復活祭
復活祭の雑学
復活祭とは
イエス・キリストが十字架に付けられて処刑されたあと、
3日目に復活したことを祝う祭りです。
復活祭の日は毎年移動します。
春分の後の最初の満月の日から最初の日曜日です。
アメリカでは、復活祭の時期(前後の金曜日から月曜日)は休みになって祝います。
教会の日曜日の集会も聖餐会のみになります。
イースター
復活祭はイースターとも呼ばれています。
Easterの語源は「光と春の女神エオストレ (Eostre)」に由来します。
east(東)やyeast(イースト菌)とは無関係です。
復活祭に何をするのか
家族で食事: ラム肉やローストチキン、卵料理を食べます。
昔は復活祭前の40日間は肉料理を食べない風習がありました。
復活祭で肉料理が解禁になります。
イースターエッグ:ゆで卵に色を塗って遊びます。
エッグハント: 隠した卵を探すゲームです。
卵から新しい生命が生まれ出ることから、死と復活を象徴しています。
日本で復活祭が盛り上がらない理由
西洋の行事であるクリスマス、バレンタインデー、ハロウィンは盛り上がっているのに、
復活祭はまったく盛り上がりません。
考えられる理由の1つ目は、復活祭の日が毎年移動するので、
いつかを認識されにくいためだろうと思われます。
2つ目は、入社式、入学式、花見など、ほかの行事があるので、
復活祭を持ち出す必要がないからだろうと思われます。
もともと、日本では、4月8日がお釈迦様の誕生を祝う日なのに、
そのことが、あまり取り上げられてこなかったことからも、
この時期に他の行事が割り込む隙が無かったのでしょう。
過ぎ越しの祭との関係
過ぎ越しの祭は、春分の後の最初の満月の日から始まります。
最初の夜に過ぎ越しの食事を行います。
最後の晩餐と呼ばれている日の食事は、この過ぎ越しの食事でした。
キリストの贖いが過ぎ越しの祭の時であったのは、重要な象徴となっています。
「過ぎ越し」とは、出エジプト記12章に書かれている出来事です。
主がエジプトで奴隷になっているイスラエルの民を解放しようとしたとき、
イスラエルの民の家の入口に羊の血を塗るように命じました。
血を塗っていない家は、疫病が来て、その家の長男が死にました。
血を塗った家は、疫病が過ぎ越して、誰も死にませんでした。
エジプト人の全ての家に死者が出ましたが、イスラエルの民の家には全く死者が出ませんでした。
この機をとらえて、イスラエルの民はエジプトから脱出することができました。
このことを記念して、ユダヤ教では、同じ時期に、過ぎ越しの祭を行います。
羊の血と、長男が死ぬことは、キリストの贖いの犠牲を表しています。
キリストは天の父の霊の長男です。血を流して人類の罪を贖いました。
過ぎ越しの祭と復活祭と同じ時期なのは偶然でなく、過ぎ越しの祭が、
キリストの血によって、私達の霊の死が過ぎ越すことを予型していたのです。
過ぎ越しの祭は、春分の後の最初の満月の日に行われます。
復活祭はその後の最初の日曜日に行われます。
春分、満月はそれぞれ、復活を連想させます。
神がその日に過ぎ越しの祭を定め、キリストが復活しました。
聖週間と旧約聖書の予言
聖週間は、イエス・キリストがエルサレムに入城した日曜日から、
復活した次の日曜日までの期間のことです。
ここでは、その期間で起こった出来事と、
それを旧約聖書とモルモン書がどのように予言していたかを見ていきます。
日曜日
人々はしゅろ(ナツメヤシ)の枝を敷いてイエス様のエルサレム入城を歓迎した。
新約聖書
マタイ21:1−11
01)さて、彼らがエルサレムに近づき、オリブ山沿いのベテパゲに着いたとき、
イエスはふたりの弟子をつかわして言われた、
02)「向こうの村へ行きなさい。するとすぐ、ろばがつながれていて、
子ろばがそばにいるのを見るであろう。
それを解いてわたしのところに引いてきなさい。
03)もしだれかが、あなたがたに何か言ったなら、主がお入り用なのです、と言いなさい。
そう言えば、すぐ渡してくれるであろう」。
04)こうしたのは、預言者によって言われたことが、成就するためである。
05)すなわち、「シオンの娘に告げよ、見よ、あなたの王がおいでになる、
柔和なおかたで、ろばに乗って、くびきを負うろばの子に乗って」。
06)弟子たちは出て行って、イエスがお命じになったとおりにし、
07)ろばと子ろばとを引いてきた。そしてその上に自分たちの上着をかけると、
イエスはそれにお乗りになった。
08)群衆のうち多くの者は自分たちの上着を道に敷き、
また、ほかの者たちは木の枝を切ってきて道に敷いた。
