古城クンの散々な一日…


2001.4.22 Sun.
パ・リーグ公式戦
Fs-BW 6回戦[東京ドーム] 観衆:18,000人
1-6
TN
1
2
3
4
5
6
7
8
9
R
BW
0
2
2
0
0
0
1
1
0
6
F
0
1
0
0
0
0
0
0
X
1

W加藤4勝1敗 Lサンダース2敗



-STARTING MEMBER-
Fs
 
BW
1
石 本
葛 城
2
奈良原
大 島
3
小笠原
4
田中幸
アリアス
5
上 田
藤 井
6
原田政
田 口
7
金 子
五 島
8
野 口
塩 崎
9
古 城
日 高
P
サンダース
加 藤

野手のケガ人・病人が多いFs
投手陣がそれを補ってがんばっていかないと、勝ちは拾えない。
そんな中、この週末のBW3連戦を前に、岩本がリリーフとしてベンチ入りと報じられた。
不振が主な理由なんだろう。

本来ならこの日はローテから考えて岩本の先発が順当だったが、
前回の先発登板後すぐに登録抹消されたサンダースが二度目の先発となった。

打線は打率が2割がやっとのユキオが相変わらず四番。
途中加入の原田政は六番と、初出場の九番スタメンから打順を上げている。
九番の古城は、このところ田中賢をベンチへ追いやってのスタメン確保だ。

さて、オリックスの先発は加藤伸一。ラテンの血の流れたようなアクの強い顔だが、
今季はヒゲをたくわえ、さらにダンディズムが増している(爆み)
35歳。南海出身の投手としては、阪神吉田豊彦(南海最終年の入団)と2人だけの生き残りだ。
ケガや広島のリストラなど、苦難を乗り越え、今季すはでに3勝を挙げる活躍をしている。
 

コントロールに不安があるサンダースは1回にを歩かせるが、
牽制でうまく誘い出し、ランダウンプレーで刺してごまかした(笑み)。
120km/h前後のなにやら落ちる球を多投するが、これがことごとくワンバウンドになる。
ストレートは上ずっている上、140km/hがやっとだ。

2回。先頭のアリアスはセンターへべろーんとしたヒット。
つづくFs戦の対戦打率が4割を超える藤井が見事なレベルスイングで右中間へ二塁打。
無死二・三塁のピンチだ。
田口を三振で斬るも、五島にあっさりセンター前へのタイムリーを浴びる。
塩崎にはライトへ犠牲フライを運ばれ0-2とされる。

1回に一死一・二塁のチャンスからユキオ上田が凡退したFs打線は、
2回裏、先頭の六番・原田政が三塁線を抜く二塁打。
金子は外角のヘンテコな球にむりやりバットをぶつけ、進塁打となるファーストゴロ。
つづく野口は、初球を110km/h台中盤のカーブから入る日高の単調なリードを突き、
お得意のねらい打ちがドンピシャで三遊間を抜いてタイムリー。1-2とする。
九番・古城はサードゴロで、野口が二塁でアウトになるが、ゲッツーは逃れた。

しかし、石本の打席中、古城が盗塁死で2回裏が終了。

…これ以降、Fsの得点はまったく入らなかった。

7回には一死一・三塁のチャンスがあったが、ここでは野口のもう一つのお得意・併殺打で一気に終了。
大したヤマもなかった。
 

さて、3回表は悲しい失点。
サンダースが一死から四球で大島を出した後、をショートゴロに討ち取ってゲッツー…と思いきや、
ショート・古城の送球はセカンドベースへ行かず、ライトの前方へ抜けてしまった。
上田は送球がそれてセカンドベースを抜けてからやっとバックアップに向かい、モタモタ…。
そんなこんなしている内に大島は一気に生還してしまう。
さらに続くアリアスが、どうにもならないセンター前へのポテンヒットでタイムリー。1-4となる。

5回裏、古城が打撃でなんとかしようと思ったのか、初球セーフティバントの構えで揺さぶる。
ポーズだけで見逃してストライク。ここまでならよくあるが、二球目もまたバントの構えをするも見逃し。
またもストライク! 勝手に追い込まれる。
前日、セーフティスクイズをものの見事に決めた古城だが、バットを引いたまんまじゃ何にも結果は出ない。
三球目、ヒッティングに出たが、当てただけで見事にショートゴロ…。何がしたいんだ?。
 

5回からサンダースを引っ込めて、予定してたかのようにガンが登板。
5・6回と4奪三振で無難に切り抜ける。カーブの軌道がすばらしい。
一度ふわっと浮いて落ちてくる。110km/h台と100km/h台の二種類ともバツグンのキレだ。
なにか、これまで以上にカーブの割合が多く見えた。

