石川県七尾市の「松田武さん」の伝承(伝統)野菜「中島菜」を使った,ヒスイ色が美しいツルツルしたのどごしの「中島菜手延うどん」

2015(平成27)年6月1日

 石川県七尾市に「中島菜」という伝承(伝統)野菜があります。

 「中島菜」は,石川県能登半島の中央部「中島町」で古くから栽培されてきた伝統野菜で,カラシ菜のようなピリッとした味わいがあるそうです。

 この「中島菜」に含まれる酵素「アンジオテンシン」は,高血圧を抑制する働きが強く血圧を調整する機能野菜として注目されているとのことです。

 松田武さんが栽培している「中島菜」は,冬場から春先にかけて栽培されていて,冬場は虫がいないため無農薬栽培されているとのことです。

 その無農薬栽培の「中島菜」を粉末にしてうどんに練り込み昔ながらの手延べ製法で丹念に仕上げ熟成と引延ばしを繰り返すことでツルツルしたのどごしとモチモチした食感がある「中島菜手延うどん」が製造されているとのことです。

 この「中島菜手延うどん」のツルツルしたのどごしは,2015(平成27)年3月7日新潟県小千谷市の「わたや」の,布海苔(ふのり)をつなぎに使ったツルツルしたのどごしの「へぎそば」でご紹介した「へぎそば」に似ています。

 「中島菜手延うどん」は,ヒスイのような美しいうす緑色をしており,見た目にも涼しく美しい美味しいうどんです。

 「中島菜手延うどん」は,1束200グラムの5束で2880円だと思います。

 購入した場所は,石川県能登半島の付け根のところにある「道の駅いおり」(電話番号0767-59-1199)です。

 製造販売者は,「松田武さん」(電話番号0767-66-1579)です。

 なお「伝承(伝統)野菜」に関しては,2014(平成26)年11月25日山形県真室川町の「おかしの平和堂」の伝承野菜の里芋「甚五右エ門」を使用した「タルト甚五右エ門」と,2014(平成26)年7月22日山形県新庄市を中心とした最上地方(もがみちほう)の伝承野菜「畑なす(はたなす)」と,2014(平成26)年7月18日山形県真室川町(まむろがわまち)の「おかしの平和堂」の伝承野菜スイーツの「勘次郎胡瓜(かんじろうきゅうり)のジュレ」でご紹介しています。

 また,「機能性野菜」に関連して,2013(平成25)年7月9日米沢市の「うこぎ街道」で,機能性のある「うこぎ」をご紹介しています。

 更に,「うどん」に関しては,2015(平成27)年5月16日岩手県盛岡市の「盛岡三大麺」の1つの「白龍(ぱいろん)」のスープが全くない「盛岡じゃじゃ麺」と,2015(平成27)年5月1日愛媛県松山市随一の繁華街「大街道(おおかいどう)」近くの郷土料理「五志喜(ごしき)」の,「五色そうめん」の「鯛そうめん(姿身)」でご紹介しています。


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