聖餐式でパンを裂くのはなぜ

聖餐式でパンを裂くときは、パンを強く握って裂くので、パンが押しつぶされる。
ある姉妹から、それがきたない、事前に綺麗にカットしていればよのに、
と言われたことがあった。

聖餐のパンは儀式の最中に裂くことになっている。形のつぶれたパンは、
傷つけられたキリストの体を象徴しているからである。握りつぶされた
パンは、私たちに、そのことを思い出させる。

聖餐式で、祭司たちがパンを裂くのを見るとき、ゲツセマネの園からゴルゴタの丘
までの間に、キリストが受けられた数々の苦難を考えるとよいだろう。

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