コンサート日記(2018年)

 

豊橋ウインドアンサンブル 第32回 プロムナードコンサート 2018.11.4(日) ライフポートとよはし コンサートホール 13:30

行進曲「コバルトの空」:レイモンド服部
イエロー・サブマリン≪シンフォニック・ヴァージョン≫:J.レノン&P.マッカートニー/編曲 小六禮次郎
さくらのうた:福田洋介
吹奏楽で綴る音楽物語「白雪姫」:原作 グリム兄弟/作曲 F.チャーチル/編曲 西谷伸二/語り 塚田百美

黒い炎〜Get It On〜:B.チェイス/編曲 郷間幹男
茶色の小びん:アメリカ民謡/編曲 岩井直溥
松田聖子メドレー≪白いパラソル・赤いスイートピー・青い珊瑚礁≫:財津和夫・呉田軽穂・小田裕一郎/編曲 高沢智昌・山下国俊
青い影:G.ブルッカー&K.リード/編曲 弓大助
ディープ・パープル・メドレー:R.ブラックモア他/編曲 佐橋俊彦

【アンコール】ゴールドフィンガー’99
【エンディング】素直になれなくて

いつもお世話になってます、隣市の吹奏楽団の演奏会。今回のテーマは「COLOR(色)」です。オープニングの「コバルトの空」は、おなじみスポーツ番組のテーマ曲。でも、「コバルトの空」というタイトルがついたのは、ずっと後にレコード化された時なのだそうです。「イエロー・サブマリン」は、途中でワーグナーの「ローエングリン」のフレーズが入るシンフォニック・ヴァージョン。トランペットのハイトーン、御苦労さまです。「茶色の小びん」は、かっこいいフルート・ソロがある。本当はアルト・フルートのソロなんだって。ディープ・パープルはやったことないけど、人気のアレンジだよね。3曲目のイントロ、軽音部のコがず〜〜〜〜〜っと練習してたな。懐かしいというか、耳についちゃって・・・ということで、なんだかんだと楽しい演奏会でした。


リュートの世界 2018.10.1(月) 豊川市民プラザ4階 穂の国B 18:00 リュート:中川祥治

◆ルネサンス・リュート
イタリアーナ:作者不詳:16世紀イタリア
グリーン・スリーブス:作者不詳:16世紀イギリス
ガリヤード:フランシス・カッティング:16世紀後半〜17世紀前半、イギリス

◆バロック・リュート
プレリュード:エヌモン・ゴーティエ:c1575−1651、フランス
クーラントとサラバンド:ドゥニ・ゴーティエ:1603−1672、フランス
組曲34番ニ短調よりプレリュード、アルマンド、クーラント、メヌエット、ジグ:シルヴィウス・レオポルド・ヴァイス:1687−1750、ドイツ

◆ルネサンス・リュート
ガヴォッタ:オリジナル
朝の10時に:オリジナル
夏のプレリュード:オリジナル
夜間飛行:オリジナル
カナリオス:ガスパール・サンス:1640−1710、スペイン

実は某団体の研修会なので、一般公開はされていないミニ・コンサートです。初めての生リュート、とっても雅でした。ルネサンス・リュートは小ぶりな13弦、バロック・リュートは1.5倍ぐらいの大きさで24弦。両方の音色が聴けて、中川氏のオリジナル曲も何曲か。


名フィル・ウィンド・オーケストラ2018 2018.9.29(土) 日本特殊陶業市民会館フォレストホール 15:00 指揮・ソクソフォン:須川展也

バーンスタイン:ミュージカル「キャンディード」序曲
兼田敏:吹奏楽のためのパッサカリア
長生淳:天頂の恋
リード:エル・カミーノ・レアル

エレビー:シナモン・コンチェルト〜アルト・サクソフォンと吹奏楽のための  T 追い越し車線  U 夜更かしする人々  V 乱痴気騒ぎ
真島俊夫編:ディズニー・メドレーV
ロジャーズ[宮川彬良編]:私のお気に入り(ミュージカル「サウンド・オブ・ミュージック」より)
ヴァン・マッコイ[岩井直溥編]:アフリカン・シンフォニー

