レッスン 3

 

2003. 7. 3 アンデルセン「24のエチュード Op.21」6番、ゲイリー・ショッカー「エアボーン」

本日のレッスンは、なんかすっごい不本意だった。忙しいのを理由に練習してない自分がいけないんだけど、アンデルセン6番もエアボーンも中途半端なまま終了することに。。。。。

まず、アンデルセンね。最初から、きちんとテンポをとって。あ、それでアタックもはっきりしてきました。特に頭のF♯のタンギングは、きちんとしてください。2小節目の高いレは、クレッシェンドのはじめの方だけど、もっと鳴らして。最後のレドシと次の小説の頭のシの間に、妙に間があきますね。つなげて。7小節目、低いソファミ・ソファミ・・・は鳴らしやすいけど、dem.ですよ。12小節目、もっとcresc.ね。ファ#−ソーラーシーと向かって。17小節目や22小節目の#の音は、もっと大事に。まあ、そんなところで次に行きましょうか。(いまいちだけど、3ヶ月もやったんで疲れちゃった。。。。。)

で、エアボーン、後半です。今回、文章化すると分かりにくい指摘が多かったので、意味不明な部分や書けない部分もずいぶんあります。すいません。3/8になってからの旋律、66小節目、68小節目というように2小節おきに頭を意識して。72小節目のFis、短すぎ。次の小節とセットになるようにつなげて。77小節目、トリルはCisですね。(その後にも、何箇所かあり。どうも、あわてて上がりきれないみたい。)80小節目は、次の小節のアウフタクトみたいな感じで。83小節目、最後の8分音符短すぎ。余韻を残して。(同じパターン何箇所か。)84小節目も同じね。89小節目からのaccel.は、けっこうかけにくいですね。93小節目から2拍ずつに区切るみたいにして、その感覚を狭めていったら?High−Esの指は?こっちの指はどう?(1  4| ▼3   分かる?でも、やってみたけど、急には出なかった。息を全部入れる感じで。)High−Esのタイミング、突っ込みすぎです。休符をとって。101・102小節目、102の頭でフレーズが切れてる感じがしますね。ここはつなげましょう。装飾つきのG、ちょっとおしゃれに。106小節目、ファミファミ・・・と同じことが2回続いているので、2回目をちょっと強調するといいかな。111小節目、最後のシラは、次へのアウフタクトっぽく。ちょっともったいぶって。3/8からテンポで。Poco meno mossoから、もっとゆっくりにして雰囲気変えましょう。後はまた同じことで、277小節目から、ヴィブラートのかけはじめをはっきりするといいかな。レーファーミードーレーの音程は、難しいですね。高いレは、ムラマツは特に暗めの音色になるので、意識して明るめに。高いミは低めにとらないと。で、ドとレは明るめ。(これは、しつこく練習・・・難しい。)

と、こんな調子でダ〜ッと最後までとばしてしまいました。で、そろそろ発表会の曲にいくことに。『エアボーン』は、我ながらまだ「吹ける」という状態ではなくて、こんな中途半端な状態でやめるのは嫌なんだけど、実力に見合わない曲を選んだ自分が悪い。。。。。ちょっと懲りたので、発表会の曲は先生のご意見を尊重することに。先生は、「吹きたい曲が一番いいんですよ。」と、はっきりこの曲ということは言われなかったけど、予定変更、軌道修正だな。なんにしようか・・・?

 

2003. 6. 5 アンデルセン「24のエチュード Op.21」6番、ゲイリー・ショッカー「エアボーン」

今回のレッスンの課題は、エチュードも「エアボーン」も“重心を上げない!”でした。以前から自覚はあったんですけど、私の高音の出し方には問題があるのです。今日繰り返し言われたことは、
@重心を上げない。むしろ下げる。
A上あごと下あごに同じぐらい息を当てる。むしろ下あごの方にたくさん当てる。
Bこのへん(といって、先生は上唇の上当たりで手をひらひらさせる)より上では響かせない。
です。これやらないと、ピッチも果てしなく上がっちゃうでしょ?(ほんとだ〜!)

ということで、アンデルセン6番。旋律と伴奏とあるんですけど、伴奏の方が音が多くて時間も長いから、どうしてもそっちが目立ちすぎますね。デクレッシェンドをかけるときも、旋律にはかかってるんですが、伴奏にももっとかけて。旋律の響きを独立させて。で、まず、旋律だけ取り出して吹く練習。(↑の重心の話になる。)クレッシェンド・デクレッシェンドをもっと大げさに。molt espressivoですし。その後、楽譜通りにゆっくりめに練習。24小節目、ニ長調の響きになります。あとA#が出てくるところの響きも重要。(って、私の苦手な調性だの2声だのなんだのの話になっちゃうので、ちょっと意味不明。。。。。)29・30小節目、旋律の16分音符は、ちょっとスタカートぐらいの方がはっきりするかな。終わりから10小節目、ここはヤマだから、もっと強調して、旋律もたっぷりとっていいでしょう。伴奏の16分音符もぐっとクレッシェンドして。終わりから5小節目・4小節目、しっかりクレッシェンド・デクレッシェンド。その代わり、後の3小節は割りと平板に。

