手足に釘を打ち付ける

イエス様が十字架に付けられたとき、手足に釘を打ち付けられた。
しかし、新約聖書の福音書で十字架に付けられたときの記述を読むと、
どこにも「釘」という言葉が出てきていない。

ヨハネ20:25で「釘」という言葉が出てくる。
  トマスは彼らに言った、「わたしは、その手に釘あとを見、
  わたしの指をその釘あとにさし入れ、また、わたしの手を
  そのわきにさし入れてみなければ、決して信じない」

このことから、「手」に釘を打ち付けられたことが分かる。
だが、「足」については書かれていない。

3ニーファイ11:14で「足」についても書かれている。
  立ってわたしのもとに来て、あなたがたの手をわたしのわきに差し入れ、
  またわたしの両手と両足の釘の跡に触れて、わたしがイスラエルの神であり、
  全地の神であること、そして世の罪のために殺されたことを知りなさい。

これによって、手足に釘を打ち付けられたことが分かる。

手については、手のひらだけでなく、手首にも釘が打ち付けられたようだ。
手のひらだけだと、体の重みに手のひらが耐えられなくて裂けてしまうからだ。





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