シンガポール日本語教会 松本章宏牧師のYouTube動画より
春の祭り
*キリストの初臨のときの御業を示す。
過越の祭り => YouTube動画
祭りの時期:春分の日の後の満月の日
すること:羊を屠殺し、その血を家の門柱と鴨居に塗る。
その肉を焼き、酵母の入っていないパンと苦菜を添えて食べる。
過去の出来事:出エジプトのときの過ぎ越し
最初に生まれた子羊の血を門柱と鴨居に塗る。
そうした家には、殺戮の天使は過ぎ越したが、
そうしなかった家では、長男がすべて殺された。
将来の出来事:キリストの十字架
過越の祭りの日にキリストは十字架に付けられた。
キリストは肉体的にマリアの長男であり、霊的に天父の長男である。
キリストが血を流すことにより、人類は霊的な死を避けることができる。
種なしパンの祭り => YouTube動画
祭りの時期:過越の祭りの翌日から7日間
すること:パン種(酵母)の入っていないパンを食べる。
過去の出来事:エジプトから急いで出発したので、パンを発酵させる時間が
なかった。そのため、しばらく酵母の入っていないパンを食べた。
将来の出来事:キリストの贖罪による罪の清め
パン種は悪いものを象徴している。
初穂の祭り => YouTube動画
祭りの時期:過越の祭りの後の日曜日
すること:大麦を収穫したら、最初の穂束を神にささげる。
過去の出来事:カナンの地に戻った後の最初の収穫
将来の出来事:キリストの復活
キリストは日曜日に復活した。
キリストは人類で最初に復活した。(復活の初穂)
五旬節の祭り => YouTube動画
祭りの時期:初穂の祭りから50日後の日曜日
すること:小麦で作った2つのパンを初物として神にささげる。
動物の犠牲を祭壇に捧げて焼き尽くす。
過去の出来事:シナイ山に到着し、モーセの律法が与えられた。
将来の出来事:聖霊の降臨
キリストの復活から50日後に聖霊が降臨した。
モーセの律法は石板に刻まれたが、
聖霊はキリストの律法を人の心に刻み込む。
動物の犠牲を焼き尽くすことは、聖霊が火で清めることを象徴している。
(火と聖霊のバプテスマ)
秋の祭り
*キリストの再臨のときの御業を示す。
ラッパの祭り => YouTube動画
祭りの時期:秋分の日あたりの新月の日
すること:角笛を吹き鳴らす。
将来の出来事:携挙
ラッパの音とともにキリストが下ってきて、
クリスチャンが引き上げられ、空中でキリストに会う。
大贖罪の日 => YouTube動画
祭りの時期:ラッパの祭りから10日目
すること:自らを罪を悔い改め、断食する。食物を主にささげる。
神殿の中の至聖所に大祭司が入って、1匹の雄ヤギを捧げる。
もう1匹の雄ヤギに民の罪を背負わせ、荒野に放つ。
将来の出来事:大患難時代
イスラエルが反キリストの7年間の平和条約を結ぶことから始まる。
イスラエルの不信仰に対する神の裁きが行われる。
仮庵の祭り => YouTube動画
祭りの時期:ラッパの祭りから15日目から7日間
すること:7日間、仮庵に住む。
過去の出来事:出エジプト後に、40年間、荒野にいた間、仮庵に住んでいた。
将来の出来事:メシア的王国(福千年)
ゼカリヤ書14:16で最後の大戦争後に、生き残った者が仮庵の祭りを行う
と予言されている。
=> まとめのYouTube動画
*末日聖徒イエス・キリスト教会の教会員に影響する事項
再臨の前の出来事については、一般のキリスト教会の説明と、
末日聖徒イエス・キリスト教会とで相違点がある。
一般のキリスト教会では、まず、携挙があり、キリスト教徒が天に取り上げられ、
この地上には、キリスト教徒がいなくなり、その後、7年間の艱難期間があり、
その後、キリストの再臨があると説明されている。
末日聖徒にしか知らされていない出来事がある。以下に列挙する。
・新エルサレムがアメリカ合衆国のミズーリ州に建設される。
・世界各地にシオンができ、艱難期間の避け所となる。
・ミズーリ州のアダム・オンダイ・アーマンへの主が訪れ、
各神権時代の代表者が集い、主に神権の鍵を返す。
・行方知れずの10部族が北方の地より帰ってくる。
・天に取り上げられていたエノクの町が戻ってくる。
携挙で艱難時代前に聖徒が取り上げられると、
艱難時代に上に挙げた御業を行うものがいなくなる。
実際は、艱難時代の終わりに地が火で焼き尽くされる直前に
携挙が行わるだろう。(教義と聖約88:94-98)
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