心、精神、思い

「心をつくし、精神をつくし、思いをつくし、力をつくして、主なるあなたの神を愛せよ。
自分を愛するように、あなたの隣り人を愛せよ。」(マルコ12章30−31節)

「心」「精神」「思い」と似た言葉が続いている。
これは、単に強調するためのレトリックなのか、
それとも、それぞれに別々の意味があるのか。
心、精神、思いの違いは何か。
これは、知・情・意を指しているのではないか。

https://www.motivation-up.com/whats/chijoui.html
知・情・意について上のサイトでは次のように説明している。

人間には「知情意(ちじょうい)」という3つの働きがあり、
私たちはそのバランスによって動いているといいます。
「知情意」とは、「知性」と「感情」と「意志」の3つのこと。
「知性」とは、知識や思考といったものを活用すること。頭を使うということです。
「感情」とは、喜びや悲しみや怒りなどのこと。心で感じるということです。
「意志」とは、意欲や精神力のこと。決断するということです。

「心」は、英語聖書では、heart。「感情」に当たる。
「精神」は、英語聖書では、soul。共同訳聖書では、「魂」。「意志」に当たる。
「思い」は、英語聖書では、mind。「知性」に当たる。

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