【アンコール】
追憶のテーマ
宝島

一度聴いてみたかったんですよ、名フィル・ウィンド。今回プログラムもいいし、生・須川氏が見られる!ということで出かけました。いや〜、これぞ吹奏楽という曲が並んでて、楽しかったです♪「天頂の恋」は、もともとソプラノ・サックス、テナー・サックス、ピアノの3重奏曲。七夕伝説を題材にしており、ソプラノ・サックスが織姫、テナー・サックスが彦星だそうです。「シナモン・コンチェルト」の『シナモン』は、作曲者・エレビーの近所のジャズ・クラブの名前。ジャズのエッセンスも組み込まれたかっこいい曲です。アンコールの「宝島」で、いい感じに血圧も上がり、大満足!


豊川工業高校&穂の国ウィンドオーケストラ 第6回ジョイントコンサート 2018.9.22(土) 豊川市文化会館 13:30

【第1部 オリジナル・ステージ】
内藤淳一:ブライアンの休日(2008年度コンクール課題曲)
坂井貴祐:ヨハネス・ファンタジア
樽谷雅徳:マードックからの最後の手紙

【第2部 豊川工業高校・代田中学校合同ステージ】
大野克夫:名探偵コナンメインテーマ
星野源:ドラえもん
宮川成治編:J−BEST’17

【第3部 新旧アニメーションステージ】
米津玄師:ピースサイン
池波晏寿:全力バタンキュー
星出尚志編:ジャパニーズ・グラフィティ]U
ポール・ラヴェンダー編:ライオンキング・セレクション
youth case:ふるさと ※以降3団体合同

【アンコール】
オーメンズ・オブ・ラブ

穂の国WOの団長さんは高校の吹奏楽部の後輩兼かわ吹団員ということで、行ってきました。開演前から団長さんは入念に舞台チェックしています。がんばれ〜!1部はオリジナル・ステージ。マードックとか難易度の高い曲にチャレンジしてすごいわ。ヨハネスにもマードックにも、フルートのおいしいソロがある。私もやってみたいなあ。2部は高校生と中学生の合同演奏。やっぱり音にハリがある。若いっていいわぁ!「J−BEST’17」は、2017年上半期にヒットした曲のメドレー。恥ずかしながら「やってみよう」ぐらいしか知らんわ・・・・トシを感じる。3部は新旧アニソン。指揮者も知らないサプライズのダンス演出が入ったりして元気いっぱい。


櫻井牧男 還暦コンサート〜サクソフォンが繋いだ絆〜 2018.8.29(水) 天白文化小劇場 19:00

R.シューマン:アダージョとアレグロ op.70
J.セルナー:サクソフォーンのための12の二重奏曲より 第9曲
E.グラナドス/坂口新:スペイン舞曲 第2番
I.アルベニス/M.ミュール:スペイン組曲より セヴィーリャ
伊藤康英:チャイコフスキアーナ

W.A.モーツァル/渡部哲哉ト:歌劇『魔笛』より「序曲」
J.ヴァン・デル・ロースト/柏原卓之:カンタベリー・コラール
A.グラズノフ:サクソフォーン協奏曲
V.モンティ/後藤洋/竹内規晃:チャールダッシュ

【アンコール】
彼方の光

とよかわ吹奏楽団の音楽監督でもある櫻井先生の還暦コンサート!行かないわけにはいきません。会場は、ちょっと遠かったけど・・・行ってみたら、他の楽団の方々でも知っている顔がたくさん。櫻井先生の人徳を感じました。

