シェリー・マンの証 |
シェリー・マンは5歳の時、小児麻痺にかかった。両親は毎日、彼女をプール に連れて行き、水の力で何とか腕を動かす訓練をさせた。そして、ようやく水 のないところでも自力で腕を上げることができた時には、大声をあげ泣いて喜 んだ。次の目標は、プールの横幅を泳ぎきることである。次いで縦幅、その後 何回もと、繰り返し訓練が続けられた。来る日も来る日も泳ぎ続け、忍耐の連 続であった。そしてついに、水泳の中でも最も難しい種目と言われるバタフラ イで金メダルに輝いたのである。 (「福音の原則」より引用) |