レッスン4

 

2006.12.3  フェルステナウ「24の練習曲 Op.125」15番、モーツァルト「フルート協奏曲 第2番 ニ長調」KV314 第3楽章

3週連続のレッスンで、ちょっと忙しい。。。。。まずはフェルステナウ。頭からfなんですけど、一番高い音でもうちょっと盛り上がってもいいでしょう。出だしに華やかさがほしいですね。6/8になってから6小節目、変に>>をつけないように。2回目のRisoluteの前でブレスをとらない方がいいですね。フェルマータの後でとってもいいので・・・2小節前でとりましょうか。はい、これはいいでしょう。

次は、モーツァルト。3小節目の8分音符で遅れないように。4小節目の頭、強すぎない。56・57小節目、オクターヴの幅が狭すぎます。64小節目からも、なんだか遅くなっちゃうんですね。前へ前へと行ってください。167小節目、2拍目はアクセント気味に入って>。カデンツァ(ドンジョン版)、低い音まで均等に鳴らしすぎて、ちょっとウルサイ部分があるんですね。6小節目とか。はい、この曲もいいでしょう。

次は、なにかやりたい曲はありますか?ハンブルガー・ソナタかプーランク?・・・・・じゃあ、プーランクにしましょう。(私のバロックなんか、しばらく聴きたくないよね。ごめんね、先生!)

 

2006.11.26  フェルステナウ「24の練習曲 Op.125」15番、モーツァルト「フルート協奏曲 第2番 ニ長調」KV314 第3楽章

1週間、私にしてはがんばったと思うけど、#6コのエチュードを仕上げるには足りなかった。。。。。ざっと通して、まず、「もっとfとpをつけましょうね。あまりにも表情がないというか・・・」と、いつもの注意。そんなレベルまで1週間ではたどり着けなかったんですぅ〜!5小節目、テンポがわからなくなっちゃってます。しっかりテンポをキープして。それで、妙に難しそうに聞こえるんですね。フェルマータが続いた後だから、あまり揺らさない。ターンに入るのが速すぎるし。7小節目から、拍の頭の音を意識して。それでいて前向きに。11小節目とか、伸ばす音で落ち着きすぎ。前へ前へと行く気持ちで。20・21小節目とか自然に< >。基本的なことですよ。一番最後の音もテンポ通りに入りましょう。Allegrettoのところは、もっと速いですよね。もうちょっとテンポ上げてきてくださいね。

モーツァルトは、いよいよ第3楽章。しかし、テンポをうっかり速くとりすぎて。。。。。先生のお手本も速いものだから、ついつい自分も吹けるような気になっちゃうのよね。自分に演奏可能なテンポを思い出すまで、なんかちぐはぐでミスばっかり。4小節目の4分音符で落ち着きすぎ。26小節目、どうもテンポにのれませんね。2コめの8分音符はアウフタクトにとって。55小節目から、ちょっとベタベタしすぎ。それじゃ、ロマン派になっちゃいますよ。58小節目の頭、ちょっとアクセント気味にして表情をつけましょう。79小節目の頭も、なんとなくじゃなくしっかり入って。Gisが暗いですね。80小節目とかも2拍目はアウフタクトにとる感じで。101小節目とか、アクセントとディミネンド、つけすぎです。180小節目から、16分音符がひたすら続くと、なんだか無表情になっちゃうんですよね。上がったり下がったりの折り返し点を少し意識するだけでも違いますよ。190小節目、しっかり上がってください。アーテュキレーションを変えたらどうですか?(ゴールウェイ版は、16分音符4つずつでスラー。それを1コ・3コにしては?ということ。)・・・と、こんな調子で一応最後までいきましたが、とりあえずテンポを上げることと表情をつけること。(でも、ベタベタしたり、無駄に歌いすぎたりしないってことですかね?)

