滋賀県近江八幡市の「たねや」の「ふくみ天平(てんびん)」最中
2013(平成25)年5月14日
2013(平成25)年5月15日改訂
2013(平成25)年5月15日改訂
滋賀県近江八幡市に1872(明治5)年創業の和洋菓子で140年の歴史を持ち,グループ全体の店舗数が40店,売上高が約200億円の菓子店「たねや」があります。
「たねや」は,最中のつくりたてのおいしさをお客様に味わってもらおうと創意工夫して,最中の種(皮)と餡を別々にして,食べる直前にあわせていただく「手づくり最中」を考案して,昭和60年に実用新案権を取得しました。
ちなみに,実用新案権の存続期間は,出願日から10年です。
「ふくみ天平」は,天平棒一本で諸国を旅した近江商人に思いを寄せた最中で,ふくよかな求肥を包んだ北海道十勝地方の襟裳小豆の存在感のある餡と米どころ近江の糯米(もちごめ)を使って芳ばしく焼いた最中種(皮)が別々になっていて,食べるときにそれぞれを包装から出して合わせていただく最中です。
求肥が入った餡の美味しさと最中種(皮)の芳ばしさが際立ちます。
「ふくみ天平」は6個入で1000円(外税),10個入で1600円です。
購入したのは,銀座三越デパート(電話番号03-3562-1111)の地下2階で,2012(平成24)年11月27日京都・仙太郎の「ご存じ最中」で御紹介した「ご存じ最中」を購入した仙太郎の隣りの店です。
「たねや」銀座三越店の電話番号は,03-3535-9640です。