これ、もう1回きちんと整理してやりましょうねえ。(きゃ〜!3ヶ月目に突入!!5月は先生のご都合でレッスンなしになっちゃって、なんとか今回は合格したかったんだけど、やっぱり無理だったか。。。。。これ、苦手パターンの曲だもんな。)

次は、エアボーン。出だしの8分音符、しっかり吹き込んで。2回目もね。伸ばすシ♭の音はデクレッシェンドかけないで、16分音符に向かって。10小節目は、もっとデクレッシェンド。ブレスの後のタンギングは、もっとはっきり。で、15小節目あたりから、また高音がひっかかって↑の重心の話。27小節目からのパターンは、ソ♭の後に余計な音が混じってひっかかる。右薬指を離すタイミングがはやいみたい。ラッターはまだできないので(まだ!?)、そこはとりあえずおいといて、速い部分をていねいに練習。33小節目、ひとつひとつの音を同じ出し方で均等に吹くようにして、後半はシド#レミラーの流れを意識。35小節目は2・4拍目を強調して慌てないように。ここで慌てちゃうと、次が死にますからね。36小節目はソーーーーファ#〜〜〜〜と流れるわけだから、ソの音を意識してずっと鳴ってるように。attaccaの前、シ♭の伸ばしは右小指をはずした方が明るい響き。ラレのところで吹き直すようにしてもいいかな。Allegro vivoの出だしで、またひっかかる。シ♭の音が悪すぎ。その前の伸ばしは、いいのにねえ。全体的にもっと前向きに吹いてみて。

次は、速いところを真剣にやりましょうね。(できるのか!?)先生は、「よくさらってありますよ。」と、しきりに慰めてくださったけど、無謀な選曲に限界を感じている私であった。。。。。

 

2003. 4. 3 アンデルセン「24のエチュード Op.21」5番、ゲイリー・ショッカー「エアボーン」

まず、アンデルセン。自覚はあったんだけど、16分音符が慌ててクチャクチャッとなってるの。厳密にいうと、2つ目の8分音符と16分音符の間が短いんですね。レ・レ・ミと均等にいくように意識してみてください。(おお!これ意識するだけでだいぶ違う!カッコよくきまるようになります。)中音レ#とかミの音が、やっぱりよくないですね。ことさらに息を集めるように意識してみて。33小節目とか、ラと同じ吹き方で吹いちゃダメです。31・32小節目の16分音符の頭のファ#とかも、そうですね。アクセントつけるぐらいの気持で。41・42小節目、分かってはいるんでしょうけど、低い音の方が旋律です。重心をもっと下に置いて。49小節目、51小節目も同じ。ド→シ→ラ→ソ、レ→ド→シ→ラと向かって。この曲は、旋律が高い方にきたり低い方にきたるするから、きちんと吹き分けて。最後から4・3小節目、2つ並んだ8分音符の2つ目の方がちょっと長いです。あと、どうしても低い音のタンギングが甘くなりがちなので、気を付けてください。

で、「エアボーン」ね。これ、ピアノと合わせるの、難しいですね。いつも伴奏してくださるNさんは、合わせるの上手ですけど、それでも3回は合わせなくちゃ。(って、先生、私これを発表会でやろうなんて大それた考えは持ってませんってば!)で、とりあえず通す。緊張したのか疲れたのか、けっこう成功率も高くなっていた第4オクターヴのE♭も最後のC#も、全部はずしちゃったわ。。。。。そうですね。前半はキレイに吹かなくちゃいけないけど、後半はうんと現代っぽく、きれいじゃない部分があっていいです。例えばsfzのところとか。rit.とかも、もっと大げさに。アメリカ人の、それも男性の作品ですからね、かなり勢いでガ〜ッといっちゃっていいんじゃないでしょうか。高音も、もっと出して、というか開いた感じにして。息のスピードが上がって、外にそれていっちゃってます。歌口を最大限に利用する感じで、もっと息を下向きにして。

じゃあ、最初からいってみましょう。この曲は転調が多いですから、調性を考えてくださいね。(調性?なにやら難しい話になってきました・・・)初めはE♭の調ですよね。ちょっとE♭GB♭E♭GB♭E♭〜って、やってみてください。その中で旋律を吹くわけです。じゃあ、やってみて。(で、先生がE♭をず〜っと鳴らしている上で、私が旋律を吹きました。以下の調でも、同様の練習です。)8小節目、ぐ〜っとクレッシェンドね。12小節目の頭は、舌つきませんよ。それに、山はB♭の音じゃないですから。20小節目で、今度はG♭の調。24小節目で半音上がってGの調ね。ギアをさっと入れ替えて。29小節目、D♭がだんだんクレッシェンドしていくとだんだんピッチが高くなっちゃうので、気をつけて。フラッターはねえ・・・どうやって練習したらいいかしら?(で、いろいろ悪戦苦闘してみるんですけど、できませ〜ん!どうも、私の敗因は、舌に力が入りすぎていることと、舌をつく位置が後ろ過ぎることにあるみたい。)遺伝的にできないっていう人はいないみたいですよ。がんばってみてください。35小節目、2・4拍目の頭を少し意識して、編拍子っぽく。37小節目と対応してますね。

はい、後半は、また今度やりましょうか。(ああ、頭ぐるぐる・・・)

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