 

2006.11.19  フェルステナウ「24の練習曲 Op.125」13番、モーツァルト「フルート協奏曲 第2番 ニ長調」KV314 第2楽章

事情があって、また1ヶ月もあいてしまいました。13番・・・自分でもなんか変だと思ってたところを直されました。だったら、ちゃんと練習しとけばいいのにね。6小節目、装飾音をもうちょっと後にして。上がりきった音をのばさない。それで、C→C#→Dの動きを出すようにしましょう。16・17小節目あたり、慌てすぎです。accel.なんですけど、基本のカタチは守って。31・32小節目も慌てすぎ。もっと正確に。また上がりきった音をのばしすぎです。33・34小節目は、一番高い音をもうちょっと強調しましょう。装飾音は、正規の音符とは区別して装飾の速さで。36小節目・・・このトリルは謎ですねえ。半音じゃなくて正規の音でやっておきましょう。37小節目、細かい音もきちんと。特に第3オクターブの音。39小節目、3連符の頭はテヌート気味。でないと、はっきりしません。はい、これは合格!(え〜!?もう1回だと思ってたから、次のエチュードあんまり譜読みしてない。#6コもあるのに間に合うかなあ・・・来週だよ〜!)

モーツァルトは第2楽章の42小節目から。装飾音が乱暴にならないように。全体的にベタベタになりすぎ。音符2つにスラーがかかっているところなど、もうちょっと表情をつけましょう。75小節目の16分音符は急ぎますねえ・・・慌てずに。第3楽章は?じゃあ、ちょっとやってみましょう。2小節目の2拍目はアウフタクトにとって。次へ向かってください。6小節目は、2拍目の前に間をとるといいんですよねえ。でも、ブレスはしないんですよ。・・・あと、アウフタクトのとり方とか、2拍目を慌てて入ってしまうところとか注意されつつ217あたりまでざっとやりました。次は、テンポ上げてきてくださいね!(ドキッ!出だしで指がからまっちゃって、どうしてもテンポが上がらないんですけど。。。。。1週間で、どこまでやれるかなあ?)

 

2006.10.22  フェルステナウ「24の練習曲 Op.125」12番、モーツァルト「フルート協奏曲 第2番 ニ長調」KV314 第1楽章・第2楽章

フェルステナウ12番・・・1ヶ月以上真面目に練習したせいか、通したとたん、「いいですね〜!音も鳴るようになってるし。」とお褒めの言葉。細かいところは全然ダメなんだけどね。Hもかなりはずしちゃったし。でも、前回のアドヴァイスで右親指の位置を少しずらしたら、すごく楽になって、自分でもかなりよくなったと思うんだ。だから、素直に喜ぶことにしましょう。2小節目、アクセントをつけつつ前へ前へといく感じで。矛盾してるみたいですけどね。(ここは、何回もやる。自分でも変だと思ってたんだ。)3小節目は、あまり真面目にやらなくてもいいですよ。だんだん速くなる雰囲気で。一番上のフェルマータの音は、もう少し重心を下げて鳴らせるといいですね。あとは、ざっと通って、最後から16小節目あたり、4拍目の音はテヌートがついているわけではないので。何回もあると、しつこくなります。はい、この曲はいいでしょう。(わ〜い♪)

モーツァルトは、第1楽章のカデンツァから。今まではランパル版の譜面を使っていましたが、ここからはゴールウェイ版を使います。カデンツァは、ドンジョンです。装飾音符に、もうちょっと愛嬌をつけて。なんだか流れちゃってるんですよね。16小節目、最後の8分音符3つは、はっきりと。34小節目から、細かい音符がちゃんと聞こえるように。はい、いいでしょう。

2楽章は、出だしのテンポがおかしくて、8分音符でカウントするように注意されたことと、細かい音符が慌てて聞こえるので、ちょっと軽薄な感じ・・・もっと時間いっぱい使うように言われて47小節目ぐらいまで行きました。来週、この続きです。

 

