09年度全国高校総体に向けて
 
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 「09年度全国高校総体に向けて」はこれで終わります。
09年8月3日  朝から暑い太陽が照りつけ、夏本番を思わせるような暑さの中で準々決勝のレースが行われました。男子ダブル準々決勝3組は田村の他に慶応志木、松江北、本荘、小松、早稲田学院の6クルーの出漕でした。田村はいつものようにスタートが遅く、出遅れましたが徐々に追い上げ、500mでは慶応志木、松江北、本荘に続いて4位に上がりました。しかし、その後は伸びず4位のままのゴールでした。2位までが準決勝進出なのでこれで敗退が決定しました。田村の男子クオドはクルーとしての完成度が低かったのが準々決勝止まりの原因だと思います。でも生徒たちの持っている力は出し切れたはずです。3年生の4人は今後自分の進路に向かって新たなスタートを早く切ってほしいと思います。また、全国のレベルの高さを見た2年生は今後のトレーニングの糧としてほしいと思います。ご苦労さんでした。
800m地点で富士河口湖と競り合う田村クルー(向こう側黒い帽子)
09年8月2日  朝から降っていた雨も上がり、やや順風の絶好のコンディションで敗者復活戦が行われました。男子クオド敗者復活2組は田村の他に富士河口湖、早稲田学院、酒田東の4クルーの出漕でした。予選タイムでは3番目でしたが田村の予選は逆風だったので実力差はないと思っていました。スタートではいつものように他校に遅れを取りましたが、先行する早稲田学院を追って、富士河口湖と並んで2位争いを繰り広げました。600m付近で富士河口湖とのトップ争いに持ち込み、ゴール前で抜けだし1位でゴールしました。タイムは3分26秒でした。予選で負けた鬱憤を晴らして、明日の準々決勝に進出しました。
配艇場に現れた全国高校総体イメージキャラクターの「キャッフィー」
09年8月1日  雨の予想でしたが、田村のレースが始まる9:24にはまだ雨が降っていませんでした。やや向かい風の条件で男子クオド予選2組はスタートが切られました。スタートから小見川、関西が飛び出し、それを瀬田工業、諏訪清陵が追いかける展開でした。田村はスタートで一気に離されました。250m地点で関西が腹切りして止まっている間に4位に上がりましたが、前を行く3クルーには離される一方でした。ゴールでは1位の小見川に13秒遅れの3分41秒でした。生徒たちは実力は出し切ったと思いますが、全国の壁の高さを思い知ったレースでした。明日の敗者復活戦で準々決勝進出を目指します。お昼頃、雷雨のためレースが中断され、1時間遅れで再開されました。その後、風向きが変わったため、タイムの比較が難しくなりました。明日の敗者復活戦の相手は富士河口湖、早稲田学院、酒田東です。
開会式は宿舎の大津プリンスホテルで行われました。
09年7月31日  今日も暑い一日でした。四国で梅雨が明けたというニュースが入りましたので、近畿地方も秒読みだと思います。今日はやや風があって水面が波だった状態での練習でした。明日、対戦する同じ組のクルーが一緒に練習しました。いつものことですが、前年度優勝の関西がクオドの上で大きな声で校歌を歌っていたのに生徒たちはビックリしたと思います。
 最後の配艇です。今日は短時間でできました。明日はレースが早いのでリギング解除はしませんでした。
09年7月30日  夜のうちに雨が降りましたが、今日は曇で時折暑い太陽が顔を出す蒸し暑い1日でした。桑野の新艇にも慣れ、リギングも短時間でできるようになりました。明日、最後の調整をして明後日の予選に臨みます。生徒たちは疲れも取れて体調は良さそうです。
 結婚式場の大ホールでの食事。いつもは騒がしいのに借りてきた猫のように静かでした。
