11月は4つのコラムを書いたけど、ほかにもネタはいろいろありましてぇ。
述べねばならない、述べんばならね、のーべんばー、ということです。
…えー。
そんなこんなで、12月ながら、11月の話をしつづけていくことにする。
○ ○ ○
11月3日、錦糸公園にてiFsの試合。
ときには野球の体を成せないこともある我々(自虐すぎか?)によく試合を誘ってくれるPhoenixさんには感謝感謝だ。
んが、常用グラウンドはレフトまたはライトが土手に当たり極端に狭い墨田区の荒川河川敷だったり、
遠い三郷のサンケイスポーツセンターだったりと、イマイチなところをよく使う(Phoenixさんにはひみつだ)。
じゃぁ錦糸公園はどうかというと、ここの地面は学校の校庭のような水はけがよさそうな硬めのサラサラグラウンド。
難は、長方形のフィールドを対角線2面使用にしている都会にありがちなスタイルなのだが、その2面の干渉地帯が多いこと。
要は、オレが守っているセンターはとくに背中のサウンドに敏感になっていないと、反対面の打球やセンターがぶつかってくる可能性があるのだ。
後ろでカキーンと音がなるたび振り返りつつ、自分の側の球も追わなければいけない。
この日は自分が予定していたより遅れて目覚めたが、荷物の準備は整っていたのでささっと出発。
前日夜に実家から出してきていた車で現地へ向かう。とくに渋滞もなく、あっという間に到着。
Phoenixさんも集合はギリのことが多いのだが、ウチのメンバーも含めてだーれもいなかった。
あわてて出たのにコレで、テンションが下がる。
2面のうちのどっちを使うかもわからないので、荷物を持ったまま公園の外に出てタバコと飲み物を買って戻ると、とりQ両氏とPhoenixの数人が来ていた。
オレが最初に来たんだけど、後から来たように見えるのが悲しい。
準備を始めると、スパイクがバッグに入っていないことに気づいた。
この日履いていた靴は7.24のコラムに載せたコレ。
これまでほこりっぽいところには履いていかず、キレイな状態を保ってたんだけど、コレでやるほかない状況になってしまった。
幸い前述のとおりグラウンドはサラサラのため、土がベットリ付着するようなことはない。
この靴は軽くて動きやすいのだが、砂ぼこりで汚れるの決定。
これでまたテンションがローに。完全にローテンション入りだ。
試合開始。
いつもどおりセンター。運良く後ろの面は使われておらず、背中を気にしないで守る。
ある場面でこちらに向かってフライが上がった。
「前だ!」と思い前身し再び見上げると、
(ようすけちゃん、画像借りました)
バックネット裏の精工舎(精工舎については、廃墟系サイトを調べてみるべし)の跡地に建設中のビルの外壁に、ボールが完全にとけ込んでしまった。
最後にここに来たときは、こんなビルはなかったのだ。
打球はオレの背後へポトリ。レフトのすぎちゃんに処理してもらう。
「壁を緑に塗るべきだ」という野球マターなセリフはこのプレーの直後のオレをはじめ、各自がこの日のいろんなところで発した言葉だ。
もうテンションはドン引き。
ま、次に来たフライは目を凝らして捕ったけどね。やっぱり一度打球が消えた。
5回。時間的に打ち切りが決まり最終回となった。二死ながらチャンスで打席が回ってきた。
2打席凡退後の3打席目。打ち頃の投手に代わっているこの打席、「を、ついに裏ローテか?(意味不明)」と思ったが、
なんと二塁走者のようすけちゃんが飛び出したところで牽制死。あら、試合終わっちゃった。
ようすけちゃんの牽制死というのは記憶になく…(皮肉たっぷりね・笑み)。
オレの「テンション」はどこかに消えてしまった。
しかし、この日瞬間最低テンションを記録したのは、試合の後だった。
いつもどおり、クラブハウス(ファミレス)をどこにしよう、という話になり、SAKURAGI君が「駅の先に夢庵がある」と。
この日、車で来たのがオレだけだったのが問題だった。
メシ組は9人。
もう一台車があれば京葉道路(国道14号)沿いにいくらでもあるファミレスに行けたのだが。
夢庵には駐車場がないという。
錦糸公園にいる時点で公園の時間制の駐車場に停めてあり、そのまま停めて行く手もあるが、
夢庵は錦糸公園から錦糸町の駅を過ぎてさらにずっと先。食後に車を公園までとりに帰るのは至極面倒だ。
夢庵に向かう途中に、駅前のショッピングビル(店なんだったか忘れた)の駐車場があった。
順番待ちの渋滞ができていて、末尾には30分待ちの看板。
周囲は路肩が広い道で、路駐しても往来の邪魔にはならない。
一度その辺に停めたものの、夢庵が意外とまだまだ距離があることがわかり、夢庵の前まで車で行ってみる。
夢庵は交差点の角にある。交通量はそこそこあり、なんでここに駐車場がないのか不思議でならない。
店の前には二台の路駐があり「あぁ、車の人はここに停めてるんだ」ということでオレも路駐。
道からは一番奥の席に着く。
食事が済んで喫茶モードになったころ、Qさんが「パトが来た」と。
奥に見える道沿いの窓にはたしかにパトランプが見えた。
「あらら、マークされてるんだ、そろそろ出なきゃ」とメシ代の精算をしていたら、
ウチの車の屋根が窓の中に浮き上がってきた。
慌てて出ると、レッカー寸前だった。
まだ牽引されていなかったので、レッカーはキャンセルになったが、駐禁の罰金¥15,000が課せられてしまった。
ローテンションも海溝深くまで落ち込んでしまった。
みんなと話すこともなくすみやかに駐車位置から移動。
そのまんま帰ることにし、ようすけちゃんに電話すると、「どこかに遊びに行こうかという話をしている」とのこと。
また路駐して待つ気分ではなく、決まったら連絡してもらうことにして市川に向かって走る。
で「秋葉原のカタンができる店を見に行く」ということになったのだが、とてもとても。
休日ホコ天になる秋葉原に車で行くとなると、また駐車料金がかかってしまうので、
ローテ入り状態のオレには、申し訳ないが、そこへ行く選択肢はあり得なかった。
その後、オレがレッカーされた後に駐めた車はものの3分で捕まったらしい。
駐めるのが悪いんだけど、一発レッカーだなんてよ…
罰金をメンバーでカンパするという話ももらったけど、遠慮。
そこまでしてもらう必要はないので。
カンパ話を断るメールを返したところで、ケイタイを持つのをやめた。
「運転中にケイタイ持ってる」罰で捕まったら非常に空しいので。
現実にはそんなことは滅多にないんだけど。ムダに臆病になるもんね、こういうときは。
夕刻に帰宅後、フテ寝。起きたのは21時過ぎだったっけなぁ。
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