2006.9.17  フェルステナウ「24の練習曲 Op.125」12番、モーツァルト「フルート協奏曲 第2番 ニ長調」KV314 第1楽章

前回はバリウムのせいでへろへろになっていて、レッスン日記も素気なかったけど、今日はやる気十分!でも、12番を真面目に練習すると、右腕がだるくなるのだ。腱鞘炎になりそう。。。。。で、どうしても右小指がうまく動かないというか滑らないのですが、右手の形が悪く小指に力が入っているようです。親指をもっと左にずらし、小指の先の方でキイを押さえた方がいいのでは?2小節目の頭のタンギングをはっきり。(でも、タンギングどころじゃないんだけど。)トリルをつけるとリズムが変になることと、1拍ずつ切れててフレーズが流れてないことも注意されました。(だから、それどころじゃないんだってば。)4小節目は、フェルマータの音量とブレスをとった後の細かい音符の音量がまるで違います。分かってやってるならいいけど、これは悪い癖ですよね。以前にもありましたから。(はい、その通りデス。)後半、Moderatoから5・6小節目、クレッシェンドが早すぎます。音が高くなるから分かりますけど、セーブして。8小節目の最後は、3連符じゃなくて8分音符ですよね?短くしすぎない。9・10小節目は、細かい音符を吹きすぎない。1拍目に重心をおいて。13小節目からのあたり、音も高いんだけど息のスピードが速すぎると思うんですよね。もっとセーブして吹けると思います。これも癖になってるみたいですね。(これは、モーツァルトでも注意されました。気をつけてやればできるんです。今日のテーマは、息をセーブして吹くことと右手の形。)

さて、モーツァルトです。出だしのテンポが不安定。出だしとDのロングトーンとその次の16分音符(これが慌ててる)と全然テンポが違います。で、39小節目あたりで落ち着く感じ。頭のD(高すぎ)とロングトーンのD(低すぎ)のピッチも注意して。で、後はけっこうさらさらと進んで、カデンツァです。(ここからはゴールウェイ版楽譜のドンジョンのカデンツァでいきます。)13小節目から、現実的すぎます。もっとファンタジックな音でいきましょう。口の中の広さを変えてみるとか・・・(それとエチュードでやったセーブの応用ね。)15小節目から、長い音になるとヴィブラートが細かくかかるのが気になります。考えてかけて。いっそ全部にかけるか、あまりかけないか。24小節目からも現実的すぎますねえ。(またセーブです。)やればできるじゃないですか。それ、癖になってますからすぐには直らないかもしれませんが、気をつけてくださいね。次は、カデンツァと2楽章をやりましょう。

 

2006.9.3  フェルステナウ「24の練習曲 Op.125」18番、モーツァルト「フルート協奏曲 第2番 ニ長調」KV314 第1楽章

実は、前日に人間ドックへ行ったら、そこのバリウムと相性最悪で、一晩苦しみました。朝になっても、なんだかふらふらしてお腹に力が入らず、前日から全然練習できないままレッスンへ。。。。。で、吹き始める前に、師匠に言い訳。(言い訳するなよ〜!)

フェルステナウ18番は、だいぶよくなったものの、まだ後鳴りすること、もっとダイナミクスをつけること、あと、最後から2小節目は長い音の後でブレスをとった方がいいのでは、というご指摘ぐらいでなんとか終了。これで、やっと12番へ戻ってH足が使えます♪

エチュードを早めに切り上げたせいか、モーツァルトはかなり進みました。でも、やっぱりメリハリがないので、アウフタクトのとり方や、フレーズのビミョ〜な切り方を、何箇所も注意されました。あと、真ん中のHーCisのトリルにCが混じっちゃうので、気をつけるように言われました。(かなり必死で指を動かさないと!)カデンツア(ドンジョン版)にも、ちょっと入ったんですけど、やっぱり一本調子にならないように、ヴィヴラートのつけ方から、微妙なテヌート、テンポまで・・・はぁ〜、がんばろうっと!

