ドレミファ順列のBlues 

 1999.9.21に行われた数学部会の研究大会で、当時久慈農林高校教員だった小田原先生が面白いレポートを発表しました。

それは、異なる3つのものを一列に並べるという順列を、ドレミの音階でやってみたというもの。

つまり、辞書式に並べて、ドレミ、ドミレ、レドミ、レミド、ミドレ、ミレドと演奏して、聴覚に訴える。

生徒はそのメロディーを口ずさむようになるのだそうである。

 なんと彼は、この順列を演奏するために、わざわざ何十万もするファゴットを持ってきたのだった!

いやあよかったよかった。実は、この発表を聞いた(聴いた?)後、私の頭の中は、ずうっとこの音階が回っていました。

で、家に帰ってからピアノで1曲つくってみました。題して「ドレミの順列」。レットイットビーのコード進行を借りました。

  ところで、ドレミファの4音ではどうでしょう。24パターンが出てくるので、12小節1コーラスのブルースを、

 Key in Cで2コーラスできそうです。


       4note Bulues (Simomacci)

    ドレミファ ドレファミ ドミレファ ドミファレ

    ドファレミ ドファミレ レドミファ レドファミ

    レミドファ レミファド レファドミ レファミド

    ミドレファ ミドファレ ミレドファ ミレファド

    ミファドレ ミファレド ファドレミ ファドミレ

    ファレドミ ファレミド ファミドレ ファミレド


 この曲にコードをつけて聴いてみましょう。   4note ←ここをクリック

  最初の2コーラス(24小節)は単音です。次の2コーラスでブルースコードをつけて曲らしくします。次の2コーラスは、ジャジー

な雰囲気にするため、テンポもあげて、複雑な代理コードにしました。いかがでしょうか。

 なおこの演奏は加藤一郎さんの優れもののフリーソフトMuse ( http://village.infoweb.or.jp/~atomic/soft/sftware.htmで入手可能)

を使って作りました。加藤さんありがとうございました。

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