09年7月29日  朝、クマゼミのうるさい鳴き声を聞きながらの散歩で1日が始まりました。昨日までの予報は雨でしたが、今日は雨も降らず風が弱い良い状態で配艇の1日目が終わりました。桑野の新艇でのリギングは初めてでしたが、問題点もなくリギングが終わりました。細かな変更点は明日以降に調整します。生徒たちの体調は良いようです。明日以降全国レベルのクルーを自分の目で確認して多くのことを学んでほしいと思います。私は「退職したはずなのにどうしたの?」と多くの友人から声をかけられた1日でした。
琵琶湖漕艇場から見た大津プリンスホテル
09年7月28日  朝10時に郡山を新幹線で出発して15時に大津に着きました。天候は曇、気温は30℃位でかなり蒸し暑い感じです。宿舎は大津プリンスホテルです。3年前のインターハイでも同じホテルに泊まりました。琵琶湖の畔にある38階建ての高層ホテルです。
09年7月27日  梅雨末期の不順な天候の中でもさくら湖では安定して練習ができました。インターハイに出場する男子クオドは今日がさくら湖での最後の練習でした。一応やれるだけのことはやったつもりです。後は慣れない土地でどこまで持てる力を出せるかにかかっています。明日新幹線で大津に向かいます。新人クルーは毎日シングルで低レートで漕ぎ続けています。単調な練習ですが次第に良いリズムで艇が動くようになってきました。インターハイの期間中、学校でトレーニングします。
09年7月22日  東北総体が終わり、昨日から夏休みの練習を始めました。男子クオドはインターハイに向けて最後の調整を、その他のクルーは小艇で低レートでの練習をしています。現在、日本付近は太平洋高気圧の勢力が弱く、日本の南岸に梅雨前線が停滞しています。ほとんどが曇で、時折雨が降りますがほとんど風がなく、さくら湖は絶好のコンディションで練習ができます。この状態が今週末まで続くようなので期待しています。
09年7月19日  昨夜から雨が降り続き、新田名部川は水位がかなり上がりましたがゴミが流れてくることはなくコースの状態はマアマアでした。ただ次第に風が強くなり、決勝で3レーンを引いた田村はもろに斜めから逆風を受ける嫌な条件でした。少年男子クオドの前のすべてのレースで3レーンが最下位だったのもそれを裏付けているような気がしました。少年男子クオド決勝は田村の他に青森選抜、石巻工業の3クルーの出漕でした。今日はスタートから全然伸びません。逆風を受けてどんどん離されていきました。必死で食い下がりますが、前半で完全に勝負がつきました。生徒たちは全力を出し切りましたが、1位の青森選抜から9秒遅れの最下位でした。タイムは3分26秒でした。顧問の大内先生が出場した成年男子舵手付きフォアは宮城県に続いて2位となり、新潟国体の出場権を獲得しました。田村高校はこの大会期間中、学校祭でしたので明日が終業式です。明日はゆっくり休ませて、明後日から練習を再開します。
09年7月18日  朝から小雨模様でしたが風は弱く絶好のコンディションで今日のレースが行われました。少年男子クオド敗者復活戦は田村の他に岩手選抜、由利の3クルーの出漕でした。今日は田村がスタートからハイペースで飛ばしリードしました。500m地点で2位の岩手選抜に約1艇身差をつけていました。しかし徐々に差を詰められ、ゴール前ではほとんど並んでいました。勢いは追い込んだ岩手選抜の方が勝っていましたが、ほんのちょっと田村が逃げ切りました。タイムは3分16秒で2位との差は0.44秒の微差でした。これで明日の決勝進出が決まりました。明日は予選を1位で通過した石巻工業と青森選抜に挑みます。午後から行われた少年女子ダブル準決勝B組は田村の他に予選で負けている岩手選抜の2クルーの出漕でした。今日はスタートから岩手選抜についていきましたが、徐々に離され勝負になりませんでした。でも昨日より漕ぎは良かったし、審判艇から注意を受ける回数が少なくなったのは良かったと思います。タイムは4分0秒でした。現在の所、女子は秋の新人戦もダブルで挑戦する予定ですが、夏休み中、ますみさんと茜さんはそれぞれシングルで強化したいと思っています。
