陸軍の虎の子とも言えた第30戦闘飛行集団の総力を結集した本機動部隊攻撃作戦には大本営の期待が大きく、攻撃叶っていれば大々的に発表しようとの目論見でこの写真も撮影されたのだが、この日は会敵できず(但し、62戦隊の4式重爆2機が未帰還になっている)、作戦は不成功に終わったために写真も日の目を見ることはなかった。 本機には本来、機首から尾部に至る白帯が描かれていたようだが、迷彩徹底のために塗りつぶされている。本機は、こののち戦隊長の予備機になったと思われる。 |
上写真の落下タンクを拡大。竹に和紙を貼ってあるため、凸凹が目立つ。垂れ下がっているのはアース線。 撮影用の演出として必勝の「勝」や「祈 武運長久」「祈 勝テ」「中山軍曹、太田上等兵、平原一等兵、鈴木一等兵」の文字が書かれている。 当日の戦隊長機(4424号)にも、タンクに「必」「勝」と書かれているが、他の文字は判読できない。 | ![]() |