ノストラダムスの「詩百篇集」から気になる予言をピックアップした。
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末日聖徒イエス・キリスト教会と関連がありそうなもの
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第10巻 第72篇
千九百九十九年、七か月、
空から恐怖の大王が来るだろう。
アングーモワの大王を蘇らせ、
マルスの前後に幸運によって支配するために。
考察
西暦1999年は第6の千年紀の終わり。
第7の千年紀である福千年になると、主が再臨される。
ノストラダムスは主の再臨を1999年だと予測した。
実際の主の再臨の時期は少し後になる。
恐怖の大王はキリストのことであろう。
アングーモワは、フランス南部の町である。
アングーモワの大王は、ここ出身の王のことだろう。
福千年には義人たちが復活するので、その王も含まれるのだろう。
マルスとは軍神のこと。主の再臨前の大戦争を示している。
第1巻 第48篇
月の支配の二十年が過ぎた。
七千年をこえて、その君主政を保つだろう。
太陽が残された日々を受け取るであろう時に、
私の予言は成就し、終わる。
考察
第7の千年紀である福千年は月の栄えの状態である。
福千年が終わると、地球は日の栄えの状態になる。
主は引き続き、この地球を治める。
このとき予言の対象期間は終了する。
第2巻 第92篇
黄金に輝く天界からの光の柱が地に降りる。
驚くべきことが高貴な者をとらえるが、
それを信じた人々は弾圧され、幼児は殺されてしまう。
誇り高き人々は逃れるだろう。
考察
これは、キリストの誕生と、ジョセフ・スミスの最初の示現の2重に読み取れる。
・キリストの誕生
新しい星が出現し、その光がキリストの誕生を知らせた。
ユダヤの王はベツレヘムの2歳以下の子供たちを殺してしまう。
キリストはエジプトに避難していて助かった。
キリストを信じた者たちは迫害された。
・ジョセフ・スミスの最初の示現
ジョセフ・スミスが森に入り祈っていると、
光の柱の中に天父とキリストが現れた。
回復された教会の信者は迫害され、幼児でさえも殺された。
彼らはユタまで逃れた。
第2巻 第36篇
偉大な預言者の文書は横取りされ、
暴徒側の手に渡ることになる。
神の王国を欺くことになり、
その人物の企ては無理強いしたことで、彼は窮地に陥る。
考察
モルモン書を翻訳した原稿が、何者かによって盗まれた。
盗んだ犯人は原稿を書き換え、再翻訳された原稿との相違点を示し、
預言者の翻訳能力がないことを指摘して陥れようとした。
神様は、盗まれた部分(リーハイ書)の再翻訳を禁じ、
別の部分(ニーファイ書)の翻訳を命じ、この危機を脱した。
第3巻 第2篇
神の言葉が実際に与えられるだろう。
天と地にある秘密、真理は現実となり、
肉体、心、霊性を鼓舞し、
神の足もとにひざまずき、天の椅子に集う。
考察
現在も預言者が召され、神様の御言葉が与えられ続けている。
預言者は私たちが神様のもとへ帰ることができるように導く。
第10巻 第74篇
七番目の大きな数が巡り終わると、
ヘカトンベの競技の時期に生じるだろう、
千年紀の大きな年代から遠からずして、
被葬者たちが墓から出てくるだろうことが。
考察
第7の千年紀である福千年になると、義人たちが復活する。
ヘカトンベは、古代ギリシャの雄牛100頭の生贄の儀式。
ヘカトンベの競技とは、その時に行われる古代オリンピックのこと。
その時期に、主の再臨と、それに伴う死者の復活がある。近い時期は、
2021年の東京大会、2024年のパリ大会、2028年のロサンゼルス大会。
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日本に関連がありそうなもの
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第3巻 第13篇
弓型の中で金銀も溶けるような光がきらめく。