09年7月17日  午後から風が順風になりました。少年女子ダブル予選B組は田村の他に、岩手選抜、由利の3クルーの出漕でした。スタートから岩手選抜と由利が競り合い、あっという間に田村は置いて行かれました。さらに方向が定まらず、ジグザグに漕いで審判艇から注意を受けっぱなしでした。ところが500m地点で由利のバウのシートが故障して漕げなくなり、ラッキーの2位で予選を通過しました。タイムは4分5秒で今日の条件では悪すぎました。今日のレースは水上に出てからのアップにも問題があったし、力みばかり目立った課題の残る漕ぎでした。今日の反省を糧にして明日の準決勝はもう少し良いレースをしてほしいと思います。少年男子クオド予選A組は田村の他に岩手選抜、石巻工業高校の3クルーの出漕でした。スタートから石巻工業、岩手選抜がリードし、250m地点で田村はキャンバス遅れの3位でした。先頭の石巻工業はその後も快調に飛ばし、差を徐々に広げました。田村は500m以降で岩手選抜との差を詰め、ゴール前で交わして2位でのゴールでした。タイムは3分15秒でした。男子クオドは1位のみの予選通過ですから、明日の敗者復活戦で、再び岩手選抜と対戦します。今度は並んで行ってあっさり交わしたいと思います。
09年7月16日  昨日から吹き荒れていた強風はやや弱まったものの、今日も風が強い状態で配艇が行われました。今日の配艇時間は1時間50分でしたが、艇の調整に1時間以上を費やし、悪戦苦闘でした。特に女子ダブルは桑野の旧艇でリギングに手間取りました。今日は時間に追われた状態でリギングする練習をしただけのような気がします。雑にリギングしたのに結構漕げていました。生徒たちは長旅の疲れも取れて体調は良いようです。明日は風が弱くなってほしいと思います。明日、午前中に開会式をして午後から予選です。
09年7月15日  朝、8:40にさくら湖を出発して、500km以上運転して16:40にむつに着きました。三春を出たときは良い天気でしたが、岩手県に入ると時々雨がぱらつき、青森では雨でした。気温は22℃位でやや肌寒い感じです。昨日、関東で梅雨明けしたので、梅雨前線が東北北部まで押し上げられたために、東北北部が雨になったのだと思います。風も強く、コースは波だっていました。明日の朝から配艇なので今日は生徒たちをゆっくり休ませます。
09年7月13日  寒冷前線の通過で強風が吹き荒れ、さくら湖はザブザブの大荒れでした。今日は出艇を取りやめて、学校で調整しました。昨日まで精一杯仕上げたので、ちょうど良い休養になったと思います。明日、さくら湖で最後の調整をして、明後日、東北総体に出発します。
09年7月8日  東北総体の組み合わせが発表になりました。男子クオドは田村の他に岩手選抜、石巻工業、青森選抜、由利高校の5クルーの出漕です。石巻工業は6月の東北大会で優勝、本荘が2位(代わりに由利高校が出場)、3位が田村、4位が山田(岩手選抜か?)5位6位が青森西とむつ工業(青森選抜か?)でした。メンバー表を見ないと何とも言えませんが国体の出場権は2位までなので大接戦だと思います。女子ダブルは田村の他に宮城選抜、酒田西、岩手選抜、青森高校、由利の6クルーです。6月の東北大会では由利がダントツの1位でした。2位と3位が岩手県の山田と宮古(岩手選抜か?)でした。青森高校はクオドで圧勝しており(クオドは青森選抜なので、ダブルに一部が廻っている可能性もある)酒田西はシングルで3位だった加藤が入っている可能性がある。宮城選抜は河北レガッタで湖南に勝っている。今までの実績から考えるとどのクルーも田村の1年生クルーより上です。国体の出場権は2位までなのでかなり厳しいと思います。田村はレースを積み重ねる毎に強くなる若さに期待するしかありません。(また敗者復活を廻って数多くレースをしようかな!)女子ダブルは男子艇でのリギングがやっと終わりました。明日から漕ぎ込みます。
 インターハイの組み合わせが発表になりました。男子クオドに出場する田村は千葉県の小見川、地元滋賀県の瀬田工業、岡山県の関西、長野県の諏訪清陵と対戦します。3位までが予選を通過できますが、何という厳しい組み合わせでしょう。3月の全国選抜で関西が1位、小見川が2位、瀬田工業が12位ですからため息が出てしまいます。精一杯仕上げて臨むしかありません。
