04年度新人クルー新たな出発
 
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04年度新人クルー新たな出発はこれで終わります。
04年10月3日  朝から冷たい北東気流が吹き、雨が降り始めました。横から波を受ける状態でレースが行われました。男子ダブル決勝Bは金山、西和賀、会津、田村、本荘の5クルーが出漕しました。スタートから会津が飛び出し、西和賀、田村がそれを追いかけました。田村は結局3位で1位の会津に12秒負けました。男子クオド決勝Bは由利工業、石巻、田村、山田の4クルーが出漕しました。スタートから田村が飛び出し、2位の石巻に10秒差の圧勝でした。こんなレースができるなら、決勝Aに出場してもかなりやれたと思います。女子シングル決勝Aは田名部の佐藤さん、由利の渡辺さん、酒田西の那須さん、秋田の浅利さん、酒田中央の塚形さん、田村の三田さんの6人で争われました。スタートから佐藤さん、渡辺さん、那須さんが競り合い、それを浅利さんが追いかける展開でした。三田さんは前半浅利さんについて行きましたが予選と同様に後半で力尽き、5位に終わりました。お盆明けからシングルに乗った三田さんがここまでやれたのは大きな収穫でした。女子ダブル決勝Aは佐沼、青森西、青森中央、田村、喜多方、西和賀の6クルーが出漕しました。昨日の予選では佐沼、青森西、西和賀に勝っているし、別な組で勝った喜多方には県大会で勝っているので、当然本命でした。でもスタートから飛ばす佐沼に追いつかず、波にもまれているうちにゴール前喜多方にも競り負け、無念の3位でした。全国選抜大会の切符は手にしたものの、残念な結果でした。引退した3年生の女子ダブルと比較すると全然歯が立たなかったのでこんなものかと納得するしかありません。喜多方に負けたのはショックでした。3月の天竜に向けてシングルの三田さんや他の1年生の起用も考えて強化していきたいと思います。
04年10月2日  朝から絶好のコンディションで予選が行われました。女子ダブル予選A組は青森西、田村、西和賀、佐沼の4クルーが出漕しました。スタートで青森西、佐沼が飛び出しそれを田村が追いかける展開でしたが、500mまでにトップに立った田村が佐沼に2.6秒差で勝ち、決勝A進出を決めました。男子ダブル予選A組は酒田商業、田村、むつ工業、山田、本荘、石巻工業の6クルーが出漕しました。田村はスタートから離されまったく勝負になりませんでした。そうなるだろうと思っていましたが、もう少しなんとかしてほしいと思ってしまいます。インターハイ決勝進出の山田のクルーが実力を見せたレースでした。男子クオド予選A組は由利工業、東北、山田、田名部、田村が出漕しました。スタートから田名部が飛び出し、それを東北、田村が追いかけました。結局、田名部が1位、田村が2位で決勝A進出に望みをつなぎました。昨日の配艇練習よりは良い漕ぎだったと思います。女子シングル予選B組は酒田中央の塚形さん、秋田の浅利さん、田村の三田さん、佐沼の二階堂さん、青森商業の川村さん、西和賀の山田さんの6クルーの出漕でした。スタートから浅利さんが飛び出しました。三田さんがそれを追いかけ、一時はリードする状況でしたが、前半でギブアップでした。500m以降一気に艇速が落ちて離され、6秒遅れの2位でした。インターハイ出場の浅利さんには負けましたが、内容のあるレースでした。午後の敗者復活戦では、男子ダブルが青森、秋田に負けて3位で決勝Bに、男子クオドはやや波のある状況でのレースでしたが、西和賀、東北に負け、まさかの3位で決勝A進出を逃しました。女子シングルはインターハイで準決勝に進出した田名部の佐藤さんに大差負けでしたが、なんとか2位を確保して決勝Aに進出しました。
04年10月1日  東北選抜大会の配艇練習は初日は台風のため中止になりましたが、今日は朝から晴れ上がり、絶好のコンディションのもとで練習ができました。普段乗っているデルタ艇と違うので調整に手間取りましたが、なんとか調整ができました。他のチームの練習を見ましたが、男子チームは相手が強いという感じです。男子クオドが決勝進出程度だと思いました。それに比較して女子ダブルはレベルが低く、もしかしたら田村が一番強いのではないかと思える状況でした。女子シングルはハイレベルで、まるで歯が立たない感じでした。
04年9月29日  荻野漕艇場での合宿は予定通り終わりました。女子ダブル、女子シングルの調整はうまくいきましたが、男子クオドは県大会で勝っている喜多方高校に水を開けられて負けるなど、パッとしません。1週間でどこまで立ち直れるでしょうか。明日、30日に長沼に出発しますが、台風21号の影響で、明日、明後日の配艇練習はどうなるかわからない状態です。県外で初レースの女子チームにとって配艇練習ができなかったら大変不利になります。
