海外でマイコンピューターでインターネット接続に成功しました。
2005年2月にオーストリア及びフランスに旅行しました。
その時,ヨーロッパにおいてマイコンピューター(ナショナルパナソニックレッツノート)を使用してのインターネット接続に初めて成功しました(海外において初)。
この立役者はボーダフォンの第3世代携帯電話(シャープ製)のV902SHです(写真1)。
写真1
この携帯電話は世界120カ国以上で使用可能な携帯端末でUSBケーブルでパソコンに接続すれば世界中でインターネット接続が可能になるすぐれものです。
この携帯電話機とUSBケーブルと自分のコンピューターを持っていけば世界中ほとんどどこででもインターネット接続が可能になりました。
また,この携帯電話機は高速なデータ通信が可能で,ISDN並の速度でデータ通信ができます(ADSL等よりは遅いですが。)。
従前の携帯電話を介してパソコンでのデータ通信があまりに遅いのでイライラしていたことが解消されました。
そして,今回持っていった海外用電気器具は以下の通りです。
写真2
- 1.変圧器としてカプトラがあります(写真2)。
- 2.コンセントは,ユニバーサルコンセント・ロードワリアを持って行きました(写真3)。
- 3.電源コードは,ロケットタップという電源コードの巻き取り式のものを持っていきました(写真4)。
これは110Vから130V,また220Vから240Vの地域を自動的に感知して,それらの電圧を100Vまで変圧してくれる機械です。多少重いですが,これは非常に便利な機械です。
写真3
これにより全世界のどの形状のコンセントでも差し込むことができ,その後ろに変圧器等を接続して,日本国内にいるときと同じ環境でインターネットを使用することができるようになりました。
これも非常に便利で巻き取り式ですのでコンパクトにまとまります。
写真4
これまでは自分のノートパソコンを海外に持参しても海外のモジュラージャックとの接続及びコンピューター側の設定変更の必要があり,自分の技術力不足や電話回線の状況が悪いなどの原因で1度も自分のノートパソコンでインターネットに接続することができませんでした。
また,接続作業を試行錯誤しながら海外旅行時に2晩くらい徹夜をしたこともありました。
従前海外ではホテル備え付けの有料パソコンやインターネットカフェのパソコンを使用して事務所と事務連絡のためのメールのやりとりをしていましたが,日本語フォントが入っていないパソコンを使用してのやりとりですと日本語が文字化けしてしまい解読不能になるので,ローマ字を使用しての事務所とのメールのやりとりでした。ローマ字は非常に読みづらく時間もかかり大変な思いをしていたところです。
ボーダフォンのシャープ製のV902SHの第3世代携帯電話の出現によりこれらの悩みがすべて解消されました。
今後も海外旅行に行ったときに,その威力が発揮されるものと思います。
当然データ通信だけではなく,この携帯電話により,外国内の携帯電話及び固定電話並びに他の外国及び日本とも電話で通話することができ非常に便利に使わせてもらいました。
ただ海外のローミングサービスを利用することになり,翌月の携帯電話料にローミングサービス利用料として6万円が加算されたのは痛かったです。