以前、信仰を育てることについて、植物を育てることに例えて、以下の話を書いた。
・私の証
・信仰を育てる
今回、それを少し変えて書こうと思う。
種から植物を育てるには、水、空気、光、土(肥料)の4つが必要である。
中でも、発芽するのに必要なものは、水、空気である。
芽が出てから、さらに加えて、光、土(肥料)が必要になる。
古代ギリシャ哲学では、4大元素として、水、空気、火、土をあげていた。
この中の火を光に置き換えると、これらは植物が育つための要素になる。
空気と光は葉から、水と肥料は根から吸収する。
これを信仰を育てることに当てはめるときに、
葉から吸収するものは他から受けるもの、
根から吸収するものは自分の努力で得るものにしよう。
まず、種を植えてから芽を出すのに必要な水と空気について
・水に相当するのが「聖文の研究」である。
聖書、モルモン書、教義と聖約、高価な真珠の4大聖典、
現代の預言者の言葉を学ぶ。
・空気に相当するのが「教会に行くこと」である。
教会に行って、サポートを受ける。
「種を植える」ことは、信じようとする望みを持つこと、
「芽を出す」ことは、良い気持ちを感じ、自分がしている事が良い事である
ことを確信することに例えられる。しかし、完全に知るレベルではない。
さらに、成長して実を付けるのに必要な土(肥料)と光について
・土(肥料)に相当するのが「行なうこと」である。
神と人を愛する、改心(悔い改める、生活を改善する)、奉仕をする。
・光に相当するのが「聖霊」である。
聖霊の導きは祈り、断食、清さを保つことによって得られる。
聖霊を通じて神様の愛を感じる。聖霊から慰め、導き、教えを受ける。
「実を付ける」ことは、証を得て、永遠の命を得ることに例えられる。
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