 今年の県総体も男女そろって優勝できました。2週間後の東北総体で新潟国体の出場権獲得を狙います。
09年7月5日  昨日のゴミもほとんどなくなり風も弱く絶好のコンディションで最終日のレースが行われました。午前中に行われた男子の準決勝では男子ダブルが2位、男子クオドの2クルーがともに1位で決勝に駒を進めました。午後の決勝もスタート付近でやや逆風でしたが、風が弱く良いコンディションでした。女子ダブル決勝は田村の他に湖南、西会津ABの4クルーの出漕でした。今日はスタートから田村がトップを奪いました。すぐに西会津Aが並びかけ、湖南がやや遅れて続きました。そのままの状態が500mまで続き、700mを過ぎてから西会津Aが遅れはじめました。ゴール前で湖南がやや差を詰めましたが、田村の1年生クルーが堂々逃げ切り、初優勝しました。タイムは3分56秒でした。昨日の予選、敗者復活戦、今日の決勝とレースを重ねるたびに自分たちの良さが出てきたと思います。この県総体では女子ダブルは優勝を狙っていました。優勝できるだけの準備はしてきましたが、生徒たちが期待に応えてくれてうれしく思います。ダブルを組んで数日しか練習していない1年生クルーは多くの課題を持っていますが、今後全国で通用するクルーに育てていきたいと思います。男子ダブル決勝は田村の他に会津A、喜多方A、喜多方工業の4クルーの出漕でした。実力断然の会津Aがスタートからリードし、田村と喜多方工業が続きました。300m付近から田村が2位に上がり会津Aを追いかけますが差が開くばかりです。会津Aには完敗でしたが、十分力を出し切っての2位でのゴールでした。タイムは3分43秒でした。男子ダブルは3年生の一弥君と守君で組みました。このレースが引退レースとなります。今後自分の進路に向かって新たなスタートを切ってほしいと思います。男子クオド決勝は田村のABの他に喜多方東、喜多方の4クルーの出漕でした。スタートから田村Aが飛び出し一人旅です。喜多方東、喜多方、田村Bの順で500mを通過しました。ゴール前で田村Bがやや差を詰めましたが順位はそのままでした。Aクルーは高校体育大会に続いて県総体でも初優勝しました。Aクルーのタイムは3分19秒、Bクルーは3分31秒でした。今日の条件ではAクルーはやや不満のタイムで、Bクルーは4位でしたが力は出し切ったと思います。男子クオドと女子ダブルが7月17日から青森県で行われる東北総体に福島県代表として臨みます。東北総体2位までが新潟国体に出場できますが正直言って各県の選抜チームを相手に田村の単独チームでは厳しいと思っています。でも今年も男女そろっての国体出場を目指します。
 今年のインターハイ出場クルーを押さえて桟橋前をトップで通過する田村の1年生クルー(中央4レーン)
09年7月4日  夜中から土砂降りの雨でした。朝の出艇時刻6:00には上がりましたが、その後ゴミが流れてきて今日一日ゴミ取りの作業をしながらのレースでした。女子ダブル予選A組は田村の他に今年のインターハイ出場が決まっている湖南と西会津Aの3クルーの出漕でした。レース前に湖南が流木に乗り上げてフィンが陥没して浸水したためにレース時間が1時間以上遅れました。スタートは一線でしたがすぐに田村がオールを取られて減速し100mを3位で通過しました。でもその後3艇の艇差はほとんど変わらず、ゴールまで競り合いが続きました。田村はスタートのミスを取り戻せないまま3位でのゴールでした。1位の西会津Aと4秒、湖南とは2秒差の4分6秒のタイムでした。ますみさんと茜さんのダブルにとっての初レースはマズマズだったと思います。男子ダブル予選B組は田村の他に会津A、耶麻農業Bの3クルーの出漕でした。東北大会優勝の会津が断然強く、まったく勝負になりません。大差の2着で予選を通過しました。タイムは3分54秒で会津には16秒も負けました。男子クオド予選A組は2年生クルーの田村Bと喜多方商業、湖南、喜多方工業の4クルーの出漕でした。