聖書は大きく変わってきている
聖書は原本が残っておらず、書き写しや翻訳の過程で、
多くの誤りが入っているという。
日本語と英語の聖書を比べてみても、相違点が見られる。
英語と日本語の聖書の差
日本語は日本聖書協会の口語訳聖書から、
英語は欽定訳(King James Version)から和訳。
マタイ28:19
口語訳「すべての国民を弟子として」
欽定訳「すべての国民に教え」
ルカ4:4
口語訳:欠落
欽定訳「神の一つ一つの言葉によって」
使徒9:5
口語訳:欠落
欽定訳「とげのあるむちをければ,傷を負うだけである」
モルモン書の必要性
モルモン書の役割は大きく分けて2つある。
一つは聖書に入ってしまった誤りを正し、
聖書から抜き取られた事項を回復するため。
アダムによって起こった堕落についても、
その必要性を説く教義がモルモン書によって回復されている。
もう一つは、現代の人々のために必要なことを伝えるため。
聖書は古代に書かれて、その時代の人々に向けて書かれているが、
モルモン書は最初から、この時代の人々をターゲットに書かれている。
イザヤ書からの引用も、この末日の時代以降に成就するものが、
選び収録されている。
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