囚われ人は一方が他を食らうだろう。
その最大の都市はまったく荒廃し、
艦隊も沈むので泳がねばならない。
考察
弓型は日本列島の形。広島、長崎に落ちた原爆。
東京などの都市の荒廃、艦隊の沈没など日本の敗戦。
第5巻 第32篇
おお東は全てよい、太陽と月は全てよい。
その豊かな東に自ら崩壊接近する。
成功したお前を天がくたくたにすることが続出。
なんとあの岩のような悪い状態に。
考察
日本の経済成長とバブル経済崩壊後の状態。
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その他
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第9巻 第65篇
月の片隅に到達するだろう。
そこで持ち上げられ、置かれるだろう。
異なった地面の上に、その結果はまちまち、
大きな非難と大きな賞賛。
考察
アポロによる人類の月到達。
偉業を達成したことへの賞賛と、
莫大な税金を使うことへの非難があった。
第9巻 第44篇
逃げよ、逃げよ、すべてのジュネーブから逃げ出せ。
黄金のサチュルヌは鉄に変わるだろう。
巨大な光の反対のものが全てを絶滅する。
その前に大いなる空は前兆を示すだろう。
考察
大災難が大都市を襲うので、逃げ出せとの予言。
ジュネーブは大都市のシンボル。
核兵器による破壊を表している。
第2巻 第43篇
髪をなびかせた星が現れた時、
三人の巨大な王子が互いに敵対する。
平和は空から打たれ、大地は揺らぎ、
ポー、タンブル、アンダン、蛇どもは国境に置かれる。
考察
髪をなびかせた星は1986年のハレー彗星だと言われた。
ただ、3国間での紛争は起きなかった。
チェルノブイリ原子力発電所の事故があった。
第1巻 第17篇
40年間その虹は一度も現れず、
別の地域では40年間、毎日見られるだろう。
不毛の地球は熱にあえぎ、ひび割れ、
その果て、巨大な洪水がおそいかかるだろう。
考察
気候変動についての予言。
長年、雨が降り続ける地域があれば、雨が降らない地域も出てくる。
第1巻 第63篇
大戦争が過ぎ去った後、世界は小さくなる。
陸地には人間があふれる。
人々は空や大陸や海を越えて旅をする。
その間にいくつかの新しい戦争が引き続き起こる。
考察
世界大戦後、空、大陸の交通機関により世界が小さくなる。
第2巻 第48篇
巨大な軍隊は山を越えて引き上げるだろう。
鮭の頭にも毒が隠されるようになる。
だが、彼らの追うものは、
極地で輪の中にくくられるだろう。
考察
巨大な軍隊。海の環境汚染により魚に毒が入る。
第2巻 第46篇
人類は莫大な消費の後、さらに莫大な消費に向かう。
そして、巨大なモーターが時代を一変する。
雨、血、ミルク、飢饉、兵器、疫病。
空には長い炎を吹き出すものが飛び回るようになる。
考察
大量消費社会。電気による社会。ミサイル、ロケット。
第10巻 第71篇
大地と大気は冷えていく。
大きな氷も一緒に。
恐れの木曜日が訪れるとき、
そして、もう、晴れることは無くなる。
考察
氷河期の到来。
第1巻 第22篇
生きてはいるが、
若者たちはその意味をつかめない。
薬をあおり、
男女ともに滅びてゆくだろう。
考察
若者が人生に意味を見出せなくなり、薬物にふける。
第10巻 第98篇
美しい乙女の輝き、
それはもう輝くことはない。
すべての者は毛と皮が剥け、争い、
怪物が地球を覆うことになる。
考察
若者たちの希望が失われる。
爆弾によるやけどで、人々の皮膚がただれた状態。
第1巻 第69篇
戦争、平和、食料不足、水害の後で、
大きな道路が崩れ、
その大きな地方は崩れていく。
考察
戦争、食料不足、水害、大地震。
第2巻 第75篇
小麦の値段が跳ね上がる。
人間が人間を食う時代が訪れるだろう。
考察
飢饉のため小麦の値段が上がる。飢餓により人が人を食う。
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