04年9月23日  新人戦で壊れたダブルスカルの修理が終わりました。何とか練習には使えると思います。東北選抜大会に出場する新人チームは順調に仕上がっています。レベルは低いのですが東北選抜大会では来年につながるレースができれば上々だと思っています。男子クオドのメンバーを正式に決めました。新人戦の時とは違ったメンバーです。決勝進出が目標です。男子ダブル、女子ダブル、女子シングルはタイム的に苦戦だと思います。今週末の土日は荻野漕艇場で合宿する予定です。
キャンバスを切り取り内部をFRPで固めました。外側はポリエステルパテで固め、塗装しました。
破損したダブルスカルの状況
04年9月13日  午前中、少年女子舵手つきクオドルプル準決勝出場の福島選抜チームを応援しました。前半負けていましたが、後半力強く抜け出し1位でゴールしました。念願の決勝進出です。準決勝終了後すぐに学校に戻りました。新人チームの練習があるからです。戸田は近いので東北道経由で3時間で学校まで戻れました。私も早く国体の悪いイメージを振り払って、新たな気持ちで指導に当たりたいと思ったからです。新人チームの練習は暗くなるまで行いました。
04年9月12日  敗者復活戦に出場しました。2レーン石狩翔陽高校秋篠さん、3レーン坂出高校三谷さん、4レーン岡山県選抜兒山さん、5レーンが詩織さんです。スタートは並んでいました。すぐに左のオールを取られ6レーンに大きく曲がり、置いて行かれました。500mは最下位での通過です。その後追いかけますが差は詰まらず、3分24秒で3位でのゴールです。完敗でした。足首に故障をかかえながらインターハイ、国体とよく頑張ったと思います。ごくろうさま。
04年9月11日  少年女子シングルスカル予選C組に出場しました。2レーン詩織さん、3レーン千葉選抜香取さん、4レーン鳥取県選抜目黒さん、5レーン阿賀黎明高校清野さん、6レーン愛媛選抜黒田さんの5クルーの出漕でした。逆風で波立つ中スタートが切られました。スタートから置いて行かれ500mは最下位、その後やや差を詰めましたが無念の最下位でのゴールでした。タイムの4分43秒は20クルー中、18番目のタイムでした。逆風でもまれて全然力を出せずに終わった感じがします。でも他の選手も同じ条件で漕いでいるわけですから、これが実力かもしれません。
04年9月10日  戸田に来て3日になります。桑野のシングルにも慣れましたが、まだスピードが乗りません。足首の状態は良くなってきていると思うのですが、パワーが感じられません。明日の予選はシングルでの初めての全国大会デビューです。たぶんかなり緊張すると思いますが、伸び伸びと漕げば詩織さんの良さが出ると思います。
新人戦優勝は女子シングル、女子ダブル、男子クオドでした。
04年9月5日  朝から冷たい雨が降るコンディションの中で準決勝が行われました。男子ダブルAクルーは会津、喜多方東、喜多方工業との対戦でした。予選と同様に会津が抜け出しました。田村Aはゴール前喜多方工業との競り合いに勝ち、念願の決勝に進出しました。男子ダブルBクルーは湖南、川口、喜多方工業との対戦でした。湖南とどんなレースをするかが決勝でのカギになります。しかし湖南に10秒遅れの惨敗でした。決勝には進出できましたが、ABクルー3位4位の可能性が高まりました。女子シングル準決勝は予選と同様にスタートからリードし5秒差で優勝を決めました。まだまだ課題が多い愛美さんですが10月初旬の東北選抜大会に向けて強化していきます。女子ダブル準決勝も予選と同様に田村Bクルーが1位となり、東北選抜大会への切符を手にしました。1年生のAクルーは3位でした。男子クオド準決勝はスタートから喜多方と競り合い、少し負けたまま800mまで併漕が続きましたが、田村がゴール前抜けだし1.6秒差の勝利でした。午前のレースが終了してから雨が上がりました。男子ダブルの決勝は会津、湖南、田村ABの4チームで争われました。スタート前の練習で田村のABクルーが接触事故を起こし、Bクルーの艇が大破、浸水しました。Aクルーの艇もリガーが曲がったため、艇を乗り換えて、1時間遅れでのレースでした。ちょうど3年生が応援に来ていましたし、他のクルーがレースを終えていましたので、全員でリギングし、2艇とも15分で出艇できました。レースを前にして事故を起こし落ち込んでいましたが、気を取り直して頑張るよう指示しました。かなり激しい衝突だったにもかかわらず、けが人が出なくてラッキーでした。スタートして会津がリードしたのが見えました。田村Bクルーと湖南との2位争いは、田村が徐々に差を広げゴールでは3秒差で2位を確保しました。準決勝の時とは見違えるような力強い漕ぎで東北選抜大会への切符を手にしました。Aクルーは大きく遅れて4位でした。これで田村は出漕4種目すべてで東北選抜大会への切符を手にしたことになります。3年生が抜けてレベルは大きく下がりましたが、少しずつレベルアップしていきます。