1部、シューマンは、櫻井先生のテナーとピアノ、セルナーはアルトとのデュエット、グラナドスとアルベニスは4重奏、チャイコは先生バリサクの8重奏です。2部は、スリジエサクソフォーンアンサンブルのアンサンブルというかサックス・オケですね。協奏曲と「チャールダッシュ」のソロは、もちろん櫻井先生のアルト。「チャールダッシュ」は、かわ吹(当時は御津吹)と先生が初めて共演した曲なので、懐かしかったです。


セントラル愛知交響楽団第164回定期演奏会 〜劇的緊迫感の高揚〜 2018。8.10(金) しらかわホール 18:45 指揮:ディエゴ・マルティン・エチェバリア

モーツァルト:歌劇「イドメネオ」へのバレエ音楽 K.367
ストラヴィンスキー:バレエ音楽「プルチネルラ」組曲

ボロディン:歌劇「イーゴリ公」より“ダッタン人の踊り”
ストラヴィンスキー:バレエ音楽「火の鳥」組曲(1919年版)

6月に自分が「火の鳥」やったんで、生オケで聞いてみたくて。(あ〜、こんなふうにやってるんだ。)と、すごく勉強になりました。本番前じゃなかったのが残念ですが。師匠が1stフルートでのってたので、素敵なソロがいっぱい聞けました。「プルチネルラ」のガヴォットにも、フルート、ホルン、ファゴットのソロが延々と展開する場面があって、(ストラヴィンスキー天才!)とまたもや確信しました。


マスターズ・ブラス・ナゴヤ 第3回 定期演奏会 ヤン・ヴァン=デル=ロースト プログラム 2018.4.30(月・祝) 刈谷市総合文化センター 大ホール 15:00

クレデンティウム
いにしえの時から

シンフォニア フンガリカ  第1楽章 アッティラ!  第2楽章 アールバード  第3楽章 イシュトヴァーン

【アンコール】
カンタベリー・コラール
コンサートマーチ「ミネルヴァ」

指揮の先生が出るので、聞きに来ました。他にも何人か知り合いが来ているはずなんだけど、開場前からすごい列!人が多すぎて、全然見つけられませんでした。高校生の集団もあちこちに・・・

座席に座ると、開演前からピッコロのハイトーンをバリバリさらう音がする・・・誰が吹くんだろう?と思っていたら先日のマスタークラスの彼でした。思わず、(がんばってね。でも、ボーマディエ先生は、低音をしっかりさらいなさいって言ってたよ。ちゃんと練習してるの?)と、同類というより、お母さんのような気持ちで見守ってしまいました。

デル=ローストづくしの大曲&難曲ぞろい。アンコールの「カンタベリー・コラール」だけは吹いたことあるけど、あとは全然知りません。「フンガリカ」なんて笛7本だし。ユーフォ4本&チューバ4本がいっせいに巨大なミュートをセットするだけで、何事!って感じがするし。聞きごたえは十分だけど、ちょっと疲れました・・・すごすぎます!


 

ジャン=ルイ・ボ−マディエ ピッコロマスタークラス&ミニコンサート 2018.4.25(水) ドルチェ・アートホール Nagoya 18:00

【マスタークラス】
P.スウェルツ/ラヴェルの墓

【ミニコンサート】
J.ドンジョン/バームボウシュ
M.A.ライヒャルト/パラの思い出
F.ミュルサン/ピッコロとピアノのためのソナタ
V.ポルツ/ミッドナイト・ウィズ・パン

まず、マスタークラス。何の曲か公式発表がなかったため、楽譜もないし知らない曲。ボーマディエ氏も、「この曲知らない。申し訳ない。」を連呼。でも、吹けちゃうし、教えられちゃうんだから、スゴイ!でも、受講生の方、(もちろんレベルは全然違うんだけど)私と同じ弱点をもっているようで、言われることが全て、いつも私が師匠から言われていることと同じで、ちょっと笑えました。