09)そして群衆は、前に行く者も、あとに従う者も、共に叫びつづけた、
「ダビデの子に、ホサナ。主の御名によってきたる者に、祝福あれ。いと高き所に、ホサナ」。
10)イエスがエルサレムにはいって行かれたとき、町中がこぞって騒ぎ立ち、
「これは、いったい、どなただろう」と言った。
11)そこで群衆は、「この人はガリラヤのナザレから出た預言者イエスである」と言った。
旧約聖書
ゼカリヤ9:9
09)シオンの娘よ、大いに喜べ、エルサレムの娘よ、呼ばわれ。
見よ、あなたの王はあなたの所に来る。
彼は義なる者であって勝利を得、柔和であって、ろばに乗る。
すなわち、ろばの子である子馬に乗る。
月曜日
イエス様は実のならないいちじくをのろった。
イエス様は宮清めを行った。
火曜日
いちじくが枯れた
イエス様の数々の説教
イエス様を捕らえ、殺そうとの策略
水曜日
聖書に記載なし
木曜日
イエス様は十二使途と共に過ぎ越しの食事をした。そこで最初の聖餐式が行われた。
イエス様がゲツセマネの園で、全人類の罪贖いをした。
新約聖書
マタイ8:16−17;26:36−39
16)夕暮になると、人々は悪霊につかれた者を大ぜい、みもとに連れてきたので、
イエスはみ言葉をもって霊どもを追い出し、病人をことごとくおいやしになった。
17)これは、預言者イザヤによって「彼は、わたしたちのわずらいを身に受け、
わたしたちの病を負うた」と言われた言葉が成就するためである。
36)それから、イエスは彼らと一緒に、ゲツセマネという所へ行かれた。
そして弟子たちに言われた、「わたしが向こうへ行って祈っている間、ここにすわっていなさい」。
37)そしてペテロとゼベダイの子ふたりとを連れて行かれたが、悲しみを催しまた悩みはじめられた。
38)そのとき、彼らに言われた、「わたしは悲しみのあまり死ぬほどである。
ここに待っていて、わたしと一緒に目をさましていなさい」。
39)そして少し進んで行き、うつぶしになり、祈って言われた、
「わが父よ、もしできることでしたらどうか、この杯をわたしから過ぎ去らせてください。
しかし、わたしの思いのままにではなく、みこころのままになさって下さい」。
旧約聖書
イザヤ53:4
04)まことに彼はわれわれの病を負い、われわれの悲しみをになった。
しかるに、われわれは思った、彼は打たれ、神にたたかれ、苦しめられたのだと。
モルモン書
モーサヤ3:5−7,11
05)見よ、現在世を統治しておられ、永遠から永遠にわたってまします全能の主が、
力をもって天から人の子らの中に降って来て、土の幕屋に宿り、
人々の中に出て行って大きな奇跡を行われる時が来る。
しかもそれは遠い先のことではない。
この御方はそのときに、病人を癒し、死者を生き返らせ、足の不自由な者を歩けるようにし、
目の見えない者を見えるようにし、耳の聞こえない者を聞こえるようにし、すべての病気を癒される。
06)またこの御方は、悪霊、すなわち人の子らの心の中にとどまる悪い霊どもを追い出される。
07)見よ、この御方は数々の試練に耐え、肉体の苦痛や飢え、渇き、疲労に耐えられるが、
それは、人にとっては死ぬ以外に耐えようのないものである。
見よ、御自分の民の悪事と忌まわしい行いのためにこの御方が受けられる苦しみは非常に激しく、
あらゆる毛穴から血が流れ出るほどだからである。
11)そして見よ、この御方の血は、アダムの背きのために堕落した者たちの中で、
自分たちに関する神の御心を知らずに死んだ者たち、あるいは気づかないで罪を犯した者たちの罪も贖う。
モルモン書
アルマ7:11−13
11)そして神の御子は、あらゆる苦痛と苦難と試練を受けられる。
これは、神の御子は御自分の民の苦痛と病を身に受けられるという御言葉が成就するためである。
12)また神の御子は、御自分の民を束縛している死の縄目を解くために、御自身に死を受けられる。
また神の御子は、肉において御自分の心が憐れみで満たされるように、
また御自分の民を彼らの弱さに応じてどのように救うかを肉において知ることができるように、
彼らの弱さを御自分に受けられる。
13)さて、御霊はすべてのことを御存じである。
にもかかわらず、神の御子は御自分の民の罪を負い、
御自分の解放の力によって彼らの背きを取り消すために、
肉において苦しみを受けられる。
さて見よ、これがわたしの内にある証である。
イエス様がユダに裏切られる。
新約聖書
マタイ26:14−16;27:3−8
14)時に、十二弟子のひとりイスカリオテのユダという者が、祭司長たちのところに行って
15)言った、「彼をあなたがたに引き渡せば、いくらくださいますか」。
