ファンフェスに行く


Fsのファン感謝デー・「ファンフェスティバル」が11月19日、開催された。

すでに秋季キャンプも終わってるので、ユニフォーム姿のFs選手の姿を見られるのは、
今年最後、つまり、20世紀でも最後の日ということだ。

場所は千葉県鎌ヶ谷市のファイターズタウン
市川市に住んでいる私のような「近所」の人間はともかくとして、基本的には行きづらい場所である。

Fsのファームの本拠グラウンド・ファイターズスタジアム勇翔寮で構成されるファイターズタウンは、
まわりにはな〜んにもなく、まさに野球に集中するにはうってつけの場所なのだ(笑)。

97年に使用を開始したここには、すでに「伝説」がある。
その年の11月16日、いまからちょうど3年前になる日曜日だ。

NIKE主催の野球教室に現役・OBのプロ野球選手がコーチとしてやってきた。
ケン・グリフィーJr.野茂英雄下柳剛谷繁元信佐野重樹高木豊立花龍司という面々だ。

ケン・グリフィーJr.。そう、当時シアトル・マリナーズの彼と、当時ロサンゼルス・ドジャース野茂
なぜか会場に選ばれたファイターズタウンくんだりにやってきたのだ。

少年野球選手相手に指導をした後、Fs田吹が打撃投手となって、
グリフィーのフリーバッティングが行われた。

投球は20数球だったか。田吹が緊張して制球難になり球数が増えたが、
東京ドームと同じ両翼100mのフィールドでサク越えを連発。
外野スタンドの奥行きはほんの少ししかないが、後ろに選手の駐車場があるので、
外野には高いネットが張られている。
そのネット越えを最後の1球で見せてくれた。

打球は高々とライトのネットを越え、後ろの崖の上に飛び込んだ。なんと推定160m。
今はささやかながら、その場所に記念碑が立っている。
まだ見たことのない人は、鎌ヶ谷を訪れたとき、ライト後方の崖の上を見るといいだろう。
 

…昔話が長引いてしまった。
よく、ファン感謝デーというと、本拠地球場のスタンドに客が入って、
グラウンドで仮装大会とか運動会みたいなことをやるイメージがある。

Fsもおととしまではご他聞に漏れずだったが、昨年初めて鎌ヶ谷で行った。
もちろん草野球チームとFsとの試合など、グラウンドも使うが、模擬店やトークショーなど、
グラウンドの外でもいろいろなイベントが行われる。

選手がグラウンドと寮の間を移動する間、ファンとふれあいの場ができる。
簡単にいえば、サイン会・握手会があちらこちらで自然発生する、といった感じだ。
これが、グラウンドの外も利用するFsファン感謝デーの一番の特色である。

昨年も参加したが、私自身、今の選手にこれといったお目当てがいないので、
今年は行くつもりはなかった。が、いろいろな予定変更で行くことになった。
 

一応、今年のお目当てはあった。
2001年のファンクラブ会員用のキャップ(帽子)だ。
2000年度のファンクラブに入っているので、来年度の募集のDMが来ていた。
そこに出ていたそのキャップ。私の目をひきつけた!

明るさを抑えたオレンジ色Fsカラーの生地。一見ウール。
最近流行りのメジャーリーグのキャップに使われている金色のモッコリ刺繍ロゴ(爆)。
ストリートで被ってもイカす。(※注 この行、口調違う)

今までのふつうのFs帽子となんら変わらないデザインの、ペラペラのポリでできた帽子から明らかな進歩だ。

これを手にするだけでも会員になる価値はある、と思わせるチラシの色調だった。

じっさい、鎌ヶ谷到着後すぐにそれを被っている人を目にした。
ん? ちょっと違う。色が明るい。ロゴも白い。チラシの写真の色はちょっと黄ばんでいたようだ。
私は印刷物をつくるのが仕事なので、どうしてそうなったのかは容易にわかった。
ま、ここで説明してもしょうがないので、理由は省こう。

でも、見慣れるとやっぱり欲しい。2001年度のファンクラブに早速入会。
お目当てのキャップを手に入れた。ひさしにカーブがついていてなかなかイイ感じ。
素材はウールではなかったが、硬い化繊でできている。
街で被ってやる。絶対。1回くらいは…。
 

もうひとつ、去年、やってることを知らなくて参加できなかったコーナーがある。
選手の指導によるティーバッティングだ。
試合前にバックネット前でやってる、丸い袋状のネットに打ち込むあれだ。