冒頭の細かいパッセージ、正確に。そして軽やかに。ラヴェルのエスプリが感じられるように。シャンパンみたいに、ね。(8分音符でとることから練習。できるようになったら4分音符で。)中間部は、よく歌って。美しい音で。(装飾音抜きで練習。)音だけ追うんじゃなくて、歌って。

後半は、音の練習。低音の練習をたくさんしましょう。息をあまりたくさん入れなくて音をまとめるように。ピッコロのアンブシュアの中に音をまとめて入れるつもりで。低音から音を作ります。(ひたすら3度進行や半音階の練習。)上へ行く時は体を沈みこませ、重心を下げて。息がフルート以外のところに出ています。息をまとめて。

で、また曲のゆったりフレーズへ。遠くをイメージして。音を真ん中に集めてダイレクトに発音します。バッハを吹いて音色を探す練習もいいでしょう。(と、パルティータのゆったり楽章など吹いてみせてくれました。)そうやって自分の音を探してください。喉を開いて、お腹で支えて。音の方向性を意識して、遠くへ飛ばすつもりで。息の音はいりません。

で、ミニコンサート。4曲目は、通訳をしていた東條茂子氏がアルトフルートで参加。アンコールも1曲目はダマレのポルカっぽい、ピッコロ・デュオとピアノの曲。2曲目は「カプリス」だけわかったけど、ピッコロ1本とピアノの曲でした。


エミュ ウインドアンサンブル ニューイヤーコンサート 2018.1.7(日) フロイデンホール 14:00

【1st Stage】
コントラバス・ソロ   KICHO(キチョ):A.ピアソラ
ピアノ・ソロ      SAMBA DE 恋して:ヒイズミマサユ機
フルート・ソロ     風笛:大島ミチル
サクソフォーン4重奏 サクソフォーン4重奏のためのティータイムの画集:三浦真理
               T.窓辺のプレリュード U.薄もやのコラール V.夢の中で W.フーガとリズム
サクソフォーン8重奏 生命の奇跡:村松崇継
金管8重奏       川中島:高橋宏樹

【2st Stage】
氷河特急:高橋伸哉
ロマネスク:J.スウェアリンジェン
インテルメッツォ:保科洋
月山 〜白き山〜:真島俊夫

【アンコール・一緒に演奏しよう】
吹奏楽のための第一組曲より マーチ:G.ホルスト
ふるさと:岡野貞一

知り合いもいろいろ出演するので出かけました。でも、開場に着く直前に楽器持参でくればよかったことに気がついた。皆さんご一緒に!のコーナーがあるんだった。でも、先着?名様はリコーダーもらえるので、それで参加してもいいんですけどね。

10周年記念、クレッシェンド・コンサートということで、1部はソロとアンサンブル。弦バスのソロなんて初めて聞いたけど、ピアソラかっこいい。KICHOというのはピアソラの楽団の弦バス奏者の名前だそうです。4弦の楽器で演奏していましたが、2部では5弦の楽器を使うとか。「SAMBA DE 恋して」は、最後に「ゆきやこんこ」が顔を出すオシャレな編曲。原曲もそうなの?「ティータイムの画集」は「思い出は銀の笛」と同じ作曲者だよね?いかにもそんな感じの曲でした。「川中島」は、やっぱり川中島の戦いと武田信玄の曲。えらい難曲らしいです。

休憩時間は、ロビーで楽器体験コーナー。私は知り合いのエスクラさんの赤ちゃん(10か月)と遊んで和む。

2部はフルバンド演奏。「インテルメッツォ」は、夏のコンクールでうちの楽団もやりました。今日はコンクールじゃないし、好きなだけ遅めのテンポかと思ったら、意外に速い。「月山」もかっこいいですね。3部作が完成せずに真島氏が亡くなってしまったのが惜しまれます。そして、一組やるんなら、やっぱり楽器持ってくればよかったぁ〜!

 

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