ならんだならんだ
Nipponham Fighters
V.S
 Osaka Kintetsu Buffaloes
2002.7.9 Tue.
パ・リーグ公式戦
Fs-Bu 14回戦[東京ドーム] 観衆:11,000人
7-1
TN
1
2
3
4
5
6
7
8
9
R
Bu
0
0
0
0
0
0
0
1
0
1
Fs
0
0
1
1
1
1
1
2
X
7

W隼人5勝3敗 L高村5勝3敗 HR小笠原23 オバンドー16


-STARTING MEMBER-


Fs
 
Bu
1
井 出
大 村
2
金 子
水 口
3
小笠原
ローズ
4
クローマー
中 村
5
オバンドー
川 口
6
田中幸
吉 岡
7
木 元
益 田
8
藤 島
阿 部
9
實 松
藤 井
P
隼 人
高 村

火曜日のナイター。仕事は定時を1時間以上過ぎていたが、7時ちょい前の終了。
今の職場に移ってからは仕事のあとに球場に向かったことはなかった。
ただなんとなく、隼人高村なら勝てる試合に当たる確率が高い気がしたので行くことにした。
最寄りの三田線の駅までいって1本で行けばもっと早かっただろうが、いつものクセで日比谷線の駅に。
日比谷まで乗って三田線に乗り換え。
水道橋で降りてドームに入ったのは4回裏だった。
 

1-0でリードしていたFsは、私が入ったところで8番・ジャイのタイムリーが出て1点追加。いい流れだ。
オールスターに選ばれた先発の隼人は4回まで近鉄を1安打に抑えていたが、5回の先頭・川口に右中間深くへツーベースを浴びる。
吉岡益田を斬ったあと、レギュラーをモノにしつつある阿部を歩かせる。

このタイミングの四球はピンチムードに陥りがち。
逆に近鉄はチャンスなわけで、藤井に代えて北川を代打に起用。
藤井はスタメンマスク。まだまだ投げなきゃいけない高村のことを考えれば、続けて出すべきだと思うし、
藤井は左打ちで北川は右。隼人に対するなら藤井でいいような気もした。
昨年終盤にラッキーボーイとしてもてはやされた北川は春先のケガが響いて出番が少ない。
この場面もショートゴロに倒れて近鉄の策はムダに終わった。
北川がそのままマスクを被るのかと思ったら、裏に出てきたのは的山。まだ5回なのに、捕手が3人目の出場とはもったいないね。
ちなみに的山もオールスターに選ばれている。城島が故障、野口が正捕手陥落と例年のオールスター確実組が権利を失ったからだ。

5回裏。一死からオガが「合わせた」ように見えた流し打ちの打球は、簡単に打ったような感じだったが、
打球は右打者が引っ張ったようなすごい勢いであっという間にレフトスタンドへ飛び込んだ。
打たれた方も精神的にショックの大きい一発だ。3-0
それにしても、タイミングがずれたように見えても勢いと力でいい結果にしてしまうオガの能力の凄さに感服。

6回に相手のフィルダースチョイスで1点加点後、7回にはオバンドーの滞空時間の長い一発が飛び出した。
オガの当たりとは正反対に、力だけでなんとか入れた当たりだった。これで5-0
 

6・7回を3人ずつで切り抜けた隼人。コントロールはさほどよくはないが、シュートなんかがキレているんだろう。
3、4、5、6、7と毎回1点ずつの援護をもらうという、徐々に徐々に安全圏が近づいてくる展開。
完封の空気も流れてきた。

8回表。一死からまた阿部を歩かせる。相性がよくないのか?
的山をライトフライに斬って迎えた一番・大村にはレフト線へ運ばれる。
二死だったのが災い。スタートを切っていた阿部は楽々ホームインで、ついに1点を失った。

8回裏はジャイのレフト線ツーベースのあと、井出金子が連続タイムリー。7-1と試合を完全に決めた。
それにしても、3回からきれいに1点ずつだったのに、この回は2点入っちゃってスコアボードがつまんなくなった(笑み)
まずないであろう9回裏の分をまとめて獲ったというところかな。

6点差で流れもダラダラになったので、隼人はお役ご免。
プレッシャーのないこの9回の1イニングは、自信をつかせるためか井場を起用。
ローズノリ川口のクリーンナップを三者三振にブッタ斬った。このところこういうのが多いような…。
今度は競った場面で見せてもらいましょ。

今季のいつからか、東京ドームでは勝利すると2階から紙吹雪が舞い降りるようになった。
ちょっとうす暗い内野1階席の上段で観ていたので、見上げた明るい天井から降ってくるキラキラした紙吹雪はすんごくキレイだ。
私はこれが初めてだったので、トロンと見とれてしまった(笑み)
 

4日後、松山で行われたオールスター第2戦。
隼人が代わりっぱな広島新井に見事に一発を食らった。
バッテリーを組んだのは、かの的山
追い込んでから隼人はシュートを投げたかったものの、オールスターならではのリードで的山はストレートを要求。
それをしっかり打たれてしまった。

的山は打撃で活躍してMVPを獲得。梨田監督は場内スピーカーで放送される勝利監督インタビューで
「これから雨が降ると思いますのでお気をつけください」
的山が自軍の選手でないと言えないコメントでオイシイところを持っていったようだ。

【●●●今季観戦通算 3勝4敗 勝率.429●●●】



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