持つと、そうなるはずです。不自然な形にするから変な力が入って動きが悪くなり、音も悪くなる。手の甲は、もう少し内側に向けて。8分音符のD♭F♭D♭のときは小指はなくていいけど、LowC#のレバーから離れてない時がある。なしにして。C#→Cはローラーに小指をすべらせて。と、たくさん注意されて頭がぐるぐるになりましたが、親指の位置と手の甲の向きに気をつけたらあら不思議!小指の動きがスムーズになってきれいに音が出るじゃないですか。小指をなんとかしようとするあまり、変に力が入って、持ち方もおかしくなっていたんですね。そして、親指の位置を常に意識して直すのに、何か触ってわかるものを貼るとよい。クラリネットやサックスの人が滑り止めにマウスピースに貼るマウスピースパッチというものがよい。黒いものが厚みもあってよいけれど、透明なものでも十分、と教えていただきました。探してみなくちゃ。それから、先の話になるけど、コーダの部分もスタカート。4分音符もスタカートで吹くこと
そして、3月の発表会の曲、この3楽章になりました。がんばらなくちゃ!
2024.11.17 ヒンデミット「フルート・ソナタ」
2楽章。もっと太い音で。重心を下げて。5、fの直前はほぼfですよ。9、p、ふわふわしない。重心を下げて。14からは、あまり動きのない音楽。16、17、GやBを吹き上げない。下から当てない。上から。23、1小節かけてディミネンド。31、33、<が感じられませんよ。44、静かな音楽。パットの音がしないように。最後はノン・ヴィブラートで。
3楽章。1ページ目だけやりました。もっとクリアに。9から、上の音のピッチ高すぎ。<をしっかりして、でも吹き上げない。22の<もしっかり。23からクリアに。スタカート。上がり切った8分音符は少し長めに。40から違う音楽。42でフレーズが切れないように。56から厳しく。81、F♭は右小指つけて。8分音符は仕方ないけど。(小指つりそう。)
2024.10.27 ヒンデミット「フルート・ソナタ」
2楽章。音がね、ふわふわしているんですよね。モモコさんは、いっそ「硬い音」というイメージで吹いた方がいいと思います。頭もpですが、死にそうな音はダメ。しっかり支えて、下唇の真ん中をもっと自由にして、うまく使って。4小節目の<しっかり、fのC#でもうディミネンドになってます。>までお腹で支えて。(ここ繰り返し練習。)14小節目から違う音楽、音色も変えて。53、f、もっと豊かな音で、遠くに飛ばして。お腹が途中でへこむでしょう?それ、おかしいんです。押し返すつもりで、ずっと支えてないと。(自覚はあったけど、やっぱり支えが足りないんです。)あれこれ練習した後、宿題出ました。息アクセントをつけて練習しましょう。それとタファネル&ゴーベールの高い方だけでいいので、息アクセントをつけて毎日練習してください。
2024.9.15 ヒンデミット「フルート・ソナタ」
まずは1楽章。なんだか全体的にぼんやりした音に聞こえるんですよね。輪郭のある、芯のある音で。なんだか怖がっておずおずしている印象。もっと元気に。アンブシュアを横に引かず、真ん中に寄せるつもりで。上唇を使いすぎだと思います。(出だしの音を繰り返し練習。)18、19のクレッシェンド、低い音から自然に出てくるような音とレガート。3連符ですべらず、大事に。30からの<><は音が上がるので、大げさでなくていいでしょう。むしろクレッシェンドはしないつもりで。36から、同じ音が続くときのタンギングはもっとはっきり。41は1拍目の休符から次のテンポで。61からクレッシェンド、体全体を使って。最後、115、3連符でぐっとクレッシェンドしてf。pのスタカートは、次の速いテンポのスタカートとは違いますよ。次は全く違う音楽だから、予感させず、びっくりするようにぱっと変えて。前のフレーズとの間のブレスが早すぎます。
で、2楽章。息を細く、薄く、速くするつもりで。1段目は<>がいろいろ書いてかるけど、音域が上がっていくので大げさでなく自然に。13、fははっきりした音で、12でpp。16,高音のピッチが上がりすぎ。伸ばしの後でいちいちブレスをとらない。18、ppが無表情。24、25は伸ばしまでmp。ディミネンドせず、25でpp、差がわかるように。28、mf。上がったB♭で飛び出さない。下りてくるけど、次へ向かって。30、クレッシェンドしっかり。最後51、mpのキャラクターで。mfぐらいに聞こえます。息のスピードやヴィブラートのかけ方がキャラクターにあっているかいつも考えましょう。
2024.9.1 ヒンデミット「フルート・ソナタ」
下唇の真ん中の口唇炎?が治って絶好調!と思いきや、すぐに新しいのができちゃって…でも、今度は大きいけれど上唇の端の方なので、今のところあまり笛に支障がないのが救い。でも、ここのところず〜〜〜〜っとお肌の調子が悪すぎ。蕁麻疹もできちゃったんです。
さて、ヒンデミット。今回のテーマはいつものことだけど、8分音符や3連符がすべらない、フレーズを大きくとる、強弱の差がわかるようにする、高音を吹き散ず重心を下げて吹く。
