大分県大分市の代表銘菓「ざびえる本舗」の「南蛮菓ざびえる」
2014(平成26)年6月28日
スペイン出身の日本最初のキリスト教伝道者のフランシスコ・ザビエルは、1551(天文20)年に豊後国(現在の大分県)を訪れ、大友宗麟の保護を受けてキリスト教を広めると共に、デウス堂・小学校・コレジオ・大病院などの施設を作り、府内の町(現在の大分市)は大変賑(にぎ)わい、南蛮文化が花開いたそうです。
そのザビエルの功績をたたえて、和洋折衷菓子「南蛮菓ざびえる」が誕生しました。
「南蛮菓ざびえる」は、バニラの香りがするヨーロッパ風の皮と、中の純日本風の白餡に、ラム酒に漬けたレーズンの香りが、西洋菓子と和菓子を合体させて昇華させた大分県を代表する美味しいお菓子です。
大分県の南蛮ロマンが感じられる大分県のお土産菓子の定番です。
「南蛮菓ざびえる」の箱は西洋風のフェルト張りになっていて、個包装も黒と金色を主体にしていて南蛮菓子の雰囲気を出しています。
「南蛮菓ざびえる」は、元は長久堂というお菓子屋さんの看板菓子だったそうですが、製造を中止したことから、長久堂の元従業員の方々が「ざびえる本舗」を立ち上げて、「南蛮菓ざびえる」を復活させたそうです。
「南蛮菓ざびえる」は、6個入り1箱600円です。
購入した場所は、2014(平成26)年6月28日石川県金沢市の「菓匠高木屋」の「あんず餅(もち)」でご紹介した場所と同じ、銀座三越デパート(電話番号03ー3562ー1111)の地下2階の全国の銘菓コーナーです。
製造者は、「ざびえる本舗」(電話番号0120ー135ー363)です。