なんであんなに弱っちそうにしているのだ、 あいつら! あんなにひどいことばかり言いやがった あいつらが・・。
年をとったからって、 それはそれは弱っちそうに歩くじゃあないか。 やけに人のことを頼るじゃあないか。
物わかり良さげにしゃべるじゃないか、 「なんでもお前の思うようにしていいよ」なんて 今さら、言うじゃないか!
なんだ、あいつら! あんなにひどい仕打ちばかりした あいつらが・・。
朝五時に ふと目覚めて気がついて、 私は笑ってしまった。