04年9月4日  ほとんど風のない絶好のコンディションで新人戦の予選が行われました。初出場の通君が乗っている男子ダブルAクルーは予選A組に出場しました。スタートから会津が抜け出しましたが、田村は2位グループに付け、500mから徐々に抜け出し2位を確保しました。タイムは3分41秒でこのクルーとしては上々でしたが1位の会津に19秒もの大差をつけられました。予選B組に出場した男子ダブルBクルーはスタートから飛び出し一人旅でした。ややレートが高すぎ、雑な漕ぎであったためタイムは思ったより伸びず3分29秒でした。目標の3分25秒には届きませんでした。明日も今日のような漕ぎでは会津、湖南には勝てないと思いました。女子シングル予選には愛美さんが出場しました。シングルで初めてのレースでしたが、スタートからリードし危なげない勝利でした。2位の喜多方商業の田代さんには6秒差の勝利でした。タイムの4分15秒は目標の4分10秒にまだ届きませんが、この目標はすぐにクリアできると思います。女子ダブル予選は田村からAB2クルーが出場し、喜多方高校と3クルーで争われました。スタートから田村Bクルーがリードし、それを田村Aクルーと喜多方が追いかける展開でした。300mを過ぎて田村Aクルーが遅れはじめ、田村Bクルー、喜多方、田村Aクルーの順でゴールしました。Bクルーのタイムは3分54秒、Aクルーは4分6秒でした。田村Bクルーは2年生の貫禄を示しましたが、3分50秒を切らないようでは東北では通用しないはずです。また、同じレースに国体に出場する詩織さんがシングルでオープン参加させてもらいましたが、パットせず4分4秒でのゴールでした。田村Bクルーにもっと食いついてほしかったと思います。男子クオド予選は喜多方高校との一騎打ちでした。このレースには国体に参加する湖南高校男子クオドと福島選抜女子クオドがオープンで参加しました。スタートから喜多方がリードし、それを湖南、田村が追いかける展開でした。すぐに湖南がトップを奪いましたが、田村が喜多方をとらえたのは500m地点でした。その後徐々に喜多方を引き離し、ゴールでは5秒差で勝利しました。タイムは3分15秒で上々です。国体に出場する湖南との2秒差は立派です。なお、福島選抜女子クオドは3分25秒を切ったすばらしいタイムでした。
04年8月29日  新人戦の組合せが決まりました。男子クオドは2クルーの出漕です。喜多方高校との一騎打ちですが勝てると思います。男子ダブルは10クルーの出漕で激戦です。県総体の結果から会津と湖南がリードしていますが、なんとか一角を崩したいと思っています。女子ダブルは田村の2クルーと喜多方の争いですが、田村の2年生チームが勝つと思います。女子シングルは3クルーの出漕です。田村の1年生愛美さんが喜多方商業の2年生2人に挑戦します。愛美さんはシングルに乗ってまだ3週間ですからキャリアがまるで違います。しかし、練習の成果を出せればそんなに差はないと思います。この土、日は雨も降らず予定通り練習ができました。明日以降、大型台風16号の影響で練習ができなくなるかもしれません。
04年8月24日  8月17日から20日まで荻野漕艇場で新人クルーの合宿を行いました。インターハイ期間中は水上練習ができませんでしたし、9月初旬に行われる新人戦に備えるためです。国体に出場する詩織さんも一緒に参加しました。この時期の荻野漕艇場は各地から多くのクルーが集まってきてにぎやかになります。埼玉県、東京都、宮城県の各チームと地元の新人クルー、国体選抜クルーが入り乱れてコース内では有効な練習ができない状況でした。ほとんどの練習は上流で行いました。男子クルーは3年生が1人抜けただけなので今までとほとんど変わりません。新人戦はクオドで優勝をねらいます。今回の大会から1年生の通君がダブルスカルを漕ぐことになります。女子は3年生が抜けた穴は大きく、残った5人でダブルとシングルで挑戦します。シングルは1年生の愛美さん、ダブルは2年生の千紘さんと直美さんのクルーと、1年生の裕絵さんと麻未さんのクルーです。麻未さんは入学当時から3年生クルーのコックスだったので、今回の合宿で初めて漕ぐことになります。2年生クルーは優勝をねらいます。シングルはまだ慣れませんが、体が大きいのでパワーを発揮できればかなりやれると思います。