スタートから田村がリードし全くの一人旅でした。相手が弱かったこともありますが、伸び伸びとして今までにない良い漕ぎだったと思います。タイムは3分33秒でした。男子クオド予選B組は耶麻農業が棄権したので田村Aの他に喜多方東、喜多方の3クルーの出漕でした。スタートから田村がリードしましたが喜多方東がしぶとく食い下がり、500mでやっと水が空きました。前半苦戦しましたが後半は離す一方で12秒差をつけて勝ちました。漕ぎはマアマアだったと思いますが3分20秒を切るタイムがほしかったと思います。(3分21秒でした)午後から行われた女子ダブルの敗者復活戦は田村の他に喜多方東の2クルーの出漕でした。しかもどちらも1年生クルーでした。スタートから田村がリードし圧勝でした。漕ぎも予選よりかなり良かったと思います。タイムは追い風でしたが、3分54秒のびっくりするようなタイムでした。これで全クルーが明日の準決勝、決勝に進みました。
09年7月3日  朝、さくら湖に集合して荻野漕艇場に向かいました。天気は曇で絶好のコンディションでした。午前中かかってリギングし、午後から練習しました。途中雷雨のため練習を一時中断しましたが、夕方には止んで予定どおり調整が終わりました。男子クオドのAチームのみ上々の仕上がりで他のクルーはイマイチでした。特に女子ダブルはますみさんが体調不良でほとんど練習になりませんでした。明日までに良くなることを期待するしかありません。
09年7月2日  今日で期末考査が終わりました。午後から久しぶりの水上練習を行いました。水面の状態はほとんど風もなく絶好のコンディションでした。明日から県総体で荻野漕艇場に出かけますが、今日と明日の配艇でどこまで仕上がるか不安です。特に女子ダブルは2人で漕いだことが数回です。今日もどんどん曲がって糸の切れた凧のようでした。
09年6月24日  7月4日から行われる県総体の組み合わせが発表になりました。男子クオドは8クルーの出漕です。田村Aは耶麻農業、喜多方東、喜多方と、田村Bは喜多方商業、湖南、喜多方工業と組んでいます。東北大会3位の田村Aクルーが断然強いのですが、2年生で編成した田村Bクルーがどこまでやれるかを見ます。男子ダブルは9クルーの出漕です。田村は東北大会優勝の会津と耶麻農業との組み合わせです。会津との差をどこまで詰められるかがカギです。女子はダブルスカルに出場します。東北大会女子シングル4位のますみさんと茜さんとの1年生コンビの初ダブルです。エントリーは5クルーで田村は東北大会に出場した湖南と西会津と予選で当たっています。高校大会の時も同じ組み合わせでしたが、あの時は大差で負けました。ダブルスカルでの練習はほとんどしていませんが、2人のエルゴ20分漕の平均が4665mなのでそんなに負けないと思います。生徒たちは現在6月29日から行われる期末考査に向けて調整期間中です。考査終了日にさくら湖で最後の調整をして県総体に出発します。
09年6月21日  朝から雨でした。でも風がほとんどなかったので良い条件で準決勝が行われました。女子シングル準決勝B組はますみさんの他に盛岡第三の菅原さん、湖南の渡部さん、由利の津野さん、酒田西の加藤さん、酒田中央の門田さんの6クルーの出漕でした。ますみさんの準決勝のスタートは無難に出ました。500mは津野さん、加藤さんに続いて3位で通過しました。漕ぎは予選よりはリラックスしていましたが艇速がイマイチといった感じでした。後半加藤さんとの差を少し詰めましたが、3位でゴールし決勝進出を決めました。タイムは4分24秒でした。男子ダブル準決勝A組は田村の他に西和賀、塩釜、会津、田名部、黒沢尻工業の6クルーの出漕でした。スタートからハイペースで塩釜と会津が飛ばしました。予選では塩釜に一気に離された田村が今日は3位で500mを通過しました。昨日の敗者復活戦同様にきちんと押せています。しかし、ゴール前で田名部に差されて4位となり、決勝進出はできませんでした。タイムは3分40秒でした。この東北大会で2年生の男子ダブルは大きく成長しました。