川西町の錦屋の小倉羊羹(ようかん)
2011(平成23)年9月25日
作家井上ひさしの出身地である山形県川西町には有名な2つの羊羹があります。
1つが錦屋の「小倉羊羹」で,もう1つが十印(じゅうじるし)の「塩小倉」です。
十印の「塩小倉」は別に書きます。
錦屋は寛政2年(1790年)創業の伝統ある菓子店です。
錦屋の小倉羊羹は昔から有名です。
小倉餡とは,小豆の練餡(ねりあん)に,大納言・赤小豆又は隠元豆の蜜煮を粒のまま混ぜた餡をいうとのことです。
従って,小倉羊羹とは小倉餡の練羊羹ということになると思います。
錦屋の小倉羊羹は,滑らかなビロードのような色艶と大納言小豆の風味そしてまろやかな甘さが特徴です。
錦屋本店の場所は,羽前小松駅の近くです。
錦屋の小倉羊羹は,山形市内の大沼デパート,ホテルキャッスルや,米沢市の伝国の杜等でも販売しています。
小倉羊羹の小さいもので1本735円です。
以上