すると、彼らは銀貨三十枚を彼に支払った。
16)その時から、ユダはイエスを引きわたそうと、機会をねらっていた。
03)そのとき、イエスを裏切ったユダは、イエスが罪に定められたのを見て後悔し、
銀貨三十枚を祭司長、長老たちに返して
04)言った、「わたしは罪のない人の血を売るようなことをして、罪を犯しました」。
しかし彼らは言った、「それは、われわれの知ったことか。自分で始末するがよい」。
05)そこで、彼は銀貨を聖所に投げ込んで出て行き、首をつって死んだ。
06)祭司長たちは、その銀貨を拾いあげて言った、
「これは血の代価だから、宮の金庫に入れるのはよくのない」。
07)そこで彼らは協議の上、外国人の墓地にするために、その金で陶器師の畑を買った。
08)そのために、この畑は今日まで血の畑と呼ばれている。
旧約聖書
ゼカリヤ11:12−13
12)わたしは彼らに向かって、「あなたがたがもし、よいと思うならば、わたしに賃銀を払いなさい。
もし、いけなければやめなさい」と言ったので、彼らはわたしの賃銀として、銀三十シケルを量った。
13)主はわたしに言われた、「彼らによって、わたしが値積られたその尊い価を、宮のさいせん箱に投げ入れよ」。
わたしは銀三十シケルを取って、これを主の宮のさいせん箱に投げ入れた。
イエス様が捕らえられて、尋問を受けた。
新約聖書
マルコ14:60−61
60)そこで大祭司が立ちあがって、まん中に進み、イエスに聞きただして言った、
「何も答えないのか。これらの人々があなたに対して不利な証言を申し立てているが、どうなのか」。
61)しかし、イエスは黙っていて、何もお答えにならなかった。
大祭司は再び聞きただして言った、「あなたは、ほむべき者の子、キリストであるか」。
旧約聖書
イザヤ53:7
07)彼はしえたげられ、苦しめられたけれども、口を開かなかった。
ほふり場にひかれて行く小羊のように、また毛を切る者の前に黙っている羊のように、
口を開かなかった。
金曜日
イエス様が十字架で処刑され、墓に葬られた。
新約聖書
ヨハネ19:17−18;20:25−27
17)イエスはみずから十字架を背負って、されこうべ(ヘブル語ではゴルゴダ)という場所に出て行かれた。
18)彼らはそこで、イエスを十字架につけた。
イエスをまん中にして、ほかのふたりの者を両側に、イエスと一緒に十字架につけた。
25)ほかの弟子たちが、彼に「わたしたちは主にお目にかかった」と言うと、トマスは彼らに言った、
「わたしは、その手に釘あとを見、わたしの指をその釘あとにさし入れ、
また、わたしの手をそのわきにさし入れてみなければ、決して信じない」。
26)八日ののち、イエスの弟子たちはまた家の内におり、トマスも一緒にいた。
戸はみな閉ざされていたが、イエスがはいってこられ、中に立って「安かれ」と言われた。
27)それからトマスに言われた、「あなたの指をここにつけて、わたしの手を見なさい。
手をのばしてわたしのわきにさし入れてみなさい。
信じない者にならないで、信じる者になりなさい」。
旧約聖書
詩篇22:16
16)まことに、犬はわたしをめぐり、悪を行う者の群れがわたしを囲んで、わたしの手と足を刺し貫いた。
モルモン書
1ニーファイ11:31−33
31)天使がまたわたしに、「見なさい」と言うので眺めると、神の小羊が人の子らの中に出て行かれるのが見えた。
また病気の人々や、様々な患いに苦しんでいる人々、悪霊や汚れた霊につかれて苦しんでいる人々の群れが見えた。
天使はこれらのことをすべてわたしに語り、また見せてくれたが、
これらの人々は神の小羊の力によって癒され、また悪霊や汚れた霊は追い出された。
32)さて、天使がもう一度「見なさい」と言うので眺めると、神の小羊が人々に捕らえられるのが見えた。
まことに、永遠の神の御子は世に裁かれた。わたしはこれを見たので、その証をする。
33)わたしニーファイは、神の小羊が世の罪のために十字架につけられて殺されたのを見た。
モルモン書
モーサヤ3:9
09)見よ、この御方は、御自分の民のところに来られ、
人の子らがその御名を信じる信仰を持ちさえすれば、救いが与えられるようにされる。
ところが、このようなことがあるにもかかわらず、彼らはこの御方をただの人と思い、
また悪魔につかれていると言い、この御方を鞭打ち、十字架につける。
新約聖書
マタイ27:35
35)彼らはイエスを十字架につけてから、くじを引いて、その着物を分け、
旧約聖書
詩篇22:18
18)彼らは互にわたしの衣服を分け、わたしの着物をくじ引にする。
新約聖書