 

2006.8.20  フェルステナウ「24の練習曲 Op.125」18番、モーツァルト「フルート協奏曲 第2番 ニ長調」KV314 第1楽章

18番、やっぱり同じこと言われて不合格・・・ちょっと、つらくなってきたな。指が転ぶのは、だいぶよくなってきてるのに、後鳴りしてるからちゃんと聞こえないんですよね。アーテュィレーションを無視して、全部スラーでやってみてください。う〜ん、やっぱり音がコブになってるっていうか。(息を自然に流すように練習。あと、スラーの頭をアクセントにしてみたり、いろいろ。)テンポも、もうちょっと上げた方がいいかな。本当は、めちゃくちゃ速いですもんね。(は〜、息とテンポね。)

モーツァルトは、まず1ページ目を流す。(100小節目ぐらいまでね。)出だしですけど、32分音符のド#レを大事に。その次のド#もテヌート気味ね。37小節目、Aの4分音符が続くところは、もっとニュアンスをつけて。・・・全体的に、ロマンティックにしすぎかなあ。もっと、きっちり吹いた方がいいですよ。(これは、今回さんざん注意されました。ロマンティックにしすぎない、というのが今回のテーマみたいです。自分の録音聞いて、もっときびきび吹きたいなあ・・・とは思ったんですよね。だったら、そう吹けばいいんだけど。)46小節目、それまで同じ音だったのが変わりますので、頭をアクセント気味に強調して。20小節目からのパターン、上がった音にアクセント。はじけていいでしょう。でも、56小節目はパターンが変わるので、Dはテヌート気味に強調して。61小節目からも、前回も言いましたけど、ロマンティックにしすぎない。65小節目からは、1拍1拍2拍・1拍1拍2拍・4拍・・・と感じて。72小節目、シンコペーション。73小節目は、もっときっぱり。男性的に吹くのか、女性的に吹くのか、もっと考えてメリハリをつけるようにしましょうね。

 

2006.7.17  フェルステナウ「24の練習曲 Op.125」18番、モーツァルト「フルート協奏曲 第2番 ニ長調」KV314 第1楽章

18番、2回目。やっぱりレファ・・・に聞こえがち。息を飲み込んじゃってるみたいな。付点をつけて練習するといいんじゃないですかね。19・20小節目は、それまで2小節ずつのフレーズだったのが1小節ごとになるので、ちゃんと入りなおして。27・28小節目、どうも音の切り方と次のフレーズの出があいまい。減速しないでいってみましょう。終わりから3・2小節目、せめてドミ♭ド#ミレーの山になるところはしっかりffで。もう終わりかよ、じゃなくて、終わる感じにしましょう。これは、もうちょっとゆっくりめでいいので、もう一度しっかりさらってきてください。

いよいよ、モーツァルトです。まず、出だしでコケる。これ、嫌ですよね〜!トリルは、小指は上げっぱなしでいいので、薬指と小指の2本動かすつもりでやると案外いいですよ。37・38、Aが3つ続きますよね。無表情にならないように。41も8分音符が4つ続くので、しっかりアーテュキレーションを出しましょうか。42とか46、休符でブレスをとってもいいんですけど、フレーズが切れないように。50、8分音符は軽く。51・52で対話するように。同じことが2回ありますけど、3回目は違いますからね。違いを出すように。58、最後の8分音符はスタカートかな。61から伴奏は、8分音符のきざみでしょう?あんまり歌っちゃわないように、自然にいきましょう。マルカート気味で。伴奏の形も考えて吹きましょうね。61・62の頭のアーテュキレーションも、表情つけるといいかな。やりすぎないように。66・67は、しっかり< >をつけて。立体的に。68から、休符の次の出が遅れます。72、シンコペーションをしっかり意識して。はい、今日はこのへんまで。

表情に乏しかったり、平板だったりするのは毎度のことなんだけど、今回特に音符を追うのでいっぱいいっぱいで、とても表情をつけるどころでは。。。。。モーツァルトは、やっぱり難しい〜!おまけに、難しそうに吹いちゃいけないところが、ますます難しい〜!!

 

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