…光明?


2001.4.25 Wed.
パ・リーグ公式戦
Fs-H 5回戦[東京ドーム] 観衆:24,000人
7-10
TN
1
2
3
4
5
6
7
8
9
R
H
3
0
1
0
0
3
2
1
0
10
F
3
0
0
0
1
0
0
3
0
7

W倉野1勝 Sペドラザ1敗6S L金村2勝2敗 HR小久保12(3) 小笠原3 ミッチェル7(2) バルデス5 田中幸4(3)



-STARTING MEMBER-
Fs
 
H
1
原田政
柴 原
2
石 本
バルデス
3
井 出
井 口
4
小笠原
小久保
5
金 子
松 中
6
上 田
城 島
7
田中幸
ミッチェル
8
野 口
村 松
9
奈良原
鳥 越
P
金 村
永 井

いつものパターン。平日なので会社上がってからのドーム入りだ。
前日の試合を観に行こうと思っていたんだが、仕事が終わらんどころか、22時上がりになってしまった。

ま、その分、この日は早く上がれたので観に行くことにした。
ドームへ向かう間もいろいろ情報は入手できるが、会社を出た途端「また小久保の3ラン」というメールが入る。
前日はバルデス小久保が2発ずつと井口が1発。それを踏まえたこの日のスタートが、また一発だった。

ドームへ入ると2回の裏が終わったところだった。
3-3。iモードで調べると、オガのタイムリーとユキオの2点タイムリーのようだ。

3回表、夕食にドーム内で買ったカツカレーを食している間、
井口がライト線奥への二塁打。小久保凡退のあと、松中のセンター前であっさり勝ち越し点を獲られる。3-4
カツカレーはなんだか冷めていて、これもあっさり。
(ところで、このところCMでやってる「冷やしカレー」ってどんな喰いもんなんだろう…気になる)
その後、さらに金村は二死満塁のピンチを迎えるも、村松を三振でなんとか1失点で乗り切った。
なんだか、きょうは展開がちがうなぁ…。

3回裏、永井が先頭の井出を歩かせたあと、オガに三遊間を抜くヒットを浴びる。
ここで尾花コーチ登場…と思ったらあっさり倉野に交代。

倉野に関しては「一軍では中継ぎクラスの右投手」くらいしか知識がない。
…ってことで「永井よりチャンスじゃないの?」と勝手に思う(笑み)。

さて、打順はなぜか五番に抜擢された金子に回ってきたが、ここはバント…
んが、当ててもファウルになってしまう。
結局2ストライクになり、ヒッティングに切り替えたが、セカンドへのインフィールドフライに倒れる。
そして、つづく上田はなんとサードゴロで併殺。
相手の投手交代の間が長かったこともあって、このチャンスのつぶれ方はほんの一瞬のようだった。

しかし5回裏、オガが左中間へドカン! 4-4。まだまだ突き放されないぞ。

6回表、用事があって内野スタンド下のコンコースにいた。
突然の大歓声…あわててモニターを見ると、なんとミッチェルがレフトスタンドの看板直撃特大2ラン。4-6
(あとで聞いた話では、看板のさらに上に飛んだとか…)
結局ここで金村はKO。二番手・芝草がマウンドに上がる。
ことしの大阪ドームのスピードガンで150km/hを超えたという芝草
大阪ドームのは数キロ速いといわれるが、東京ドームでも145km/hがふつうに出ている。
グラブをつけた左腕を胸の前でしっかり止める、黒木と同じような腕の使い方に変わった。
黒木は、この左腕の使い方+ウェイトトレーニングで球速がどんどん速くなったと、正月頃の番組で語っていた。

そんな芝草も、柴原を置いて、4割の首位打者・バルデスにレフトへタイムリーを浴びる。
序盤、当たりをみせてくれなかったバルデスだが、やっぱり力を見せた。
私が「パッと見で実力を買った」だけはある(爆み)。
しかし、走塁はヘタなようで、間に合わない二塁を欲張ってアウト。6回表が終わり、4-7とされる。

7回表、芝草にとってはちょっと煮え切らない形になる。
まず、先頭・井口がライナー。ショート・ユキオが飛びつくが追いつかない。センター前ヒット。
つづく小久保がまたライナー。ショート・ユキオが飛びつくが追いつかない。レフト前ヒット。
ウィルソンが気管支炎で戦列を離れてから、ユキオがDHに落ち着いていた。
しかし、打撃の調子がまったくよくならない。
前日の試合から井出がセンターに復帰したことで、肩の悪い石本をDHにして、ユキオがショートへ復帰したのだ。

私はこの策には賛成だ。なにしろ、いままで守って打ってだった選手が、
打って、だけになっちゃうとペースが狂う。
しかも、あの筋肉。ユキオは常に動いてあのごっつい体をほぐしていてこそ、その味が出るはずだ…。
が、ユキオもチームの野手では最年長。投手を含めてもその上は新谷だけだ。
二本のショート脇を抜けていった当たり。あるいは若い野手だったらどうだったか…?
そう考えずにはいられなかった人が多かったシーンだった。

そんなことがからんでるのか、間を取りにマウンドへでてきたのは、森コーチでなく大島監督だった。

松中をレフトフライに押さえた芝草だったが、城島に不運な高いバウンドの人工芝ヒットを浴びる。
皮肉にも、このバウンドがまたユキオの頭の上を超えていった。2点タイムリーとなって4-9。あきらめムード。

8回表・9試合登板で防御率6.28という厚沢が登場。
オープン戦で調子がよかったが、公式戦では打たれっぱなし。
サウスポーなのに、左打者に一発を浴びるクセがある。
そんな投手だが、これが不思議とファームに落とされず未だに踏ん張っている。
前日の試合はひさびさに2イニング無失点で切り抜け、少しだけ自信を取り戻していた。

先頭の柴原は、芯に当てさせずセカンドゴロ。
しかし続くバルデスに、当てただけに見えたほどの美しいアーチをライトに描かれる。
ついに2ケタ失点。4-10

8回裏、オガがこの日4安打目となるヒットをライト線に放つ。金子凡退のあと、上田が二塁打で一死二塁三塁。
ここでユキオがバックスクリーン脇に弾丸ライナーの3ラン!
久々に出た4号で、ユキオはきょう5打点となった。打率が1割台に突入していたが、これで2割台に戻った。

やっぱり、守ってたほうがいいよ。ユキオは。
 

この後、岡本ベドラザのリレーに抑えられ、7-10で敗戦。
しかし、9回表にはノリがひさびさ登場で三者凡退2三振の好投。裏には井出のセンター前が出た。

このへん、チームが低迷しているのは変わりないんだが、不調や欠けていた選手が徐々に元に戻りつつある。
あした26日には練習を再開しているウィルソンが登録可能になるし、
片岡ももうすぐ帰ってくるだろう。そして、5月下旬にはオバンドー様が復帰する。

こいつらが揃ったとき、いぢめられっ子の逆襲が始まるのだ!
…ってことになってくれ!
…と思っている次第だ(笑み)

ちょっと心配なのは、ミラバルが投げてないこと。好調を維持してくれてればいいんだけどね。

【●●●今季観戦通算 2勝5敗 勝率.286●●●】



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