7小節目、3連符ですべらない。スラーがでこぼこしないように。縦ではなく横のつながりを意識して。11、8分音符慌てない。時間いっぱい使うけど、流れは止まらない。(この中途半端なテンポ、けっこう曲者なんです。)12、20高音吹き散らさない。13からのアクセント、アクセントはつけるんだけど、4分音符全部についていて4つあるように聞こえます。2つです。18、19、<>は同じだけつけて。4分音符にヴィブラート。棒吹きに聞こえます。C#のピッチが下がらないように。24まで、フレーズが細切れにならないように。22でf。25はmf、28でf。35から、1回目はp、2回目はmp、3回目はpでppで終わる。差がわかるように。41で急にf、吹き散らさない。49からpで、mf、f、ffとテンション上げて。57、息のスピードを落とさない。3連符がすべらないように。79からのフレーズも細切れにならないように。81の8分音符のEが続くところでフレーズが止まってます。100、前の時より1音上がりますよね。そのひとつ前の音から上がるよって気持ちで。113も3連符に気をつけて。最後のf、吹き上げない。今日やったことがいつもできるようにもう1回やってきてください。
2024.8.18 ヒンデミット「フルート・ソナタ」
下唇の真ん中に口唇炎?ができて、たいしたことないんだけど楽器に息がうまく入らない。こんなことばっかり…そのせいかどうか、今回は歌口をふさぎすぎなのと、レガートがなめらかでないのと、高音の息が強すぎなの(…は、いつものことか)を何回も言われました。
最初に何て書いてありますか?bewegt、速くですよね。でも、テンポは約100。速すぎるのはNGです。でも、流れを感じて、フレーズを大きくとる。拍を意識しすぎです。で、8分音符はすべらない。3連符もきちんと。7小節目、テヌートの4分音符が2つ続きますが、同じに吹かない。次へ向かって。1の前はクレッシェンド。12,上のFはヴィブラートかけて。レガートは本当になめらかに。上った音も、はじめの音から出てきたような音で。21〜アクセントはmfの中で。付点のリズムははずんで。3、レガートはなめらかに。40、D♭ヴィブラート。41、音が上がってもfを吹き上げない。息の量は増えてもいいけど、強くしない。
レガートのしかたやフレーズの取り方の参考にヒンデミットのクラリネット協奏曲を聞くことを勧められる。探してみなくちゃ!
2024.7.21 マイゼン編「クロイツェル・フルート・エチュード」7番、ガリボルディ「フルート・スタイルの練習 作品134」11番
クロイツェル7番、いつもの注意。もっと少ない息で吹く。アンブシュアを横に引かない、真ん中に寄せるイメージで。中低音に下がった時に、もっとガンガン鳴らす感じで。クリアに。いつも同じ響きの音で吹けるように。
ガリボルディ11番。これ、けっこう嫌な音の進行ですよね。でも、たどたどしすぎます。5からmollの響きで。9から頭は豊かな音で入って楽譜通りにディミネンド。18、縦アクセント、きつすぎないように、軽めで。72から、高音吹き上げない。音が荒れてます。
この2曲は、とりあえず合格。次からはヒンデミットやりましょう。
2024.7.7 マイゼン編「クロイツェル・フルート・エチュード」6番、ガリボルディ「フルート・スタイルの練習 作品134」10番
クロイツェル6番、息圧はあるんだけど、はっきりしない。アンブシュアを横に引かない、真ん中に寄せるイメージで。11,低音は口の中を広く。高音は息をまとめて、きちんと楽器の中に入れて。最後のhighDは、ロングトーンするつもりで。(当たらないのよ、これが。)じゃあ、そこでロングトーンしてみましょう。(たまには当たるけど、なかなか悲惨…)腹圧でがんばるしかないですね。その後音が良くなってますから、いつも腹圧を使ってないってことですよ。いつもお腹使ってください。
ガリボルディ10番。2小節目の頭、4小節目の頭、妙にタンギングが目立ってます。自然に。しかも、2小節でまとめすぎ。2小節、さらには4小節でフレーズですから、つなげて。6、7の間は間をとっていいけど、ブレスはとらない。最初はCon
fuoco、熱烈に。強く吹くとか大きい音で吹くとかじゃなく、しっかり話すように。そうすると、Lentoの部分との対比がくっきりします。(ここまでがうまくいまず、何度もやり直し。)19、スケルツォですが、スタカートとかアーテュキレーションとか変にやりすぎ。自然に流して。47〜、スタカート、クリアに。ファファファ…とならない。62から、でこぼこしない、なめらかに。高い音が飛び出さない。pですよ。最後、122〜同じ音のタンギングがほとんどわかりません。タイに聞こえる。はっきり。
2024.6.30 マイゼン編「クロイツェル・フルート・エチュード」5番、ガリボルディ「フルート・スタイルの練習 作品134」9番
今回からしばらくやりかけのエチュードをこなします。
まずクロイツェル5番、苦手なダブルタンギング。テヌートにしない、はっきり。もっと前でさばくようにするとよいでしょう。気を抜くとダブルタンギングじゃなくなっちゃう。あと、高音を吹きちらさない。(もう、この曲はこの2点につきる。)
ガリボルディ、9番。アンダンテ・カンタービレの雰囲気を壊さないように。細かい音符になっても慌てた感じにならない。頭のターンは♪ひとつ分に入れて。sfは乱暴に吹かず、オシャレに。13、8分音符を棒吹きしない。表情をつけて。17の前のアウフタクト、そこから転調です。40、テンポが不安定にならないように。
2曲ともあんまりできてないと思うんだけど、合格。次へ。師匠、すごい勢いで飛ばすようです。次回は1週間後なのに…