白鷹町の「和菓子ぬまざわ」の「あけび最中」

2013(平成25)年12月1日

 

 今回は,山形県白鷹町(しらたかまち)の「和菓子ぬまざわ」の「あけび最中」を御紹介します。

 「あけび」は,アケビ科の蔓性落葉低木で,山に自生しています。私が子供の頃秋になるとあけびの実を見つけて,中の種が沢山入っていてほのかに甘い柔らかなゼリー状の果肉をおやつがわりに食べました。あけびの皮の部分はほろ苦い味がして,果肉をとり出した皮の中に肉やキノコなどを入れてミソで味付けして油でいためたりする美味しい郷土料理が山形県にあります。

 「和菓子のぬまざわ」では,その秋の味覚の「あけび」の果皮の形の最中皮(種)の中に,白あんと「あけび」の種を表わす小豆を入れて,「あけび」を表現した「あけび最中」をつくっています。

 ずっしりと白あんがつまっている最中で,甘い滑らかな白あんの中の小豆がアクセントになっている,美味しい最中です。

 「あけび最中」は1個110円です。

 「和菓子ぬまざわ」の電話番号は,0238-85-2374です。

 なお,「白鷹町スイーツロード」と言ってその他にも美味しいお菓子屋さんが白鷹町にあります。

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