指導選手は中村島田西浦藤島だ。

11時40分からの中村豊の指導を受けることにした。会場は室内練習場だ。
私の番が回ってきて、こっそりバックに忍ばせてきたバッティンググローブをつける。
質問があったらなんでも聞いてくれとのことで、私の悩みの解消法を聞いた。
バッティングセンターで速球を思いっきり打つのが好きな私は、
草野球の試合での速球が投げられない投手の球が、逆に打てないのだ。

 私「遅い球がうまく打てないんですが、どうしたらいいですか?」
 「う〜ん、僕と同じですね」
 私「え、えぇ、そうですね…」(←言っても笑ってくれそうだったので、思った通り言った)
 「右脚に力を入れるといいです。前につっこまないように」

なるほど、それは考えたことがなかった。目からウロコだった。
開始前に中村自身が説明していたが、ティーバッティングという練習はフワッと浮いた球を打つ。
だから、球をしっかり見て、しっかり振り抜かないとまともな打球は打てない。
「…って、いわれても難しいとは思いますけどね。」と説明をしめくくっていた。

ひとり10球。6球目が待ちきれないクセがでてチップになった以外はきちんと打てた。
アドバイス通り右脚に力を入れた結果だった。
さすがに野球で喰ってる人のアドバイスは違うなぁ。
「うん、いいじゃないですか」と言ってもらえたので嬉しかった。お世辞だとしても。
 

お次はトークショーを見る。昨年はガンちゃんの味がたっぷり出ていたが、今年もかなり面白かった。
っていっても、現場にいて聴いてこそ面白いので、
何がどう面白かったか説明するようなヤボなことはしない。
今年はガンちゃん野口小笠原の3人で行われた。
話題はあだ名(持ちネタ?)の話になった。
まいど・ガッツの2人に対して野口に呼び名がない。
そこで出たのはもちろん「馬」ネタで、野口は終始「ヒヒーン、ブルル…」とガンちゃんに呼ばれていた。

トークの締めの時間が迫り、質問タイムになった。
あまり手を挙げる人がいなかったので、聞きたかったことを手を挙げて聞くことにした。

 私野口さんは今年得点圏打率トップをはじめ、打率・打点も好成績で馬車馬のように働いたのに、
   ベストナインを出場試合数の少ない城島選手に獲られたわけですが、それについてどう思いますか?」
 野口「またそこ()にくるんか(笑)」

きちんとツッコんでくれた。なんかすごく嬉しかったなぁ。
大勢の人の前でウケること言えたわけだし。ガンちゃんも「人前でシャベんのってホンマ楽しいわァ」って言ってた。

 野口「ま、どんなにいい成績でも、やっぱり優勝しないと無理だってことですね。
    来年は優勝して、有無を言わさない成績を残して、しっかり獲れるように頑張ります」

う〜ん。私の質問が最後だっただけに、エンディングに向けていいコメントを引き出せた(笑)。

その後、千葉商科大の草野球チームとFsとのエキジビションマッチが行われた。
時間が押して、5イニング・0-0とちょっと物足りなかったが、奈良原実松が投手をやったり、
田口のショート、芝草のセンターなど、とても見てられない守備もあったり、見所はそこそこあった。
ガンちゃんはマイクを持ちっぱなしで内容がイマイチの試合を盛り上げていた。

グラウンドのイベントはそこでおしまい。
あとは即席サイン会が延々と続いていたようだ。

いろいろ出ていた露店は、定番の焼きそば、お好み焼きから、鎌ヶ谷市内の商店の出店、
また、応援歌を唄っている速水けんたろうのブースや
身の丈12インチ(30cmくらい)もあるプロ野球選手フィギュアの店も出ていた。
Fs片岡の人形。顔は…ブルース・リー似だった(爆)。

買い物は「福袋」を買った。5000円で10000円相当の品が入っているという。
中身は草野球の練習で着られそうなウィンドブレーカーをはじめ、
にらめっこファイティー、金子のマスコットキャップ、片岡の背番号携帯ストラップ、
そしてなぜかラグビーをしている黒人のキーホルダー(なんだそれ?)が入っていた。
ま、売れ残りの寄せ集めなのは当然だろうが………いっかぁ(笑)。

発表では昨年の倍、1万人が訪れたという。
ファン感の鎌ヶ谷移転、大成功のようだ。



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