蔵王山のブナ林での森林浴(登山)

2010(平成22)年7月20日加筆

 蔵王山の高原で手軽にブナ林での森林浴が楽しめるコースがあります。

 蔵王温泉の蔵王中央ロープウェイ温泉駅駐車場に車を停めて,温泉駅から蔵王中央ロープウェイで鳥兜山の頂上すぐ近くの鳥兜駅までロープウェイで行きます。(所要時間7分30秒,片道750円,往復1200円)

  中央ロープウェイ鳥兜駅を降りて,若干下り坂の平坦な道をパラダイスゲレンデ手前まで行くと片貝リフトの乗り場に出ます。

 片貝リフトの乗り場から少し下がったところに片貝沼があり,そこから整備された散策路がありブナ林が続いています。特にブナの樹の若葉の頃及び紅葉の時期がおすすめです。

  総称して中央高原散策路と称しているところで,片貝沼の外途中目玉沼とかウツボ沼とかがあり,ブナの樹が沢山あります。

  その散策路から山に登ろうとすれば,五郎岳(1413m)及び三郎岳(1412m)に登ることができます。

 その散策路を道標に従ってブナ林の中を歩いていくとドッコ沼に着きます。ドッコ沼から蔵王中央ロープウェイの鳥兜駅までは,中央第1リフトが夏山で動いていればそれに乗って行けます。もし,リフトが動いていなければ少しきついですが,中央ゲレンデを登って中央ロープウェイ鳥兜駅に行きます。帰りは蔵王中央ロープウェイの鳥兜駅からロープウェイに乗り降りて来ます。

 中央高原散策路の所要時間は,五郎岳や三郎岳に登らなければ,1時間半くらいです。

 ほとんど平坦なところで上り下りもきついところはありません。

 ですので,ハイカット(踵までホールドされる本格的登山靴)は要らずスニーカーでもOKです。ただ,笹等の草の葉が道を邪魔している場合があったり,虫がいるときもあるので,靴下をはいたほうが良いです。

 ブナ林の中を歩き,ブナの香りをかぐと体の中からキレイになるような気がします。


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