マタイ27:34,48
34)彼らはにがみをまぜたぶどう酒を飲ませようとしたが、
イエスはそれをなめただけで、飲もうとされなかった。
48)するとすぐ、彼らのうちのひとりが走り寄って、海綿を取り、
それに酢いぶどう酒を含ませて葦の棒につけ、イエスに飲ませようとした。
旧約聖書
詩篇69:21
21)彼らはわたしの食物に毒を入れ、わたしのかわいた時に酢を飲ませました。
新約聖書
マタイ21:42
42)イエスは彼らに言われた、
「あなたがたは、聖書でまだ読んだことがないのか、
『家造りらの捨てた石が隅のかしら石になった。
これは主がなされたことで、わたしたちの目には不思議に見える』。
旧約聖書
詩篇118:22
22)家造りらの捨てた石は隅のかしら石となった。
新約聖書
マタイ27:57−60
57)夕方になってから、アリマタヤの金持で、ヨセフという名の人がきた。
彼もまたイエスの弟子であった。
58)この人がピラトの所へ行って、イエスのからだの引取りかたを願った。
そこで、ピラトはそれを渡すように命じた。
59)ヨセフは死体を受け取って、きれいな亜麻布に包み、
60)岩を掘って造った彼の新しい墓に納め、そして墓の入口に大きい石をころがしておいて、帰った。
マルコ15:27−28
27)また、イエスと共にふたりの強盗を、ひとりを右に、ひとりを左に、十字架につけた。
28)〔こうして「彼は罪人たちのひとりに数えられた」と書いてある言葉が成就したのである。〕
旧約聖書
イザヤ53:9,12
09)彼は暴虐を行わず、その口には偽りがなかったけれども、
その墓は悪しき者と共に設けられ、その塚は悪をなす者と共にあった。
12)それゆえ、わたしは彼に大いなる者と共に物を分かち取らせる。
彼は強い者と共に獲物を分かち取る。これは彼が死にいたるまで、自分の魂をそそぎだし、
とがある者と共に数えられたからである。
しかも彼は多くの人の罪を負い、とがある者のためにとりなしをした。
土曜日
イエス様が霊界で教会を組織した。
日曜日
イエス様が復活した。
新約聖書
マルコ16:1−6
01)さて、安息日が終ったので、マグダラのマリヤとヤコブの母マリヤとサロメとが、
行ってイエスに塗るために、香料を買い求めた。
02)そして週の初めの日に、早朝、日の出のころ墓に行った。
03)そして、彼らは「だれが、わたしたちのために、墓の入口から石をころがしてくれるのでしょうか」
と話し合っていた。
04)ところが、目をあげて見ると、石はすでにころがしてあった。この石は非常に大きかった。
05)墓の中にはいると、右手に真白な長い衣を着た若者がすわっているのを見て、非常に驚いた。
06)するとこの若者は言った、
「驚くことはない。あなたがたは十字架につけられたナザレ人イエスを捜しているのであろうが、
イエスはよみがえって、ここにはおられない。
ごらんなさい、ここがお納めした場所である。
ルカ24:6
06)そのかたは、ここにはおられない。
よみがえられたのだ。
まだガリラヤにおられたとき、あなたがたにお話しになったことを思い出しなさい。
旧約聖書
イザヤ25:8
08)主はとこしえに死を滅ぼし、主なる神はすべての顔から涙をぬぐい、
その民のはずかしめを全地の上から除かれる。
これは主の語られたことである。
モルモン書
2ニーファイ25:13
13)見よ、彼らは独り子を十字架につける。
しかし、独り子は3日間墓に横たえられた後、
御自分の翼にある癒しによって死者の中からよみがえられる。
そして、独り子の名を信じる者は皆、神の王国に救われる。
わたしは、この独り子について預言することに喜びを感じる。
それは、わたしはすでにこの独り子の生涯を見たからである。
したがって、わたしの心は独り子の聖なる名を賛美する。
モルモン書
モーサヤ3:10
10)しかしこの御方は、3日目に死者の中からよみがえられる。
そして見よ、この御方は世を裁く立場に立たれる。
また見よ、これらのことはすべて、人の子らに義にかなった裁きが下されるために行われるのである。
新約聖書
マタイ27:52−53
52)また墓が開け、眠っている多くの聖徒たちの死体が生き返った。
53)そしてイエスの復活ののち、墓から出てきて、聖なる都にはいり、多くの人に現れた。
旧約聖書
ダニエル12:2
02)また地のちりの中に眠っている者のうち、多くの者は目をさますでしょう。
そのうち永遠の生命にいたる者もあり、また恥と、限りなき恥辱をうける者もあるでしょう。
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