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行田馬車鉄道を歩く 15

吹上再訪


(写真の奥の方から続いた線路は、ここで左折していた)
 直進してきた馬車鉄道は、馬車鉄道の本社がある下町へ左折し、終点に至っていた。
 当時は、道路そのものがここで左折→馬車鉄道会社前を通って間もなく右折と、鍵の手に続く街道で、現在の国道125号線のように直進する道はなかったらしい。そのため、私もこの辺りで少し迷ってしまった。
 こういう時のポイントは、位置が変わる事の少ない神社仏閣だ。ここでは大長寺というお寺が目印になる。現在の国道上に赤門を構えていたという大長寺を右手に見たら、「こんな目立たない所で曲がっていいのかな?」と一瞬考えつつも左折。それが馬車鉄道の最終コーナーだ。


(行田市中心部の道路沿いには、銅製の童人形が
39体設置されている)

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