『総力戦の予感』
この時期の体育館は暑い。
走力だけでなく、集中力も失いやすい。
すると大事な場面でミスが出る。
そうなれば流れなんて持ち込めるはずがない。
先日の練習試合がそうだった。
流れを呼び込めそうな場面でミスをする。走れない。
「走れなければ試合にならない」
中田英寿が怒りながら言った。
相手より下手くそなヨガは相手より走った時がスタート地点。
ヨガには代われる選手がたくさんいる。
代わったからといって大きく戦力ダウンすることなどももうない。
夏の大会は常にフレッシュさを保つように総力戦になる。
足が止まったら即代える。代わる。意地を張らない。
罰ではなくて、チーム活性のため。
常に走る。
最近、サッカーもよく見ることも多いだろう。
するとバスケとよく似ていることがわかる。
ダイレクトプレーは効果的だし、縦へ勇敢に出してミスしたパスよりも、
横パスのミスは即致命的ダメージを受け兼ねない。
プレスのかける位置、身体の入れ方、ゾーンかマンツーかなどなど。
そして、何より走らないことには始まらない。
サッカー日本代表の試合を見て思うところは多々ある。
そのあたりは名波氏に任せる。
とにかく、夏の大会は総力を持って、走力を出し切ることが必要だ。