今後この2人が核になって田村を引っ張っていってほしいと思います。男子クオド準決勝B組は田村の他に黒沢尻工業、青森、石巻工業A、むつ工業、石巻工業Bの6クルーの出漕でした。スタートから優勝候補の石巻工業Aがリードし、他の5艇が続きました。田村が徐々に2位に上がり、先行する石巻工業Aとの差を詰めにかかりました。いつも見慣れた田村の男子クオドが今日は別クルーに見えるほど力強い漕ぎでゴール前差しきり、1位で決勝進出を決めました。タイムの3分21秒は決勝進出クルーの中でベストタイムでした。午後になって雨が上がり、風が出てきました。しかも嫌な順風です。女子シングル決勝はますみさんの他に青森中央の大澤さん、酒田西の加藤さん、由利の津野さん、西会津の鈴木さん、石巻の山口さんの6クルーの出漕でした。1年生のますみさん以外は全員今年のインターハイに出場する強豪です。決勝は予選同様にスタート付近は横風が強く、レース経験の少ないますみさんにとって嫌な状態でした。案の定、スタートで大きく7レーン側に振られて、出遅れました。山口さん、大澤さんを抜いて4位に上がったのが500mを過ぎていました。しかし、後半完全に足が止まってしまい、念願の表彰台には届きませんでした。タイムは4分14秒でした。ますみさんにとってこの東北大会は初めての県外での大会でした。きっと多くのことを学んだと思います。今後の練習にそのことを生かしてほしいと思います。明日から期末考査のために調整期間に入りますが、考査あけすぐに県総体が行われます。県総体は茜さんとの初ダブルで挑戦します。男子クオド決勝は田村の他に青森西、山田、石巻工業A、本荘、むつ工業の6クルーの出漕でした。スタートから石巻工業Aが飛ばし、本荘が追いかけます。田村はやや出遅れて先行する2艇を追いかけました。準決勝同様に力強い漕ぎで石巻工業Aと本荘を追いかけますが、順風で追いつきません。石巻工業Aがややリードして1位でのゴール、田村、本荘、山田が大接戦でゴールになだれ込みました。結果は3分18秒で3位でした。男子クオドはこの東北大会で一皮むけた感じです。まだまだ多くの課題がありますが、インターハイまでの練習で少しでも克服してインターハイの最終日に残りたいと思います。
09年6月20日  朝から風が吹くコンディションで予選が行われました。女子シングル予選A組はますみさんの他に酒田商業の近藤さん、田名部の眞野さん、石巻の山口さん、由利の田口さんの5クルーの出漕でした。宮古の山根さんは一昨日まで九州で世界ジュニアの国内合宿をしていたので棄権しました。横からの風が強くスタートでますみさんは大きく1レーン側に振られました。全クルーがそんな感じのスタートでした。すぐに山口さんが飛び出し、ますみさんが続きました。この2人が他の3人を大きく離して500mを通過しました。700m地点でますみさんと山口さんの差は半艇身位でしたが、800m以降でますみさんが追い込んで2秒差の1位でゴールしました。ますみさんの今日の漕ぎは風でバランスを崩したせいか、肩に力が入って力んでいました。もっとリラックスできれば艇速が出るのにと思いました。後半追い込むレースは初めての経験ですが、1年生ながら宮城県のインターハイ出場クルーをねじ伏せたのは立派でした。これで明日の準決勝進出が決まりました。タイムの4分24秒は15クルー中3番目のタイムでした。男子ダブル予選C組は田村の他に青森、塩釜、黒沢尻A、由利の5クルーの出漕でした。スタートは一線でしたが相手が強く、すぐにリードされました。500mを4位で通過し、その後も離される一方で結局1位の黒沢尻Aから18秒遅れの4位でのゴールでした。特に不利はなかったのですが、タイムの3分48秒は悪すぎました。男子ダブルは午後の敗者復活戦にまわりました。男子クオド予選B組は田村の他に本荘、石巻B、西和賀、青森西の5クルーの出漕でした。スタートは無難に出ました。すぐに本荘が飛び出し他の4艇がそれに続きました。その後田村が徐々に2位に上がり本荘を追う展開になりました。しかし本荘は強く1秒差まで差を詰めましたが逃げ切られ2位でのゴールでした。