佐賀の有明海の珍味「ムツゴロウ」,「ワラスボ」,「クツゾコ」,「メカジヤ」,「ウミタケ」(魚)(貝)
2012(平成24)年10月11日
佐賀市の海岸から広がる有明海は,珍味の宝庫です。
「ムツゴロウ」
目玉が飛び出していて,大きな背びれがあり,潮が引いた干潟をぴょんぴょん跳びはねる有明海を代表する魚です。
甘露煮にすると美味しいです。
「ワラスボ」
目が退化していて,鋭い牙があるエイリアンのような顔をしたドジョウより大きく鰻よりも小さい細長い魚です。
干物にして炙って食べると旨味が濃厚で美味しいです。酒の肴にピッタリです。
「クツゾコ」
シタヒラメの一種でなるほど靴の底のような形をしています。
煮魚にすると淡泊ですが旨味が強いです。
「メカジヤ」
5~6億年前から進化していないという緑三味線貝です。
とても小さい貝ですが,味がいいです。
「ウミタケ」
貝の殻から伸びた水管がキノコっぽいので海茸と呼ばれています。
干貝にしても,粕漬けにしても美味です。
佐賀市内の「かっぱ亭」(電話番号0120-264-244)で食べました。