フリールポライターの片手間で、素人探偵業を営んでいる、浅見 光彦と申します。
軽井沢にいる、作家の内田 康夫先生には大変御世話になってる、売れないルポライター
である。
今回、内田先生の小喧しい話しの中で、ショボリーの限界説が巷で噂との事で、
その真意についてレポートを書けとの指令が。えらい安い原稿料なのだが・・・。経費に
至っては、往復の電車賃のみである。まったく、ただ働きもいいところだ。
実際、興味に至っては何らないのが正直な所であり、本紙を購読頂いた読者諸氏にも
何ら関係ない話しなのだが。ま、たまには先生の我侭も聞いてあげなければという
位である。
どうやら話しの発端は、レジー氏とショボリー氏が先週の練習後、某所某時間に
焼肉屋「Ｈ亭」に向かう車の中での出来事。足を痛がるショボリー氏に向けてレジー氏が
「もう限界なんじゃない！？」と言った所、否定も肯定もしなかった（レジー談)。
実際、レジー氏曰くは、ショボリー氏はサポーターをしている左足もプレー後はかなり痛み、
又、先週の練習で捻った右足も若干痛むとの事。どちらかというと、左足の方が痛いらしいの
だが・・・。
おかしい。。。何か頭の中ですっきりしない靄が取れない。。。
残尿感が纏わりついて、取れないイメージだ。
(失敬)
あれこれ推理してみた所・・・
�￣親杏埖�？
�∪儀鄲世蝓�
�１薺察�
�い修譴箸發曚鵑箸妨続Δ�？
何かが頭の中で弾けて砕けた。。。これだ！これしかない！！そうか、そういう事だったのか！
私の推理は推測から確信へと変わった瞬間だった。
「立ちバックに駅弁だ・・・。正月早々姫初めとか何とか、言ってたっけ。たしか、あの夜に
抜か３とか、４とか・・・そんな・・・、そんな理由だったのか・・・。真意も何も
あほなだけだな・・・。」
− 終 劇 −
〜作者後書〜
・・・って、こんなオチですいません。読み始めた読者諸氏は初めからオチが見えていた気が
してなりません。どうも、読み返してみると（失敬）が僕の中では一番笑えた気がします。
僕が作りだすルポライター、浅見 光彦に何か解決頂きたい難事件・珍事件あればご一報
下さい。次なる作品の参考にしたいと思います。。。 内田 康夫
ショボリー氏の名誉の為に、決して限界では無い事を最後に付け加えたいと思います。