記事タイトル:湿布について 


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お名前: MM   
ショックです、私かなりの常用者です、7年以上毎晩寝るときは湿布を両肩と首に3枚貼って寝てました、張らないと肩こりが苦しくて眠れない事が多く・・・昼間も外出以外は2〜3枚貼った状態・・・針や治療院は通い続けましたがどんな治療も効果がなく、湿布がいちばん気休めになったので使い続けていました・・・しかしこの3年ほど呼吸器がおかしくなり大学病院での検査では原因不明でも症状が喘息なので喘息と診断されました。これって湿布の副作用・・実は最近自分でも気づき始めてました・・・湿布を貼ると息が苦しくなって咳が止まらないのでここ半年は湿布を使う回数が3分の1以下になってます、でもやっぱり首が苦しいと湿布に頼ってしまいます。ちなみにひどい頸椎ヘルニアで3年前には右手が激痛と共に肩から先全く動かなくなりました、幸いレーザーの減圧術が効き、また腕は動くようになりましたが、痺れは残っていますし、ヘルニアはそのまま残っているし慢性肩こりに苦しんでいる36歳です。いったいこれからどうすればいいのか・・・・

お名前: エクリュ―   
インドメタシンが筋肉の衰退に繋がるとはとても意外です。
私もついさっき使ったばっかりなので、悪循環にならなくてよかったです。
参考になりました。

お名前: まねN   
薬はどんなものでも副作用があります。
そしてよく効くものほどそれは大きくなります。要は使い方です。
こういった副作用を考慮して、これらの薬を処方する際、消化器官の粘膜を保護する薬を一緒に処方したり、
2時間以上の連続使用をしないよう指導している病院もあるようです。

よく、寝る前に貼ってそのまま寝る人がいますが、それはよくないというのはもう想像がつくでしょう。
また塗ったり、貼ったりすることで、精神的な鎮静効果を望むならそれは逆効果です。
むしろ、自分の体を衰えさせることになると思います。

湿布は絶対にだめと言う訳ではありません。
効果が認められない場合、または効果があっても長期間の使用は、副作用を及ぼすだけなので
使わない方が良いと思います。

それから、効果があるものはインドメタシンやボルタレンなどの強い薬の方でしょう。
前にも書いたけど、
「筋肉はある程度いじめる(筋トレ等)ことにより、元に戻ろうとする力(超回復)で成長します」
インドメタシン系はよく効きますが、これらの筋肉を成長を促す作用まで止めてしまいます。
(だから筋肉が細くなる)

つまり一時的な強い痛みの除去以外には用いないほうが良いということです。
インドメタシンはバ○テリンだけでなく、スプレー・ゲル・湿布ましては温湿布にまで含有されているのが現状です。

使い方は、RICE処置(昔説明しましたので今回は割愛します)をしっかり行い、
強い痛みの場合のみ、「補助的に」且つ「急性期だけ」の使用することをおすすめします。

注)これらはあくまでも個人的な見解です。結果の如何や効果について責任は負えません。
↑(YOGAのみなさんへ:一応、フリーのHPなのでリスクマネジメントのために書いてます。しかし自信をもっておすすめしてます。)

お名前: じゃがりこ   
むむむー。考えさせられますな。
こんな弊害があるなんて知らなかったし、怪我したら患部に普通に湿布をはることが当たり前だと思っていましたよ。
説得力がないなんて言って申し訳ないですわ。
でも、今まで信じていたものをすぐに考えを覆すことは難しいので、こういった事例もあるということを頭に入れつつ、うまく湿布を活用していこうと思います。

まぁ、その前にやはり怪我をしないようにアップ&クールダウンをしっかりやるべきですなー。

お名前: 訂正N   
文中、有効成分をかっこ書きで(インドメタシン)としていますが、
有効成分はインドメタシンだけではありませんのであしからず・・・。

お名前: まねN   
昨日、さわのぼりのじゃがりこが大好きなボクちゃんに
「なんか説得力ないな〜」
って言われたのでちゃんと説明しておきます。


まず、前回軽く触れてますが、受傷後のケアとして、
3日間(72時間)までの急性期の間はしっかりと冷します。
  ★運動によって生じた微細な炎症を防ぐ。つまり出血や腫れを止めるためには、
  冷すことによって、血流を抑えるのが有効。

4日目以降の慢性期では温める(というか保温)します。
  ★温めることによって筋肉や組織の伸展性が増す。つまり、損傷した組織を修復
  するために、血行をよくして新鮮な血液を送り込んであげることが必要。
  
※肩凝りや腰痛なんかは冷しちゃダメといわれるのは慢性のものが多いからです。
※4日目以降でも運動直後はアイシングします。
以上が基本です。だから受傷直後に鎮痛剤はよくない。というのは前回に触れた通りです。


では何故湿布はよくないのか?
湿布は「効かないから良くない」と言っている訳ではありません。
むしろ、昔の「膏薬」と呼ばれてた頃より格段に効き目は上がっているでしょう。

皮膚を覆う湿布薬や、塗り薬(バ○○リン等)は有効成分(インドメタシン)が皮膚から
血液に吸収されるもので、「経皮吸収剤」と呼ばれます。
現在では、より多くの成分が吸収されるような処方になっていて、全身的投与と同様の
副作用がおこる可能性があります。
まぁ、そこまでの話はいいとして・・・。

現在はインドメタシンやその他の有効成分が含まれるものが多いです。
効き目が高いというのはいいような気がしますが、
それらを使いすぎるとどのような弊害があるのかを知る必要があると思います。


まずインドメタシンを使っていると、その場所の筋肉が痩せてきます。(中には極端に痩せる人も・・・。)
痩せてしまうメカニズムは・・・
痛みの起きている場所では、細胞の組織を復活させるために、痛みを強く感じさせる成分が盛んに合成されています。
インドメタシンは、そいつの合成を阻止することで痛みを抑えてます。
最初は筋肉の弾力が低下するため、衝撃の吸収力も低下し、筋肉がだんだん衰えてくるのです。

そして・・・
関節への負担がますます大きくなり、痛みが悪化する。
で、また使用する。だんだん効かなくなる。使用量が増える。ハイ悪循環。

それよりも、怪我や筋肉痛が起こらないように工夫することの方が大切だと思いませんか?

このような作用を起こすのはインドメタシンばかりでなくもっといろいろ種類があります。
最近では慢性期に使うような薬にも入っています。
また、副作用として、内臓に障害をきたす場合もあります。
このようなものが日常的に病院で処方されているのは日本だけです。


まあ、これらの意見には賛否両論いろいろあるでしょうが、
私個人の意見としては、怪我したらどうする?よりも怪我しないためにはどうする?です。

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