仙台市の「仙臺まころん」
2013(平成25)年6月4日
今回は仙台市の伝統的なお菓子「仙臺まころん」を御紹介します。
JR東日本のトランヴェール2013年4月号47頁に「仙臺まころん」が紹介されていました。
「仙臺まころん」は落花生の粉でつくられていて,仙台では戦前からお茶請けでもなじみ深いスイーツだそうです。
言葉が似ている「マカロン」は,アーモンドの粉でつくられるスイーツで,16世紀フィレンツェ公国のカテリーナ・デ・メディチがフランス王家に嫁いだ際専属のイタリアの菓子職人を連れて行き,アーモンドの粉でつくるイタリアのスイーツ「アマレッティ」がフランスに紹介され,それが「マカロン」のルーツとされているそうです。
「仙臺まころん」は,その南蛮菓子「アマレッティ」がルーツかもしれないとのことです。
「仙臺まころん」本舗では「スパニッシュ」と呼ばれる油分の多い落花生を原料として,伝統的な職人技で製造しているとのことです。
落花生の風味豊かなお菓子で,サクッとした食感でピーナッツの香りがして口の中でほろゝ溶けていく感じがノスタルジックな想いをかきたてます。
仙台市一番丁青葉通りにある藤崎デパート(電話番号022-261-5111)で購入しました。
「仙臺まころん」は1袋350円(外税)で,ごまと黒糖がありました。
製造者は「仙臺まころん本舗」で,電話番号は,022-223-2279です。