今日のクオドの漕ぎは力強くて良かったと思います。タイムの3分20秒は16クルー中2番目のタイムでした。男子クオドも明日の準決勝に進みました。男子ダブル敗者復活戦は田村の他に西和賀、酒田西、青森、本荘Aの5クルーの出漕でした。予選のタイムは5クルー中一番悪かったのですが、先行する青森を追って2位で500mを通過し、後半も力強い漕ぎで青森に迫り2秒差の2位で敗者復活戦を勝ち上がりました。これで田村の全クルーが明日の準決勝に進むことになりました。今日の結果から女子シングルと男子クオドはぜひ決勝まで駒を進めてほしいと思います。
男子クオド予選、1位の本荘を追い詰める田村(手前)
09年6月19日  今日は昨日より暖かく、良い条件で配艇練習ができました。今日は昨日以上に多くのクルーが練習しました。県大会1位でインターハイの出場が決まっているクルーはさすがに力強いオールさばきでした。あとは明日の予選を待つだけです。明日は9:00から女子シングル予選、12:50から男子ダブル予選、13:00から男子クオド予選が行われます。
 夕方、開会式が田瀬湖ボート場で行われました。前列の端に前年度女子シングル優勝の綾華さんのトロフィーを返還するますみさんがいます。
09年6月18日  朝、さくら湖に集合してシングルとオールを積んで8時30分過ぎに東北大会に出発しました。途中小雨模様でしたが田瀬湖に着く頃には雨も上がり、13時10分頃に到着しました。田瀬湖までの走行距離は308kmでした。さっそくリギングして今日の配艇練習を行いました。田瀬湖はさくら湖を大きくしたような感じで、いつもの練習と同じ感じで漕げたようです。コースの両側にブイが入ってるので漕ぎやすいと思います。生徒たちの体調も良いようです。
ますみさんのシングルとオールを8組積んで田瀬湖に向かいました。
09年6月16日  東北大会の組み合わせが発表になりました。男子クオドは16クルーのエントリーです。予選B組は田村、本荘、石巻工業B、西和賀、青森西の5クルーです。田村は県大会1位ですから他に1クルー県大会1位のチームがいますがどのチームかは現在の所、分かりません。2位までが予選通過なのでぜひ予選を通過してほしいと思います。男子ダブルは17クルーのエントリーです。予選C組は田村、青森、塩釜、黒沢尻工業A、由利の5クルーです。宮城県大会2位の塩釜のタイムは田村よりははるかに上であり、他に県大会1位のチームが2チームいるので田村は苦戦です。2位までが予選通過なので敗者復活戦をまわることになると思います。田村の男子ダブルは2年生チームなので、県外大会でレース経験を多く積むことは良いことです。女子シングルは16クルーのエントリーです。予選A組は田村のますみさん、酒田商業の近藤さん、田名部の眞野さん、宮古の山根さん、石巻の山口さん、由利の田口さんの6クルーです。宮古の山根さんは6月14日に行われた全日本ジュニア2位でU19日本代表に内定している強豪です。ますみさんにとって初の県外大会で最強の選手とレースができるのは願ってもないことです。2位までが予選通過なので山根さんについていって何とか2位に入ってほしいと思っています。ますみさんは県大会終了後今日まで、予定どおり仕上がっているので、力を出し切ればそんなことも不可能ではありません。また、ますみさんはまだ1年生なので、この東北大会で自分の限界に挑戦して多くのことを学んでほしいと思います。
09年6月11日  高校大会が終わってから4日が過ぎました。その間、模試の追試や体調不良などで満足な水上練習はできませんでした。今週末に再度仕上げて東北大会に臨みます。
 激しい雨が止んだ後は風が強くなり、ザブザブの状態です。
 さくら湖の水位が最低ラインまで下がりました。毎年、夏になると台風や集中豪雨に備えて水位が下がります。スロープの長さが春先の2倍になりました。(スロープの両側に石が積んであり、色が白っぽくなっている部分が長くなりました)練習が終わってからこのスロープを艇をかついで上がります。