思えば、野口Fsにやって来てからガンの調子は下降線なのだ。
もちろん野口のリードのせいではなく、ガン自身の問題が大きいだろうが、
田口と組んでたころは、この日のようにカーブを多投して、相手の打つ気をそらしていた感じだった。
そんな、昔の組み立てをこの日のバッテリーはしていたのだ。

この2イニングで代わると思いきや、7回もガンは出てきた。
一死からに二塁打を浴び、さらにアリアス藤井と制球がまったく伴わず連続四球。
ここでチャンスに滅法強い田口を迎えたが、ショートゴロ。
6-2-3のダブルプレーでチェンジ…と思いきや、また古城だ!
ホームへの送球が高く浮く。野口がジャンプして捕り、ホームはアウトを獲れたが、
ファーストへは送球もできなかった。
続く五島に対してもストライクが入らないガンは結局押し出し。1-5とされる。
次の塩崎にはなぜか同じ右の進藤が代打で器用されたが、振り回すだけ振り回して空振りの三振。
イマイチよくわからない交代だった。

さらに8回もガン続投。どうやら最後まで投げそうな雰囲気になってきた。
なんとかキレイに抑えて、次につなげたいところだ。
しかし、悲しい結果となる。
一死から葛城がショートへゴロ。ちょっと難しい当たり。古城が押さえ、間に合わないファーストへ…。
しかし、送球は小笠原でなく、弓岡一塁ベースコーチに向かって投じられた!
弓岡コーチも回転してよけたが、ワンバウンドで背中に当たってファウルグラウンドへゴロゴロ…。
またもやライト・上田のバックアップが遅れ、野口とともに球を追いかける。
結局バッターランナーの葛城は三塁に達した。記録はヒットと古城のエラーの間の走塁となった。
このとき、なんとホームベースに野手が誰もついていないという、プロでは考えられないシーンに!
石本と原田政も内野カバーに加わって来ていたのに、ホームに誰もいない。
結局誰だか4人ほど「空いてる!」とホームを指差しながらカバーに集まってきた。
エサを撒かれた池の鯉のように。

そんな情けないシーンを野手全員が反省モードで振り返ってたのか、
コテコテのバントお得意打者・大島に初球をものの見事にスクイズされる(大島はアウト)。
1-6。完璧なるダメ押し。
「あー、そんなの警戒するの忘れてたや」みたいな雰囲気。
スタンドのヤジもものすごく、一塁側は不穏なムードになってしまった。

7回と同様、失点後にを空振り三振に斬って、この回を終える。
9回はアリアスからという怖い打順だったが、藤井をこの日ふたつ目の見逃し三振に討ち取るなどで三者凡退。
ガンは結局5回から最後まで投げきり、5イニング7奪三振、2安打、4四球だった。
葛城のショートへの当たりがヒットになったため、8回の1点は自責点になってしまった。
 

加藤は最初から最後まで球速がまったく変わらず。カーブ・シュートで翻弄してFs打線にゴロの山を築かせた。
開幕二戦目の前川と同じように、「来る球みんな打てそうなのに、みんなひっかけてゴロに」という感じだ。
三振はわずかに三つだった。
完投で4勝目。ハーラートップタイだ。
 

ヒットの数は8安打対8安打。しかし、ポイントポイントでことごとく古城のマズいプレーが出てしまった。
賢介阿久根もいるのに…。賢介が代打として出たのは8回裏。
前日6タコの奈良原にも後半になっても代打は出ずじまい。
選手交代がなにかの流れの転換を呼ぶと思うのだが…。

両軍の途中出場選手は、ガン進藤賢介だけ。これも開幕二戦目と同じ三人。
山も谷もない、つまらん展開だったことがよ〜くわかるってもんだ。
 

さて、前の試合では活躍した古城だったが、それが吹っ飛ぶミスの大連発になってしまった。
この後のダイエー戦、彼はベンチにいるのだろうか…?
たった一試合の不出来で落とすってのもきびしすぎるかなぁ…。ま、スタメンはないでしょう。
打線を補うべき投手陣を、今度は守りが足を引っ張ってるんじゃぁね。
最下位も当然ってもんだよ。まったく。

よく言うけど、これより下はない。
早くリタイア組に帰ってきてもらって、チームのムードを変えてもらいたいところだ。

【●●●今季観戦通算 2勝4敗 勝率.333●●●】



2001年トップへ 観戦記メニューへ Top